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第48話 チェコモトクロス選手権
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夏休みも終盤を迎えたが、俺の夏はまだまだイベント盛り沢山だぜ!
普通に飛行機に乗って、ヨーロッパに行くのがこんなに時間掛かるなんて思わなかった。
チェコ行きは直行便が無く、乗り換えを含めると15時間も掛かっちゃったぜ。
今年のジュニアモトクロスの世界選手権はチェコの『ロケット』モトクロスコースで行われる。
硬質の土で滑りやすいコースだが、今回のマシンは日本のワークスがセッティングしてくれた、スペシャルなマシンだ。
今までの父さんが調整してくれてたマシンとは、出力、バランスどれを取ってみても桁違いの仕上がりだ。
俺が出場するのは85ccクラスなのだが、ロシアや、オーストラリア、オランダ辺りの選手が強豪だな。
日本の各バイクメーカーもこの辺のクラスは未来のスター選手の発掘現場として、しっかりと見に来ている。
しかし今回の開催は、今までとは少し盛り上がりのレベルが違う。
東京五輪で10個の金メダルを獲得した俺が参加した効果は大きく、世界中で生中継で放送される。
カメラの台数もコース全域に渡ってカバーできる様に配置され、さらに全体の流れを常に把握するための、ヘリコプターを使った俯瞰図での映像も加わる。
父さんも、メーカーの人と一緒にマシンのチェックをしながら、凄く嬉しそうにしてるのが伝わってくるぜ。
GBN12も当日は駆け付ける事になっている。
モトクロスの応援のために作られた、新曲を引っさげてくるそうだが、既に国内ではCM曲として流れ始めてるんだって。
俺の国内でのモトクロスレースの決勝戦の画像に合わせて放送してるらしいよ。
俺自身はまだ見てないんだけどね。
うちの有能な代理人の今泉さんは、今回も俺のモトクロスウエアに大量のスポンサーワッペンを、貼り付けてくれてるぜ。
飲料メーカー、PCメーカー、通販サイト、タイヤメーカー、バイクショップ、ヘルメットメーカー等盛り沢山のワッペンだが胸に大きく掲載されている、通販大手のスポンサー料は今回だけの為に100万ドルを払ったそうだ。
普通なら、日曜日のレース当日しか盛り上がらないんだけど、金曜と土曜の練習日にも大勢の観客が訪れている。
日本から来た人達は100人程かな?これくらいの人数だったらと思い、現在のマネージャーであるうちの母さんを通じて、サインと握手をして上げる事にしたんだが、俺の考えは甘かった。
既に俺の人気は、世界規模になっていて日本からの応援の人の後ろに、ズラッと外国人の人も並び総勢300人くらいの人数になっていた。
流石に不味いと思い、先着300人で終了とアナウンスをしたぜ。
母さんはドイツ語なんて喋れるわけもないから、俺が直接ドイツ語、英語、ロシア語で3度アナウンスしたよ。
でもさ、サインを求めて並んでる人は殆どが、俺の使ってるのと同じ、グローブか、バイクメーカー名の入ったTシャツを着用してくれていて、そのシャツやグローブにサインして上げたんだけどね。
まだまだ真夏だから、女の子達もみんな薄着でTシャツにサインする時は、ドキドキしちゃったぜ。
外国人の女の子達は、発育が良い子が多いんだよねー、特に胸のあたりとか!
この競技は五輪の時と違って、スタートや直線では俺の実力は殆ど関係なく、マシン性能で決まるから、結構ドキドキしてはいる。
でもメーカの人が断言してた。
「85ccクラスで、このマシン以上のパワーを出せるバイクは存在しません」と!
