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ヒロイン
俺が妹の敵意を主に受けているためか、ヒロインに危害はいってないらしい。その点だけは良かったよ、本当に。
でも、ヒロインと王子の仲も進展していない。というより、別のルートに入ったかもしれない。
昼休み、俺は王子たちと食堂でランチを食べていた。
同席するメンバーはカルロス王子、アルマン、ヒューゴの攻略対象者3名とヒロイン、それに俺だ。
俺は王子のすぐ隣の席に座らされた。
ヒロインは、アルマンの隣に居る。2人は仲良さそうに会話を楽しんでいる。
そこへ、邪魔者、もとい、うちの妹がやってきた。
「王子と平民が同席しているとはどういうことですか! 平民、すぐに下がりなさい。」
「エリカ!」
まーた妹が王子に迷惑かけにきたよ。俺はすぐに立ち上がって妹を引き下がらせようと思ったが、隣に居た王子に袖を引かれて押し留められた。
「お前が出る必要はない。アルマンに花を持たせてやれ。」
こっそりと王子に耳打ちされた。
「エリカ嬢、平民、平民と仰いますが、マリアは優れた能力を持っています。肩書きに縛られず、中身を見るべきではないですか?」
アルマンがヒロインを庇って妹を諭す。ん? そういえば、こんな場面、ゲームにもあったな。アルマンがマリアの良さを悪役令嬢に語るんだ。
「アルマン様……。狡賢い平民、アルマン様に取り入って。」
妹がヒロインを睨む。
「確かに、マリアは一生懸命に貴族に取り入っているでしょう。慣れない環境の中で頑張って、我々に合わせてくれているのです。でも、それは誰かを利用して自分の利益を得たいという短絡的な思考からじゃない。与えられた環境で自分を磨き、能力を発揮する場に進んでいるのです。」
いや、俺にはマリアは男受け狙ったぶりっ子に見えるんだけど……。アルマンの前では絶対に言えないな。まあ、多少騙されているところがあったとしても、マリアはそこまで悪い女じゃないだろう。
「アルマン様、そんな風に思って下さっているなんて……。私、嬉しいです! すごく! ありがとうございます。」
瞳をうるうるさせながらヒロインが言う。こういうところがぶりっ子っぽいんだよな。で、女に嫌われそうな。
「卑しい平民が。色仕掛けでもしたのですか?」
案の定、苛立った妹は手を出しそうな勢いでヒロインに迫ろうとする。アルマンがヒロインを自身の背に隠した。
「いい加減にしろ、エリカ。食堂で騒ぐな。飯がまずくなる。」
潮時と思ったのか、王子が鶴の一声を放った。
「食べないなら出て行け。埃が立つ。」
「……カルロス様。」
王子と目が合うと、妹の瞳が涙で潤んだ。彼女は背を向けて、逃げるように去っていった。
王子が怒ると妹はそれ以上駄々をこねない。カルロス王子は怖いからなぁ。俺だって逆らえねーよ。
別の日。
「王子と、皆様に相談があります。」
「分かった。サロンに行こう。」
アルマンの話を聴くことになって、王子と俺、ヒューゴで談話室に行った。
校舎内のサロンはランク別にいくつかあって、当然、王子は一番良い部屋に入った。部屋は専用の執事が管理している。
落ち着いたセンスの良い調度品に囲まれて、出された紅茶を王子が一口含んだところで、アルマンが話し出した。
「マリアと婚約しようかと考えているのです。」
「ふむ、なるほど。お前、これまで婚約者は?」
「居ませんでした。家の事情で、どうしても魔力に秀でた娘を求めていて。王に頼んで、外国の貴族からでも見合いを頼もうかとまで考えていたところでした。」
アルマンの家、宰相家は優れた文官を輩出してきた。けれど、最近では魔術師としては二流止まりだった。
アルマンが宰相家では一番の魔術師らしいが、それでも、学力テストほど優れた結果は出せていない。
文官の能力も評価されるとはいえ、貴族としての一番の価値は軍事力だ。魔術師として国のために武名をあげられないなら、爵位を下げられても文句は言えない。
マリアと結婚すれば、その後のマリアの活躍は、宰相家のものとなる。さらに、マリアの子どもは、優れた魔術師の血を受け継ぐ可能性もある。
「父含め主だった一族の者には話してありますが、特に反対はありませんでした。」
だろうな。相手は平民だが、これは政略結婚としても成り立つ。
「いいんじゃないか? 大貴族の結婚だから、父に伝えて、手続きは色々あるだろうが、通るだろう。」
貴族の大きな行動は王家に管理されていて、婚姻には許可が要る。過去に平民との結婚が許されずに駆け落ちする貴族もいたらしい。けど、今回の結婚は宰相家の益になるだけでなく、マリアを貴族に取り込むことで、確実に戦力化できるっていう、国全体のメリットもある。
「いい縁だな。家としての益もあるし、お前とマリアは、気も合うようだったから。」
王子が言うと、アルマンは少し照れたように微笑んだ。
「はい。マリアの魔力とは関係なく、彼女に惹かれていたと思います。それが一族にも受け入れてもらえて、本当に良かった。」
何て言うか、幸せそうだな。
これで、ゲーム主人公はハッピーエンドだ。俺の家が没落する可能性も大分減ったかもしれない。
ん? マリアがアルマンと結ばれて、王子は妹と婚約したままだよなぁ。これって、このまま妹が大きな失態をしなければ、そのまま王子と結婚できる可能性もある!??
