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魔法使い、王都へ
王都到着
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——ヒュンッ。
放たれた矢が、唸りを上げて空気を裂き、目にも止まらぬ速さで獲物を撃ち抜く。
ライラが歩いて目指している王都までは、馬車なら一日。徒歩では、おおよそ二週間ほどかかる距離だった。
森の中にいる間は人目もないため、魔法で移動することができたが、ひとたび森を出てしまえば、あとは普通の旅人と同じように、ひたすら歩くしかない。
とはいえ、ライラの旅は一般人よりは幾分か楽だった。
魔物避けの香を焚き、万一襲ってくる生き物がいても、風の魔法を纏わせた矢で撃ち落とせばいい。
しかもその矢は、目に見えないほど速く、静かだった。
問題があるとすれば——王都と《禁じられた森》の間には町が一つもない、ということだろう。
街道と合流するまでは、まるで世界から取り残されたような、誰にも気づかれない道が続いていた。
「お肉は狩りでどうにかなるし、水も魔法で出せるんだけど……野菜がないのがなぁ」
森とは植生が異なるため、食べられる野草も見つけづらい。
干し飯と干し肉、わずかに摘んだ野草。そして、さっき仕留めた蛇を捌いた肉をひとつの鍋に放り込み、煮込んでみる。
火打石はこの旅で初めて使った。
……が、うまく火がつかず、打つふりをして魔法で着火するのが定番になっている。
食べきれなかった獲物は、魔法の火で灰にして後始末。
ただし、魔石だけは小さなナイフで取り出し、大事に袋へ入れていた。
寝るのは地面の上。
周囲の草を刈り取り、その上にマントを敷いて寝る。眠るのは、昼。
夜は魔物が出やすいため、昼のうちに焚き火のそばで休むのが習慣になっていた。
警戒には罠を張り、野営の心得もそれなりに身についてきた。
——そんな生活を続けて、ついに二週間。
王都にたどり着いたのは、太陽が中天を過ぎた頃だった。
「……うわぁ」
視界いっぱいに広がるのは、目が回るほどの人混みと、色とりどりの衣装。
白壁に青い屋根の建物が並び、村の木造家屋とはまるで違う世界がそこにあった。
王都は国で最も賑やかな街だとは聞いていたけれど、外の世界を知らないライラにとっては、その全てが目新しく、眩しく感じられた。
「こんなに人がいたら、両替商がどこにいるのかなんて分かるかな……」
ライラが持たされてきた金貨は、たったの五枚。
けれどそれは、この国で最も価値のある《プロア金貨》だった。
通貨の単位はプロア。
小銅貨が1プロア、大銅貨・小銀貨・大銀貨と、それぞれ十倍ずつ価値が上がる。
金貨はその最上位で、たった一枚で五人家族が一年は生活できるほどの価値があった。
——そんな金貨を、ライラは五枚も持っている。
普通に使えるはずもない。
だからこそ、両替して使いやすくする必要があるのだ。
金貨を手にした経緯は、村を出る前にまで遡る。
初めて“お金”を見たあの日、長老サフランは笑いながら言った。
「一枚だけなんて寂しいし、持って行きなさい。どうせ村じゃ使わないしね」
結局、ライラは断りきれず、五枚も持たされてしまったのだった。
ちなみに村にあった金貨の総数は——なんと、二千枚。
……どうやら、禁じられた森の住人たちの金銭感覚は、少々世間とずれているらしい。
「門番さんに、両替の場所も聞いておけばよかったなぁ……」
王都の門前では、長い行列ができていた。
馬車の持ち込みや荷物の検査は厳しいが、一人ひとりに丁寧な対応はされていない。
ライラは荷物も少なく、目的も“初めての王都観光”。
門番は簡単な質問と荷物の確認を終えると、女性でも安心して泊まれる宿をひとつ紹介してくれた。
「《木漏れ日亭》、だったよね。まずはそこに行って……人に聞いてみよう」
門からまっすぐ進んで、教会の手前を右に。
二本目の大通りを左に、そして四つ目の十字路を右。
木の形の看板が宿の目印——そんな説明を受けたはずだ。
「……え、大通りって、どのくらい広い道のこと?」
この国では、大通りといえば馬車がすれ違えるほどの広い道のことを指す。
けれどスターチス村では、そもそも馬車が通る道自体がなかった。