2日間の練習走行で、コースの感触も掴み、万全の仕上がりだ。
土曜日の夜に両親と、メーカーのスタッフ他の各クラスの参加選手が集まって食事会を開いた。
態々このメーカーの創業社長の孫に当たる、現在の社長が日本から来ていた。
このメーカーは、モトクロスだけでなくロードGPにも、F1競争や車のラリー選手権にも参加している、モーター競技では、世界屈指の大メーカーだ。
食事会の席で、完全なるメードインジャパンでのF1競技での優勝が夢だと熱く語っていたが、食事会の後に少しだけ時間を作ってくれと言われて、この社長の泊まるスイートルームを訪れると、もし俺が将来F1ドライバーに挑戦する気があるなら全面的なバックアップを行うので、その時はうちのメーカーの専属でやってくれと頼まれた。
俺としては、将来的にはやってみたい興味をそそられる提案だが、それだけに時間を割いて1年間を転戦して行くことも出来ないので、「スケジュール的な問題などもあり現時点でお約束は出来ませんが、そうなった場合はよろしくお願いします」と返事をしておいた。
確かにモータースポーツは、他のスポーツと違って身体能力だけでは、大きく差がつかないので、俺が本気で取り組むスポーツとしては、一番楽しめる選択かもしれないよね。
◇◆◇◆
迎えたレース当日は、日本から駆けつけた放送権を獲得した放送局の人気アナと、GBN12のメンバーも勢揃いしていた。
この一週間、香奈以外は直接顔を見ていなかったので、俺の顔を見た瞬間にアンナと香織が抱きついてきた。
嬉しいけど、周りの目も少しは気にしろよなアイドルだろ?
綾子先生もスタンドに姿があるな、よーし応援の人の期待に応えるぜ!
今回も、レースはヒート1とヒート2を30分ずつ走り、総合成績で順位が決まる。
一直線に並んだスターティンググリッドには24台のマシンが並んでいる。
俺は世界ランキングは低いので、端からのスタートだが、逆に真ん中からだと第一コーナに向かうまでの混雑で、走り難そうだと思ったから、問題はないぜ。
前方に15secondと5secondと書いた2枚のボードを持ったキレイなお姉さんとスタートフラッグを持った頭の光ったおじさんが立ち緊張が高まる。
サポートの人たちも一斉に離れていく。
フラッグが振られ、スタートを切ると第1コーナーへと殺到していく。
やはり真ん中辺りからスタートをした、選手が何台か絡まって転倒してた。
俺は大外から一直線に第1コーナーへ向かい、その時点で5番手くらいの位置だった。
上出来だぜ。
そこから少しずつ順位を上げて行き、25分を経過した時点では、2番手の位置での周回を重ねていた。
先頭は、今回のレースでジュニアから、一気にMX2にクラスを上げることが決まっている、ライバルメーカーがバックアップしている、オランダ出身の選手だ。
しかし今回は俺のマシンも性能では全く負けていない。
メーカーの威信をかけて、作り上げた俺のマシンはラスト2分で遂に先頭に躍り出た。
そしてタイム的に最終になる周回では、2段ジャンプを一気に飛び越える離れ業もやった。
このジャンプは最上位クラスのMXGPでは当たり前のジャンプなんだけど、450ccのビッグパワーがあるからこそ当たり前になるが、85ccのこのマシンで行うには、ジャンプに入る直前のスピードや角度が、全て完璧に整っていないと到底出来ないようなジャンプだ。
そして最終コーナーを回り、最後のチェッカーフラッグもジャンプを決めた状態で受けた。
まず1勝だ。
ここからバイクのメンテナンスに入り30分後にヒート2がスタートする。
父さんが駆け寄ってきて、グータッチをした。
メーカーの社長も大喜びだ。
このクラスでは最後に俺が捉えた選手が絶対王者としてここ2年間君臨していて、俺のスポンサーメーカーはこのクラスの世界戦では、ずっと勝利が無かったんだって。
だけど最後の周回はチョットぶん回し過ぎだって、チームのディレクターに突っ込まれた。
決して怒ってる訳じゃないけど、「エンジンは消耗品だから無理をした使い方をすれば、それだけ寿命が縮むから、必要以上の回し方は、控えたほうが良いよ」って事だった。
でも、社長は「今日はお祭りだから気持ちよくぶん回しても壊れない、うちのエンジンを存分にアピールしてやれ!」って何か一人でハイテンションになってる。
ネジの緩みのチェックなどの点検も終わり、エンジン部分にも問題は無かったので、このままヒート2へと挑む。
スタートダッシュを決めて第1コーナーへは思いっきり逆ハンを切りながら飛び込んでいく。
この進入をする事で後続を抑えながら、思いっきり鋭角に第1コーナーを先頭で抜けて行った。
パワーで負けていない今回のレースでは、先頭に立ってしまえば誰よりも安全に、一番効率の良いコースを走行できる。
ヒート2は、正に独走だった。
半分以上はバイクの性能のお陰だけどね!