……なんて、期待していたんだけどなぁ……。
でも、ヒロインと王子の仲も進展していない。というより、別のルートに入ったかもしれない。
昼休み、俺は王子たちと食堂でランチを食べていた。
同席するメンバーはカルロス王子、アルマン、ヒューゴの攻略対象者3名とヒロイン、それに俺だ。
俺は王子のすぐ隣の席に座らされた。
ヒロインは、アルマンの隣に居る。2人は仲良さそうに会話を楽しんでいる。
そこへ、邪魔者、もとい、うちの妹がやってきた。
「王子と平民が同席しているとはどういうことですか! 平民、すぐに下がりなさい。」
「エリカ!」
まーた妹が王子に迷惑かけにきたよ。俺はすぐに立ち上がって妹を引き下がらせようと思ったが、隣に居た王子に袖を引かれて押し留められた。
「お前が出る必要はない。アルマンに花を持たせてやれ。」
こっそりと王子に耳打ちされた。
「エリカ嬢、平民、平民と仰いますが、マリアは優れた能力を持っています。肩書きに縛られず、中身を見るべきではないですか?」
アルマンがヒロインを庇って妹を諭す。ん? そういえば、こんな場面、ゲームにもあったな。アルマンがマリアの良さを悪役令嬢に語るんだ。
「アルマン様……。狡賢い平民、アルマン様に取り入って。」
妹がヒロインを睨む。
「確かに、マリアは一生懸命に貴族に取り入っているでしょう。慣れない環境の中で頑張って、我々に合わせてくれているのです。でも、それは誰かを利用して自分の利益を得たいという短絡的な思考からじゃない。与えられた環境で自分を磨き、能力を発揮する場に進んでいるのです。」
いや、俺にはマリアは男受け狙ったぶりっ子に見えるんだけど……。アルマンの前では絶対に言えないな。まあ、多少騙されているところがあったとしても、マリアはそこまで悪い女じゃないだろう。
「アルマン様、そんな風に思って下さっているなんて……。私、嬉しいです! すごく! ありがとうございます。」
瞳をうるうるさせながらヒロインが言う。こういうところがぶりっ子っぽいんだよな。で、女に嫌われそうな。
「卑しい平民が。色仕掛けでもしたのですか?」
案の定、苛立った妹は手を出しそうな勢いでヒロインに迫ろうとする。アルマンがヒロインを自身の背に隠した。
「いい加減にしろ、エリカ。食堂で騒ぐな。飯がまずくなる。」
潮時と思ったのか、王子が鶴の一声を放った。
「食べないなら出て行け。埃が立つ。」
「……カルロス様。」
王子と目が合うと、妹の瞳が涙で潤んだ。彼女は背を向けて、逃げるように去っていった。
王子が怒ると妹はそれ以上駄々をこねない。カルロス王子は怖いからなぁ。俺だって逆らえねーよ。
別の日。
「王子と、皆様に相談があります。」
「分かった。サロンに行こう。」
アルマンの話を聴くことになって、王子と俺、ヒューゴで談話室に行った。
校舎内のサロンはランク別にいくつかあって、当然、王子は一番良い部屋に入った。部屋は専用の執事が管理している。
落ち着いたセンスの良い調度品に囲まれて、出された紅茶を王子が一口含んだところで、アルマンが話し出した。
「マリアと婚約しようかと考えているのです。」
「ふむ、なるほど。お前、これまで婚約者は?」
「居ませんでした。家の事情で、どうしても魔力に秀でた娘を求めていて。王に頼んで、外国の貴族からでも見合いを頼もうかとまで考えていたところでした。」
アルマンの家、宰相家は優れた文官を輩出してきた。けれど、最近では魔術師としては二流止まりだった。
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文官の能力も評価されるとはいえ、貴族としての一番の価値は軍事力だ。魔術師として国のために武名をあげられないなら、爵位を下げられても文句は言えない。
マリアと結婚すれば、その後のマリアの活躍は、宰相家のものとなる。さらに、マリアの子どもは、優れた魔術師の血を受け継ぐ可能性もある。
「父含め主だった一族の者には話してありますが、特に反対はありませんでした。」
だろうな。相手は平民だが、これは政略結婚としても成り立つ。
「いいんじゃないか? 大貴族の結婚だから、父に伝えて、手続きは色々あるだろうが、通るだろう。」
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王子が言うと、アルマンは少し照れたように微笑んだ。
「はい。マリアの魔力とは関係なく、彼女に惹かれていたと思います。それが一族にも受け入れてもらえて、本当に良かった。」
何て言うか、幸せそうだな。
これで、ゲーム主人公はハッピーエンドだ。俺の家が没落する可能性も大分減ったかもしれない。
ん? マリアがアルマンと結ばれて、王子は妹と婚約したままだよなぁ。これって、このまま妹が大きな失態をしなければ、そのまま王子と結婚できる可能性もある!??
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