彼女にとって、“広い道”の基準がまるで違っていたのだ。
「まぁ……教会は屋根が黄色らしいから、それを探して……」
プロテア王国の国教は太陽信仰であり、教会の屋根には黄色が使われている。
ライラは教会を見たことがなかったが、村にあった本で読んだことがあった。
そして数十分後。
「これが……教会……」
他の建物よりもひときわ大きく、鐘楼の先には黄色いとんがり屋根と、太陽のオブジェ。
それは確かに、ライラの想像をはるかに超えた建物だった。
「——おや、お嬢さん。我が教会にご用ですかな?」
白に金縁の衣をまとった修道士が、にこやかに声をかけてくる。
「あ、いえ……初めて見たので、つい眺めていただけで……」
「もしよければ、中もご覧になりますか? ここは内部も美しいと評判なんですよ」
「えっ、いいんですか!?」
もちろん、と頷く修道士に促され、ライラは初めて教会の中へと足を踏み入れる。
「……わあ……」
大理石の床に敷かれたオレンジのカーペット、その先にはステンドグラスと天窓から降り注ぐ光。
青空が描かれた天井に、左右の壁を飾る金の鷹のレリーフ。
それはまさしく、神聖という言葉そのもののような空間だった。
「ふふ、美しいでしょう? 太陽神はいつでも人々を見守り、魔の者から我らを守ってくださるのです」
「……なるほど」
魔物——それは動物の突然変異によって生まれた、人に害を成す存在。
魔石を体内に持ち、異常な力と色彩を宿している。
昼は活動が鈍るため、「太陽神が魔物を押さえつけている」と教会は説いているらしい。
(だから、村には教会がなかったんだ……)
魔法使いは、“魔に属する者”と見なされる。
彼らの信仰は太陽ではない。
口には出さず、ライラはただ静かに微笑んだ。
「ありがとうございます。とても綺麗なものを見せていただきました」
「いえ、喜んでいただけて何よりです。どうか太陽神のご加護がありますように」
別れ際に祈りの言葉を受け取って、ライラは教会を後にする。
そして、最後にふと思い出した。
「……あっ、大通りってどういう道のことか聞いとけばよかった!」
慌てて戻り、教会で「大通りの定義」を聞き直したライラは、改めて《木漏れ日亭》を目指して歩き出した。
放たれた矢が、唸りを上げて空気を裂き、目にも止まらぬ速さで獲物を撃ち抜く。
ライラが歩いて目指している王都までは、馬車なら一日。徒歩では、おおよそ二週間ほどかかる距離だった。
森の中にいる間は人目もないため、魔法で移動することができたが、ひとたび森を出てしまえば、あとは普通の旅人と同じように、ひたすら歩くしかない。
とはいえ、ライラの旅は一般人よりは幾分か楽だった。
魔物避けの香を焚き、万一襲ってくる生き物がいても、風の魔法を纏わせた矢で撃ち落とせばいい。
しかもその矢は、目に見えないほど速く、静かだった。
問題があるとすれば——王都と《禁じられた森》の間には町が一つもない、ということだろう。
街道と合流するまでは、まるで世界から取り残されたような、誰にも気づかれない道が続いていた。
「お肉は狩りでどうにかなるし、水も魔法で出せるんだけど……野菜がないのがなぁ」
森とは植生が異なるため、食べられる野草も見つけづらい。
干し飯と干し肉、わずかに摘んだ野草。そして、さっき仕留めた蛇を捌いた肉をひとつの鍋に放り込み、煮込んでみる。
火打石はこの旅で初めて使った。
……が、うまく火がつかず、打つふりをして魔法で着火するのが定番になっている。
食べきれなかった獲物は、魔法の火で灰にして後始末。
ただし、魔石だけは小さなナイフで取り出し、大事に袋へ入れていた。
寝るのは地面の上。
周囲の草を刈り取り、その上にマントを敷いて寝る。眠るのは、昼。
夜は魔物が出やすいため、昼のうちに焚き火のそばで休むのが習慣になっていた。
警戒には罠を張り、野営の心得もそれなりに身についてきた。
——そんな生活を続けて、ついに二週間。
王都にたどり着いたのは、太陽が中天を過ぎた頃だった。
「……うわぁ」
視界いっぱいに広がるのは、目が回るほどの人混みと、色とりどりの衣装。
白壁に青い屋根の建物が並び、村の木造家屋とはまるで違う世界がそこにあった。
王都は国で最も賑やかな街だとは聞いていたけれど、外の世界を知らないライラにとっては、その全てが目新しく、眩しく感じられた。
