祓魔師の死に戻り

舵一迅

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7話「扉の先」

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扉に手をかけて開ける瞬間セーブしますか?と出た。勇矢は迷うことなく、はいを押した。
そして扉を開けるとそこには4匹の悪魔がいた。死んだあの時と1匹増えていた。増えていた悪魔は赤と黒で目がなく手足があり触手のようなものが首にあった。勇矢と霧谷は召喚した。
「重量王、不死鳥、神雷ローリースト」
「赤青の九尾ローリースト」
召喚した使い魔達は、触手を生やした悪魔が触手で吹き飛ばしたが重竜王は重力を使い吹き飛ばされずに済んだ。重竜王は、普通の黒い球体を潰して倒した。だが他の3匹はバリアが間に合って防がれてしまった。重竜王は触手の悪魔に複数の触手で串刺しにされやられてしまった。そして、勇矢達も同様に触手で串刺しにされた。
勇矢は、金髪の女の人がいる部屋にいた。金髪の女の人は喋り始めた。
「あなたは新しい使い魔を手に入れています。そしてその悪魔はあなたのある思いに応えてくれるでしょう。そして零あの子のことを少しお話ししましょう。零は一般的な家庭で生まれました。零はとても可愛がられて育ちました。でもある日零以外の家族全員が悪魔によって殺害された。その時悪魔に呪いをかけられたそれは女王の呪い。今回はここまで。また会える日を楽しみにしておきます。ではまた今度」
勇矢は目が覚めた時は扉に手をかけた時だった。勇矢は扉を開けた。そこには前と同じ4匹の黒い悪魔達そして勇矢と霧谷は先程と同じように召喚した。
「重竜王、不死鳥、神雷ローリースト」
「赤青の九尾ローリースト」
そして同じく立ち向かうが同じく惨敗。
そして全員が串刺しにされた時勇矢は思った。守りたい。零達を助けたい。勇矢は言った。今にも消えそうな声で。
「しゅ…ご…りゅう…ろー…りー…すと」
勇矢達に刺さっている触手を噛みちぎり現れたのは金色の龍だった。金色の龍は眩しい光を放った。その瞬間勇矢達傷は消えていた。そして金色の龍は黒色の悪魔を噛み殺していく。残るは触手の悪魔だけになった。金色の龍は触手の悪魔の触手を噛み千切っていく。だが触手の悪魔はすぐに触手が再生する。そして金色の龍は上に高く上がった。その瞬間高速で下降して触手の悪魔に攻撃した。触手の悪魔はバリアを張っていたが金色の龍には効かなかった。そして触手の悪魔を倒した。勇矢は零の近くに駆け寄った。
そして言った。
「もう大丈夫だ。安心してくれ」
と。霧谷はその光景を暖かく見守っていた。
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