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リミットブレイカー デライムのユニット石編
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アラームを止める1人の男
名を天道司という。
彼は街で育ったごく普通の男である。
彼は小さい頃親がコスモディーテ社の幹部に襲われた時、自分のユニットを取り出し親を救うという、当時の出来事からしたら考えられぬことだった。
それからというもの天道はユニットを自由自在に扱えるようになる。
「ふあー。」
天道は大きくあくびをする。
「お兄ちゃん~~!起きて!朝ごはんできてるよ~。」
天道の妹のまつりが司を起こしにくる。
「わーってるよ。今行くから。」
「今日は私とデパートに行く約束しているんだからね。遅刻したら承知しないんだから~~。」
そう言ってまつりは部屋から出ていった。
司は顔を洗いに下に降りる。
「司~。今日はまつりの面倒をよろしくね~。」
司の母親が皿洗いしながら司にいう。
「はーい。」
「ほら、カバン。早く行くよ!」
まつりはもう準備をしていた。
「んじゃ行ってくるから。」
司は親に挨拶してまつりと一緒に家を出て行った。
2人はデパートに向かう。
「今日は欲しかった服を買いに行くんだー。」
まつりは楽しそうにしている。
家からデパートはそう遠くはなかった。
「まつり。」
司が話しかける。
「何?」
「デパートは広いからな。あんまし遠くへ行くんじゃないぞ。探すのが面倒だからな。」
「わかってるよ。」
まつりがすねるような口調で言う。
2人はデパートについた。
「それじゃ~服屋さんに直行だ~。」
まつりははしゃぎながらデパートの中へ入って行く。
「お、おい待てよ。」
司はまつりを追いかけた。
すると、何か道に迷っている女の人が目に入った。
「あ、あの道に迷ってるんですか?」
司は話しかけた。
すると彼女は振り向いてこう言う。
「あ、はい。」
司は驚いた。
「あ、あなたは!」
そう。
彼女はユニット戦士団の1人のカイリというLランクのユニットを持つ戦士だった。
「カイリさん。どうしてあなたがここに…。」
「ちょっと買い物をしに来ただけです。」
「ジャリッ…」
「!!」
「こっち来て!」
司はカイリに引っ張られて公園の草むらに入って行った。
「なんなんですか。」
「さっきから私の後をつけてるものがいるの。」
「まさか。」
「私が考えるには奴らはおそらく…。」
するといきなり公園の遊具のところが爆発した。
「!!」
2人とも外に出て遊具のところに行く。
「こ、これは…。」
「やぁ、こんにちは、カイリさん。こんなところで何されてるのです?」
2人の背後に謎の大男が立っていた。
「やっぱり…。」
「コスモディーテ社…。」
「いかにも。私はコスモディーテ社の幹部である、デネブと申します。カイリさんの横にいるのは…。確か、天道司でしたっけ?」
「何故俺の名前を知っている?」
司は攻撃態勢に入る。
「おやおや、忘れたわけではないですよね?7年前のことを…。」
大男は笑いながら話しかける。
「あんた、こいつにあったことがあるの?」
カイリが司に話しかける。
「まさか…。」
「そうですよ。わたしがあなたの両親を傷つけた本人なんですよ。」
「!?」
「あの時はあなたはいきなり自分のユニットを取り出して私たちの邪魔をしてくれて…、本当に良い迷惑でしたよ。」
「お前、あん時の!」
司とカイリはユニットを取り出した。
「いでよ。我の王朝の希望の剣よ!セレブレイダー」
「来なさい。炎のごとく灼熱の魔剣!エムペドクレス」
「おやおや、私と戦うと?」
「当然よ。コスモディーテ社の幹部が出たからには逃がすわけないでしょ。」
カイリはエムペドクレスを構える。
司も、セレブレイダーを構える。
「やめておいたほうがいいですよ。」
「どういうことだ。」
司は問いかける。
「ここのデパートはわたしの気分次第で破壊することができる。ここに爆弾のスイッチがある。君たちが下手な真似をした時、この公園の遊具みたいにデパートが吹っ飛ぶことになる。」
デネブは、スイッチを掲げる。
「くそ!卑怯な手を!」
カイリはユニットをしまう。
すると、司はカイリに話しかける。
「僕は、あいつがこのままおとなしく俺たちだけを連れて行くとはとても思えません。」
「そんなのわかってる。」
「それに、あのデパートの中には俺の妹がいる。」
「それじゃどうすればいいのよ。」
「まぁ見ていてくれ。」
そういうと司はセレブレイダーを構える。
「おやおや、まさかデパートが吹っ飛ぶというのに戦うつもりでいるのかね?」
すると、司は少し笑った。
「ん?何がおかしい。」
すると、司はゆっくりと顔を上げて言った。
「お前は何もわかってない。」
そう言った瞬間、デネブの手にあったスイッチがわれた。
「!?。ど、どういうことだ。奴は何をしたというのだ。」
手から血を流しながら、デネブは司に問う。
カイリも驚いていた。