ぶっちゃけて言えば今日このレースに参加できるレベルのライダーであれば、ほとんどの選手がこのマシンで走れば表彰台は狙えるくらいに、凄かった。
それでもトップを取るためには、それ以上の何かが必要なんだけどね!
30分間を終始先頭で走り、周回遅れの選手をパスし始める迄の前半戦では85ccクラスでのラップタイムのレコードも記録して、トータル周回数でも125ccクラスと同等の周回数を記録した。
もちろん総合順位も1位だ、表彰台では中央に立ち、スタートの時に15秒前のボードを持って立っていたキレイなお姉さんに、金メダルをかけてもらって、盛大にシャンパンを振り撒いたぜ!
俺がシャンパンをメダルを掛けてくれたお姉さんに浴びせると、Tシャツが素肌に張り付いてめちゃエロく見えたのは、しっかりと記憶に焼きつけたぜ。
絶対後でアンナ達に、激しく突っ込まれるな……
ワークスチームのスタッフが日本人らしく俺を胴上げして、祝福してくれた。
応援席もメチャクチャ盛り上がってたから、俺は応援席の正面にいるGBN12の横に一緒に並んで観客の人たちと一緒に、思いっきりBANZAIしたぜ!
日本のテレビ局も満足だろ?
さぁ日本に帰ったら次はボクシングとゴルフだね!
普通に飛行機に乗って、ヨーロッパに行くのがこんなに時間掛かるなんて思わなかった。
チェコ行きは直行便が無く、乗り換えを含めると15時間も掛かっちゃったぜ。
今年のジュニアモトクロスの世界選手権はチェコの『ロケット』モトクロスコースで行われる。
硬質の土で滑りやすいコースだが、今回のマシンは日本のワークスがセッティングしてくれた、スペシャルなマシンだ。
今までの父さんが調整してくれてたマシンとは、出力、バランスどれを取ってみても桁違いの仕上がりだ。
俺が出場するのは85ccクラスなのだが、ロシアや、オーストラリア、オランダ辺りの選手が強豪だな。
日本の各バイクメーカーもこの辺のクラスは未来のスター選手の発掘現場として、しっかりと見に来ている。
しかし今回の開催は、今までとは少し盛り上がりのレベルが違う。
東京五輪で10個の金メダルを獲得した俺が参加した効果は大きく、世界中で生中継で放送される。
カメラの台数もコース全域に渡ってカバーできる様に配置され、さらに全体の流れを常に把握するための、ヘリコプターを使った俯瞰図での映像も加わる。
父さんも、メーカーの人と一緒にマシンのチェックをしながら、凄く嬉しそうにしてるのが伝わってくるぜ。
GBN12も当日は駆け付ける事になっている。
モトクロスの応援のために作られた、新曲を引っさげてくるそうだが、既に国内ではCM曲として流れ始めてるんだって。
俺の国内でのモトクロスレースの決勝戦の画像に合わせて放送してるらしいよ。
俺自身はまだ見てないんだけどね。
うちの有能な代理人の今泉さんは、今回も俺のモトクロスウエアに大量のスポンサーワッペンを、貼り付けてくれてるぜ。
飲料メーカー、PCメーカー、通販サイト、タイヤメーカー、バイクショップ、ヘルメットメーカー等盛り沢山のワッペンだが胸に大きく掲載されている、通販大手のスポンサー料は今回だけの為に100万ドルを払ったそうだ。