「こんなに人がいたら、両替商がどこにいるのかなんて分かるかな……」
ライラが持たされてきた金貨は、たったの五枚。
けれどそれは、この国で最も価値のある《プロア金貨》だった。
通貨の単位はプロア。
小銅貨が1プロア、大銅貨・小銀貨・大銀貨と、それぞれ十倍ずつ価値が上がる。
金貨はその最上位で、たった一枚で五人家族が一年は生活できるほどの価値があった。
——そんな金貨を、ライラは五枚も持っている。
普通に使えるはずもない。
だからこそ、両替して使いやすくする必要があるのだ。
金貨を手にした経緯は、村を出る前にまで遡る。
初めて“お金”を見たあの日、長老サフランは笑いながら言った。
「一枚だけなんて寂しいし、持って行きなさい。どうせ村じゃ使わないしね」
結局、ライラは断りきれず、五枚も持たされてしまったのだった。
ちなみに村にあった金貨の総数は——なんと、二千枚。
……どうやら、禁じられた森の住人たちの金銭感覚は、少々世間とずれているらしい。
「門番さんに、両替の場所も聞いておけばよかったなぁ……」
王都の門前では、長い行列ができていた。
馬車の持ち込みや荷物の検査は厳しいが、一人ひとりに丁寧な対応はされていない。
ライラは荷物も少なく、目的も“初めての王都観光”。
門番は簡単な質問と荷物の確認を終えると、女性でも安心して泊まれる宿をひとつ紹介してくれた。
「《木漏れ日亭》、だったよね。まずはそこに行って……人に聞いてみよう」
門からまっすぐ進んで、教会の手前を右に。
二本目の大通りを左に、そして四つ目の十字路を右。
木の形の看板が宿の目印——そんな説明を受けたはずだ。
「……え、大通りって、どのくらい広い道のこと?」
この国では、大通りといえば馬車がすれ違えるほどの広い道のことを指す。
けれどスターチス村では、そもそも馬車が通る道自体がなかった。
彼女にとって、“広い道”の基準がまるで違っていたのだ。
「まぁ……教会は屋根が黄色らしいから、それを探して……」
プロテア王国の国教は太陽信仰であり、教会の屋根には黄色が使われている。
ライラは教会を見たことがなかったが、村にあった本で読んだことがあった。
そして数十分後。
「これが……教会……」
他の建物よりもひときわ大きく、鐘楼の先には黄色いとんがり屋根と、太陽のオブジェ。
それは確かに、ライラの想像をはるかに超えた建物だった。
「——おや、お嬢さん。我が教会にご用ですかな?」
白に金縁の衣をまとった修道士が、にこやかに声をかけてくる。
「あ、いえ……初めて見たので、つい眺めていただけで……」
「もしよければ、中もご覧になりますか? ここは内部も美しいと評判なんですよ」
「えっ、いいんですか!?」
もちろん、と頷く修道士に促され、ライラは初めて教会の中へと足を踏み入れる。
「……わあ……」
大理石の床に敷かれたオレンジのカーペット、その先にはステンドグラスと天窓から降り注ぐ光。
青空が描かれた天井に、左右の壁を飾る金の鷹のレリーフ。
それはまさしく、神聖という言葉そのもののような空間だった。
「ふふ、美しいでしょう? 太陽神はいつでも人々を見守り、魔の者から我らを守ってくださるのです」
「……なるほど」
魔物——それは動物の突然変異によって生まれた、人に害を成す存在。
魔石を体内に持ち、異常な力と色彩を宿している。
昼は活動が鈍るため、「太陽神が魔物を押さえつけている」と教会は説いているらしい。
(だから、村には教会がなかったんだ……)
魔法使いは、“魔に属する者”と見なされる。
彼らの信仰は太陽ではない。
口には出さず、ライラはただ静かに微笑んだ。
「ありがとうございます。とても綺麗なものを見せていただきました」
「いえ、喜んでいただけて何よりです。どうか太陽神のご加護がありますように」
別れ際に祈りの言葉を受け取って、ライラは教会を後にする。
そして、最後にふと思い出した。
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慌てて戻り、教会で「大通りの定義」を聞き直したライラは、改めて《木漏れ日亭》を目指して歩き出した。
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