あのLランクの戦士が。
「俺のユニットは確かに剣だが、それ以外にも能力がある。それは、見えない衝撃波だ。剣の先から出る衝撃波は人の盲点のように見えずに攻撃をすることができる。」
「くっ。こうなったら下がるしかないな。また会える日を楽しみにしているよ。」
そういうとデネブは煙を放ち消えて行った。
「この学園の戦士は200人を超える。その中で5つのランクに分かれる。高い順に言っていくとレジェンドランクであるLランク、スーパースターランクであるSランク、プロフェッショナルランクであるPランク、アマチュアランクであるAランク、ファンシーランクであるFランクに分かれる。そして、ユニット戦士団に選ばれるのはたったの16人だ。選ばれ方の基準としては、今から5カ月後に行う、コソトドールというユニット戦士団のメンバー争いの大会が行われる。そこではランクの区別はされない。」
「ってことはLランクがFランクと戦うことも?」
「そうだ。つまりお前にもユニット戦士団に入れるチャンスがあるってことだ。」
「?。入れるチャンス?どういうことです?」
司はつっかかった。
「お前のユニットはなかなか強い。どうだ、この大会に出てみる気はないか?」
カイリが司に問いかける。
司は
「もし、仮にユニット戦士団のメンバーになったとしたら、身内には何かしらの影響が?」
「いやそこまでの影響はない。ただ、少し家族と会う時間が少なくなるくらいか。さぁ、どうする司、私たちと協力してコスモディーテ社の企みを食い止めるのか、それともこのままの日常を続けるか。まぁ、続けたとしてもさっきのやつらみたいに身内に危険が及ぶかもしれん。」
司はよく考えた。
そして、
「分かった。奴らを放ってはおけない。家族を守るためにも俺はテラテイス学園に入学する。そして、ユニット戦士団のメンバーに入ってやる。」
「よし、そうと決まれば明日理事長と話をして来る。君も来るんだ、えっと…。」
「俺は天道司、よろしくな。」
「う、うん。私はカイリ・エステローラ。よろしくね。あ、あと今日は私の家に泊まっていきなさい。」
「………、はぁ?」
司は驚きを隠せなかった。
今日知り合ったやつの家に泊まる。
しかも女だ。
司はこれまであまり異性に、興味を持っておらず、女の家に泊まるのは初めてだった。
「いや、それは悪いよ、それに君は女の子だし…。」
司は断った。
が、カイリは、
「別に構わないよ、私はあなたなんかに興味はありませんし。」
「ですよねー…。」
司は少し落ち込んだ。
「んじゃ、今日は泊まっていくよ。」
司は、結局カイリの家に泊まることにした。
名を天道司という。
彼は街で育ったごく普通の男である。
彼は小さい頃親がコスモディーテ社の幹部に襲われた時、自分のユニットを取り出し親を救うという、当時の出来事からしたら考えられぬことだった。
それからというもの天道はユニットを自由自在に扱えるようになる。
「ふあー。」
天道は大きくあくびをする。
「お兄ちゃん~~!起きて!朝ごはんできてるよ~。」
天道の妹のまつりが司を起こしにくる。
「わーってるよ。今行くから。」
「今日は私とデパートに行く約束しているんだからね。遅刻したら承知しないんだから~~。」
そう言ってまつりは部屋から出ていった。
司は顔を洗いに下に降りる。
「司~。今日はまつりの面倒をよろしくね~。」
司の母親が皿洗いしながら司にいう。
「はーい。」
「ほら、カバン。早く行くよ!」
まつりはもう準備をしていた。
「んじゃ行ってくるから。」
司は親に挨拶してまつりと一緒に家を出て行った。
2人はデパートに向かう。
「今日は欲しかった服を買いに行くんだー。」
まつりは楽しそうにしている。
家からデパートはそう遠くはなかった。
「まつり。」
司が話しかける。
「何?」
「デパートは広いからな。あんまし遠くへ行くんじゃないぞ。探すのが面倒だからな。」
「わかってるよ。」
まつりがすねるような口調で言う。
2人はデパートについた。
「それじゃ~服屋さんに直行だ~。」
まつりははしゃぎながらデパートの中へ入って行く。
「お、おい待てよ。」
司はまつりを追いかけた。
すると、何か道に迷っている女の人が目に入った。
「あ、あの道に迷ってるんですか?」
司は話しかけた。
すると彼女は振り向いてこう言う。
「あ、はい。」
司は驚いた。
「あ、あなたは!」
そう。
彼女はユニット戦士団の1人のカイリというLランクのユニットを持つ戦士だった。
「カイリさん。どうしてあなたがここに…。」
「ちょっと買い物をしに来ただけです。」
「ジャリッ…」
「!!」
「こっち来て!」
司はカイリに引っ張られて公園の草むらに入って行った。
「なんなんですか。」
「さっきから私の後をつけてるものがいるの。」
「まさか。」
「私が考えるには奴らはおそらく…。」
するといきなり公園の遊具のところが爆発した。
「!!」
2人とも外に出て遊具のところに行く。
「こ、これは…。」
「やぁ、こんにちは、カイリさん。こんなところで何されてるのです?」