普通なら、日曜日のレース当日しか盛り上がらないんだけど、金曜と土曜の練習日にも大勢の観客が訪れている。
日本から来た人達は100人程かな?これくらいの人数だったらと思い、現在のマネージャーであるうちの母さんを通じて、サインと握手をして上げる事にしたんだが、俺の考えは甘かった。
既に俺の人気は、世界規模になっていて日本からの応援の人の後ろに、ズラッと外国人の人も並び総勢300人くらいの人数になっていた。
流石に不味いと思い、先着300人で終了とアナウンスをしたぜ。
母さんはドイツ語なんて喋れるわけもないから、俺が直接ドイツ語、英語、ロシア語で3度アナウンスしたよ。
でもさ、サインを求めて並んでる人は殆どが、俺の使ってるのと同じ、グローブか、バイクメーカー名の入ったTシャツを着用してくれていて、そのシャツやグローブにサインして上げたんだけどね。
まだまだ真夏だから、女の子達もみんな薄着でTシャツにサインする時は、ドキドキしちゃったぜ。
外国人の女の子達は、発育が良い子が多いんだよねー、特に胸のあたりとか!
この競技は五輪の時と違って、スタートや直線では俺の実力は殆ど関係なく、マシン性能で決まるから、結構ドキドキしてはいる。
でもメーカの人が断言してた。
「85ccクラスで、このマシン以上のパワーを出せるバイクは存在しません」と!
2日間の練習走行で、コースの感触も掴み、万全の仕上がりだ。
土曜日の夜に両親と、メーカーのスタッフ他の各クラスの参加選手が集まって食事会を開いた。
態々このメーカーの創業社長の孫に当たる、現在の社長が日本から来ていた。
このメーカーは、モトクロスだけでなくロードGPにも、F1競争や車のラリー選手権にも参加している、モーター競技では、世界屈指の大メーカーだ。
食事会の席で、完全なるメードインジャパンでのF1競技での優勝が夢だと熱く語っていたが、食事会の後に少しだけ時間を作ってくれと言われて、この社長の泊まるスイートルームを訪れると、もし俺が将来F1ドライバーに挑戦する気があるなら全面的なバックアップを行うので、その時はうちのメーカーの専属でやってくれと頼まれた。
俺としては、将来的にはやってみたい興味をそそられる提案だが、それだけに時間を割いて1年間を転戦して行くことも出来ないので、「スケジュール的な問題などもあり現時点でお約束は出来ませんが、そうなった場合はよろしくお願いします」と返事をしておいた。
確かにモータースポーツは、他のスポーツと違って身体能力だけでは、大きく差がつかないので、俺が本気で取り組むスポーツとしては、一番楽しめる選択かもしれないよね。
◇◆◇◆
迎えたレース当日は、日本から駆けつけた放送権を獲得した放送局の人気アナと、GBN12のメンバーも勢揃いしていた。
この一週間、香奈以外は直接顔を見ていなかったので、俺の顔を見た瞬間にアンナと香織が抱きついてきた。
嬉しいけど、周りの目も少しは気にしろよなアイドルだろ?
綾子先生もスタンドに姿があるな、よーし応援の人の期待に応えるぜ!
