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ネコ娘、砂浜を歩く
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魔導列車で移動中、ルイスが作ってきてくれたお弁当を食べた。
4人分あったけど、2人で食べてもペロリだった。
美味しいものならいくらでもお腹に入る不思議だ。
目的地の最寄り駅で列車を降りた。
このあと列車は北上して、ヒュムニナ王国の首都に向かう。
以前にヒュムニナ王女がルイスを誘拐したときは、列車に乗り続けて終点まで行くつもりだったんだろう。今回の旅は途中で降りて南下する。
駅前で魔導スクーターをレンタルした。
2人乗りして目的地のザンダバーバラを目指す。
運転はルイス。やっぱりルイスの器用さはぶっ飛んでいるみたいで、凹凸のある道でもほとんど揺れずに進んだ。
海岸沿いの道を2人乗りのスクーターでルイスにつかまりながら走る。
波の音が聞こえそうなほど近くに見える海は、遠景のマリンブルーと波打ち際のターコイズブルーのグラデーションに、真夏の太陽が当たって輝いていた。
ザンダバーバラに着いて、メリーが手配していた宿にスクーターを預けた。
「予約されていた2名様ですね。お待ちしておりました」
日没までまだ時間があったので、荷物だけ宿に置いて、アタイとルイスは散歩に出ることにした。
「予約は最初から2名だけですか。メリー……」
ルイスは口元に手を当てて、小声で何かつぶやいていた。
「何?」
「いえ、独り言です」
「それならいいけど……」
タコの買い出しは、明日の朝、帰る直前にする。
せっかく海辺まで来たので、砂浜を歩いてみることにした。
「靴、脱ぐ」
素足になって、少し海に入ってみる。
バシャバシャと水をかき分けて歩いた。
「どうですか?」
「後始末が面倒なだけだね」
笑いかけると、ルイスも同じように靴を脱いで海に入ってきた。
水につかったまま、無意味に歩き回った。
少し後ろで、ルイスが左右の手の親指と人差し指を合わせ、長方形の枠を作ってアタイを見ていた。絵を描く人がスケッチのときにやりそうな仕草だ。
「ルイスは、絵も描くの?」
彼は器用だから、絵を描いたら上手そうだ。
「僕の父は、画家でした」
「そうなんだ」
お父さんが画家って、ルイスの雰囲気に合ってる。でも、「でした」って言い方してるのは……、
「父は僕が12歳のときに亡くなりました」
「……そう。ごめん、辛いことを思い出させた?」
「いえ。僕から言い出した話なので」
穏やかな海は、ルイスに似合う背景だった。
「アタイもね、……両親とも、アタイが9歳のときに死んでるんだ」
「……そうですか」
「でも、冒険者の親が死ぬのと、画家のお父さんが死ぬのとは、違う感じだろうね。冒険者は、死にやすい職業だから」
両親が死んだときに初めて、漠然と自分の運命とか将来とかを考えるようになった。
けれど、冒険者の危うさを知っているくせに、結局は成長してアタイも冒険者になっている。何かに成るって、それくらい、思うようにいかないもんだと思う。
アタイも姉ちゃんも、冒険者としては両親より優秀で、けっこう活躍できた。でも、冒険者以外の生き方はできない。
今を楽しむ姐さんたちの強いメンタルを真似していれば、笑って暮らせるくらい幸せではある。それでも、アタイが根っこの部分で、檻に入れられていると感じるようになったのは、親が死んでからだ。
「エルザのご両親のこと、教えてください」
優しいルイスは、海を見ただけで感傷的になるアタイにも付き合ってくれる。
そういうところ、やっぱり、彼は他の奴らとはちがう。
きっとメリーや姐さんたちだったら、アタイの話なんか笑い飛ばしてふざけてるだろう。ササミは聞いてくれそうだけど、ずっとニヤニヤしてそうだ。
「両親はC級冒険者にやっと上がれたくらい。今のアタイたちよりずっと弱っちかった。なのに、ダンジョンブレイクであふれてきた強い魔物と無理して戦ってさ」
幼かったころの記憶と感情がわきあがってくる。
「街を守って死んだんだ。立派だよ。でも、それを聞いたアタイに真っ先に浮かんだ感情は怒りだった。何、アタイら残して死んでんだよって」
口元に苦笑いが浮かぶ。
「子どもって、身勝手なもんだよ。親が死ぬまでは、冒険者はヒーローだった。将来は世界を飛び回って冒険するって思ってた」
漠然と持っていた、ここではないどこかで、素敵な自分になるイメージ。子どもの全能感が見せる夢だから、ショッキングな出来事がなくても、いつか覚めるものだっただろう。
大人になったら、強い冒険者になって、世界の、見たこともない色んな景色を見に行くんだと思ってた。
「海だって、こっちの西側と、東海岸じゃ、だいぶんちがって見えるんだろ? ダンジョンを攻略して旅しながら、そういうのを見に行くんだと思ってた。でも、今じゃぜんぜん、街から出る気にもならない」
いつの間にか心が引きこもりになってた。けど、こうやって海辺まで来てみると、景色を見るだけで楽しいもんだ。
「ルイスと一緒に旅行できてよかった。知らない場所に行くのって、想像してたより面白いや」
ルイスは静かにアタイの話を聞いてくれていた。
そうこうしているうちに、日が暮れはじめた。
夕日が海に沈む。内陸育ちのアタイには珍しい光景だ。アタイは黙って太陽と空の変化を見届けた。
「東海岸に、僕の実家があるんです。向こうの海も、いつか一緒に見に行きませんか?」
