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第18章
第3話
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と、R38は動いた。
ストラップをくわえると、パッと窓から外へ飛びあがる。
俺は階段を駆け下りると、門の横にいつも放置されている自転車にまたがった。
「竹内起きろ! 飯塚さんを追いかけるぞ!」
「どういうこと? まさか見つけたのか?」
「違う。いいから来い!」
「なら嫌だ。俺はいま非常に忙しい」
片手で端末を操作しながら、空を見上げカラスを追う。
よそ見運転はすぐにコンクリート壁に激突した。
「くそっ」
地図アプリを立ち上げる。
カラスのくわえたストラップの位置が、マップ上に示された。
俺はペダルにぐっと体重をかける。
カラスの移動速度は56.8km/h。
自転車で追いかけるには無理がある。
しかも相手は地上の障害物を全て無視して移動していた。
「危ねーぞ、気をつけろ!」
歩行者とぶつかりそうになって、怒鳴られる。
どこ見て走ってんだとか言われても、アプリを見ながらとしか答えようがない。
交差点で車にひかれそうになって、俺はようやく諦めた。
アプリの鳥はどこまでも自由に飛んでいく。
竹内からの応答もない。
くそっ、次は空飛ぶ自転車の開発予算でも申請するか?
いや、幹部専用のロケットスーツがあったな。
早めに使用許可を取っておくべきか?
そんなことを考えながらも、渋々コンビニへ向かう。
竹内は再起動された天命のセットアップに夢中だった。
ストラップをくわえると、パッと窓から外へ飛びあがる。
俺は階段を駆け下りると、門の横にいつも放置されている自転車にまたがった。
「竹内起きろ! 飯塚さんを追いかけるぞ!」
「どういうこと? まさか見つけたのか?」
「違う。いいから来い!」
「なら嫌だ。俺はいま非常に忙しい」
片手で端末を操作しながら、空を見上げカラスを追う。
よそ見運転はすぐにコンクリート壁に激突した。
「くそっ」
地図アプリを立ち上げる。
カラスのくわえたストラップの位置が、マップ上に示された。
俺はペダルにぐっと体重をかける。
カラスの移動速度は56.8km/h。
自転車で追いかけるには無理がある。
しかも相手は地上の障害物を全て無視して移動していた。
「危ねーぞ、気をつけろ!」
歩行者とぶつかりそうになって、怒鳴られる。
どこ見て走ってんだとか言われても、アプリを見ながらとしか答えようがない。
交差点で車にひかれそうになって、俺はようやく諦めた。
アプリの鳥はどこまでも自由に飛んでいく。
竹内からの応答もない。
くそっ、次は空飛ぶ自転車の開発予算でも申請するか?
いや、幹部専用のロケットスーツがあったな。
早めに使用許可を取っておくべきか?
そんなことを考えながらも、渋々コンビニへ向かう。
竹内は再起動された天命のセットアップに夢中だった。
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