今回も、レースはヒート1とヒート2を30分ずつ走り、総合成績で順位が決まる。
一直線に並んだスターティンググリッドには24台のマシンが並んでいる。
俺は世界ランキングは低いので、端からのスタートだが、逆に真ん中からだと第一コーナに向かうまでの混雑で、走り難そうだと思ったから、問題はないぜ。
前方に15secondと5secondと書いた2枚のボードを持ったキレイなお姉さんとスタートフラッグを持った頭の光ったおじさんが立ち緊張が高まる。
サポートの人たちも一斉に離れていく。
フラッグが振られ、スタートを切ると第1コーナーへと殺到していく。
やはり真ん中辺りからスタートをした、選手が何台か絡まって転倒してた。
俺は大外から一直線に第1コーナーへ向かい、その時点で5番手くらいの位置だった。
上出来だぜ。
そこから少しずつ順位を上げて行き、25分を経過した時点では、2番手の位置での周回を重ねていた。
先頭は、今回のレースでジュニアから、一気にMX2にクラスを上げることが決まっている、ライバルメーカーがバックアップしている、オランダ出身の選手だ。
しかし今回は俺のマシンも性能では全く負けていない。
メーカーの威信をかけて、作り上げた俺のマシンはラスト2分で遂に先頭に躍り出た。
そしてタイム的に最終になる周回では、2段ジャンプを一気に飛び越える離れ業もやった。
このジャンプは最上位クラスのMXGPでは当たり前のジャンプなんだけど、450ccのビッグパワーがあるからこそ当たり前になるが、85ccのこのマシンで行うには、ジャンプに入る直前のスピードや角度が、全て完璧に整っていないと到底出来ないようなジャンプだ。
そして最終コーナーを回り、最後のチェッカーフラッグもジャンプを決めた状態で受けた。
まず1勝だ。
ここからバイクのメンテナンスに入り30分後にヒート2がスタートする。
父さんが駆け寄ってきて、グータッチをした。
メーカーの社長も大喜びだ。
このクラスでは最後に俺が捉えた選手が絶対王者としてここ2年間君臨していて、俺のスポンサーメーカーはこのクラスの世界戦では、ずっと勝利が無かったんだって。
だけど最後の周回はチョットぶん回し過ぎだって、チームのディレクターに突っ込まれた。
決して怒ってる訳じゃないけど、「エンジンは消耗品だから無理をした使い方をすれば、それだけ寿命が縮むから、必要以上の回し方は、控えたほうが良いよ」って事だった。
でも、社長は「今日はお祭りだから気持ちよくぶん回しても壊れない、うちのエンジンを存分にアピールしてやれ!」って何か一人でハイテンションになってる。
ネジの緩みのチェックなどの点検も終わり、エンジン部分にも問題は無かったので、このままヒート2へと挑む。
スタートダッシュを決めて第1コーナーへは思いっきり逆ハンを切りながら飛び込んでいく。
この進入をする事で後続を抑えながら、思いっきり鋭角に第1コーナーを先頭で抜けて行った。
パワーで負けていない今回のレースでは、先頭に立ってしまえば誰よりも安全に、一番効率の良いコースを走行できる。
ヒート2は、正に独走だった。
半分以上はバイクの性能のお陰だけどね!
ぶっちゃけて言えば今日このレースに参加できるレベルのライダーであれば、ほとんどの選手がこのマシンで走れば表彰台は狙えるくらいに、凄かった。
それでもトップを取るためには、それ以上の何かが必要なんだけどね!
30分間を終始先頭で走り、周回遅れの選手をパスし始める迄の前半戦では85ccクラスでのラップタイムのレコードも記録して、トータル周回数でも125ccクラスと同等の周回数を記録した。
もちろん総合順位も1位だ、表彰台では中央に立ち、スタートの時に15秒前のボードを持って立っていたキレイなお姉さんに、金メダルをかけてもらって、盛大にシャンパンを振り撒いたぜ!
俺がシャンパンをメダルを掛けてくれたお姉さんに浴びせると、Tシャツが素肌に張り付いてめちゃエロく見えたのは、しっかりと記憶に焼きつけたぜ。
絶対後でアンナ達に、激しく突っ込まれるな……
ワークスチームのスタッフが日本人らしく俺を胴上げして、祝福してくれた。
応援席もメチャクチャ盛り上がってたから、俺は応援席の正面にいるGBN12の横に一緒に並んで観客の人たちと一緒に、思いっきりBANZAIしたぜ!
日本のテレビ局も満足だろ?
さぁ日本に帰ったら次はボクシングとゴルフだね!
応援ありがとうございます!
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