ルイスの優しい声。大陸の東までは長旅だ。長い旅行のお誘い。
「うん」
行けたらいいな。
4人分あったけど、2人で食べてもペロリだった。
美味しいものならいくらでもお腹に入る不思議だ。
目的地の最寄り駅で列車を降りた。
このあと列車は北上して、ヒュムニナ王国の首都に向かう。
以前にヒュムニナ王女がルイスを誘拐したときは、列車に乗り続けて終点まで行くつもりだったんだろう。今回の旅は途中で降りて南下する。
駅前で魔導スクーターをレンタルした。
2人乗りして目的地のザンダバーバラを目指す。
運転はルイス。やっぱりルイスの器用さはぶっ飛んでいるみたいで、凹凸のある道でもほとんど揺れずに進んだ。
海岸沿いの道を2人乗りのスクーターでルイスにつかまりながら走る。
波の音が聞こえそうなほど近くに見える海は、遠景のマリンブルーと波打ち際のターコイズブルーのグラデーションに、真夏の太陽が当たって輝いていた。
ザンダバーバラに着いて、メリーが手配していた宿にスクーターを預けた。
「予約されていた2名様ですね。お待ちしておりました」
日没までまだ時間があったので、荷物だけ宿に置いて、アタイとルイスは散歩に出ることにした。
「予約は最初から2名だけですか。メリー……」
ルイスは口元に手を当てて、小声で何かつぶやいていた。
「何?」
「いえ、独り言です」
「それならいいけど……」
タコの買い出しは、明日の朝、帰る直前にする。
せっかく海辺まで来たので、砂浜を歩いてみることにした。
「靴、脱ぐ」
素足になって、少し海に入ってみる。
バシャバシャと水をかき分けて歩いた。
「どうですか?」
「後始末が面倒なだけだね」
笑いかけると、ルイスも同じように靴を脱いで海に入ってきた。
水につかったまま、無意味に歩き回った。
少し後ろで、ルイスが左右の手の親指と人差し指を合わせ、長方形の枠を作ってアタイを見ていた。絵を描く人がスケッチのときにやりそうな仕草だ。
「ルイスは、絵も描くの?」
彼は器用だから、絵を描いたら上手そうだ。
「僕の父は、画家でした」
「そうなんだ」
お父さんが画家って、ルイスの雰囲気に合ってる。でも、「でした」って言い方してるのは……、
「父は僕が12歳のときに亡くなりました」
「……そう。ごめん、辛いことを思い出させた?」
「いえ。僕から言い出した話なので」
穏やかな海は、ルイスに似合う背景だった。
「アタイもね、……両親とも、アタイが9歳のときに死んでるんだ」
「……そうですか」
「でも、冒険者の親が死ぬのと、画家のお父さんが死ぬのとは、違う感じだろうね。冒険者は、死にやすい職業だから」
両親が死んだときに初めて、漠然と自分の運命とか将来とかを考えるようになった。
けれど、冒険者の危うさを知っているくせに、結局は成長してアタイも冒険者になっている。何かに成るって、それくらい、思うようにいかないもんだと思う。
アタイも姉ちゃんも、冒険者としては両親より優秀で、けっこう活躍できた。でも、冒険者以外の生き方はできない。
今を楽しむ姐さんたちの強いメンタルを真似していれば、笑って暮らせるくらい幸せではある。それでも、アタイが根っこの部分で、檻に入れられていると感じるようになったのは、親が死んでからだ。
「エルザのご両親のこと、教えてください」
優しいルイスは、海を見ただけで感傷的になるアタイにも付き合ってくれる。
そういうところ、やっぱり、彼は他の奴らとはちがう。
きっとメリーや姐さんたちだったら、アタイの話なんか笑い飛ばしてふざけてるだろう。ササミは聞いてくれそうだけど、ずっとニヤニヤしてそうだ。
「両親はC級冒険者にやっと上がれたくらい。今のアタイたちよりずっと弱っちかった。なのに、ダンジョンブレイクであふれてきた強い魔物と無理して戦ってさ」
幼かったころの記憶と感情がわきあがってくる。
「街を守って死んだんだ。立派だよ。でも、それを聞いたアタイに真っ先に浮かんだ感情は怒りだった。何、アタイら残して死んでんだよって」
口元に苦笑いが浮かぶ。
「子どもって、身勝手なもんだよ。親が死ぬまでは、冒険者はヒーローだった。将来は世界を飛び回って冒険するって思ってた」
漠然と持っていた、ここではないどこかで、素敵な自分になるイメージ。子どもの全能感が見せる夢だから、ショッキングな出来事がなくても、いつか覚めるものだっただろう。
大人になったら、強い冒険者になって、世界の、見たこともない色んな景色を見に行くんだと思ってた。
「海だって、こっちの西側と、東海岸じゃ、だいぶんちがって見えるんだろ? ダンジョンを攻略して旅しながら、そういうのを見に行くんだと思ってた。でも、今じゃぜんぜん、街から出る気にもならない」
いつの間にか心が引きこもりになってた。けど、こうやって海辺まで来てみると、景色を見るだけで楽しいもんだ。
「ルイスと一緒に旅行できてよかった。知らない場所に行くのって、想像してたより面白いや」
ルイスは静かにアタイの話を聞いてくれていた。
そうこうしているうちに、日が暮れはじめた。
夕日が海に沈む。内陸育ちのアタイには珍しい光景だ。アタイは黙って太陽と空の変化を見届けた。
「東海岸に、僕の実家があるんです。向こうの海も、いつか一緒に見に行きませんか?」
ルイスの優しい声。大陸の東までは長旅だ。長い旅行のお誘い。
「うん」
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