2人の背後に謎の大男が立っていた。
「やっぱり…。」
「コスモディーテ社…。」
「いかにも。私はコスモディーテ社の幹部である、デネブと申します。カイリさんの横にいるのは…。確か、天道司でしたっけ?」
「何故俺の名前を知っている?」
司は攻撃態勢に入る。
「おやおや、忘れたわけではないですよね?7年前のことを…。」
大男は笑いながら話しかける。
「あんた、こいつにあったことがあるの?」
カイリが司に話しかける。
「まさか…。」
「そうですよ。わたしがあなたの両親を傷つけた本人なんですよ。」
「!?」
「あの時はあなたはいきなり自分のユニットを取り出して私たちの邪魔をしてくれて…、本当に良い迷惑でしたよ。」
「お前、あん時の!」
司とカイリはユニットを取り出した。
「いでよ。我の王朝の希望の剣よ!セレブレイダー」
「来なさい。炎のごとく灼熱の魔剣!エムペドクレス」
「おやおや、私と戦うと?」
「当然よ。コスモディーテ社の幹部が出たからには逃がすわけないでしょ。」
カイリはエムペドクレスを構える。
司も、セレブレイダーを構える。
「やめておいたほうがいいですよ。」
「どういうことだ。」
司は問いかける。
「ここのデパートはわたしの気分次第で破壊することができる。ここに爆弾のスイッチがある。君たちが下手な真似をした時、この公園の遊具みたいにデパートが吹っ飛ぶことになる。」
デネブは、スイッチを掲げる。
「くそ!卑怯な手を!」
カイリはユニットをしまう。
すると、司はカイリに話しかける。
「僕は、あいつがこのままおとなしく俺たちだけを連れて行くとはとても思えません。」
「そんなのわかってる。」
「それに、あのデパートの中には俺の妹がいる。」
「それじゃどうすればいいのよ。」
「まぁ見ていてくれ。」
そういうと司はセレブレイダーを構える。
「おやおや、まさかデパートが吹っ飛ぶというのに戦うつもりでいるのかね?」
すると、司は少し笑った。
「ん?何がおかしい。」
すると、司はゆっくりと顔を上げて言った。
「お前は何もわかってない。」
そう言った瞬間、デネブの手にあったスイッチがわれた。
「!?。ど、どういうことだ。奴は何をしたというのだ。」
手から血を流しながら、デネブは司に問う。
カイリも驚いていた。
あのLランクの戦士が。
「俺のユニットは確かに剣だが、それ以外にも能力がある。それは、見えない衝撃波だ。剣の先から出る衝撃波は人の盲点のように見えずに攻撃をすることができる。」
「くっ。こうなったら下がるしかないな。また会える日を楽しみにしているよ。」
そういうとデネブは煙を放ち消えて行った。
「この学園の戦士は200人を超える。その中で5つのランクに分かれる。高い順に言っていくとレジェンドランクであるLランク、スーパースターランクであるSランク、プロフェッショナルランクであるPランク、アマチュアランクであるAランク、ファンシーランクであるFランクに分かれる。そして、ユニット戦士団に選ばれるのはたったの16人だ。選ばれ方の基準としては、今から5カ月後に行う、コソトドールというユニット戦士団のメンバー争いの大会が行われる。そこではランクの区別はされない。」
「ってことはLランクがFランクと戦うことも?」
「そうだ。つまりお前にもユニット戦士団に入れるチャンスがあるってことだ。」
「?。入れるチャンス?どういうことです?」
司はつっかかった。
「お前のユニットはなかなか強い。どうだ、この大会に出てみる気はないか?」
カイリが司に問いかける。
司は
「もし、仮にユニット戦士団のメンバーになったとしたら、身内には何かしらの影響が?」
「いやそこまでの影響はない。ただ、少し家族と会う時間が少なくなるくらいか。さぁ、どうする司、私たちと協力してコスモディーテ社の企みを食い止めるのか、それともこのままの日常を続けるか。まぁ、続けたとしてもさっきのやつらみたいに身内に危険が及ぶかもしれん。」
司はよく考えた。
そして、
「分かった。奴らを放ってはおけない。家族を守るためにも俺はテラテイス学園に入学する。そして、ユニット戦士団のメンバーに入ってやる。」
「よし、そうと決まれば明日理事長と話をして来る。君も来るんだ、えっと…。」
「俺は天道司、よろしくな。」
「う、うん。私はカイリ・エステローラ。よろしくね。あ、あと今日は私の家に泊まっていきなさい。」
「………、はぁ?」
司は驚きを隠せなかった。
今日知り合ったやつの家に泊まる。
しかも女だ。
司はこれまであまり異性に、興味を持っておらず、女の家に泊まるのは初めてだった。
「いや、それは悪いよ、それに君は女の子だし…。」
司は断った。
が、カイリは、
「別に構わないよ、私はあなたなんかに興味はありませんし。」
「ですよねー…。」
司は少し落ち込んだ。
「んじゃ、今日は泊まっていくよ。」
司は、結局カイリの家に泊まることにした。
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