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しおりを挟む「あっ……は、ぁ……んぁっ、くっ、ひうっ…………!」
ずぷずぷ、と腰を進める。
もう腕に力が入っていないルメアは、上半身は下がって、下半身だけが上がっている状態になっていた。
「大丈夫……っ? ルメア」
「はっ、う、んんっ! あ、はっ……だ、い……じょぶ……っ」
「くっ……。……はぁっ、全部挿入った」
南波斗の大きい質量が、ルメアの中に全部埋まる。
「は、う……? ぜん、ぶ……?」
「うん……っ。ゆっくり動くよ…………?」
初めてだから、南波斗はルメアの身体を気遣って腰を進める。
「や、ぁ、あぁあっ…………っ! んっ、あ、あぁあ……」
一度腰を引いて、もう一度奥に突く。
「あ、気持ちいい…………っ」
ずぶ、ずぶ、とゆっくり腰を前後に動かす。
「んぁあああっ……! はっああんっ!!」
「もっと早く動いていい?」
まだゆっくり動いているが、それだけでもルメアには苦しい。
それなのに、もっと早く腰を動かされたら。
「だ、め……っ、だめぇ……っ!! や、だ……っ」
首を横に振って「ダメ」と言い続けるが、それは効果を持たない。
「ごめん……。俺もぅ……限界……」
南波斗だって苦しい。
早く欲を出しきってしまいたい。
「っ……じゃ、あ……んっ! やさ、しく……んっぁ、して?」
ルメアに、南波斗の苦しさが伝わったのか、喘ぎながらも言葉を紡ぐ。
「っ……。分かった」
息が止まるかと思うくらい、かわいくて驚いた。
南波斗は、ルメアの腰を掴んでピストンを再開する。
「あっ、んっ! はあぁああっ! んっ、くぁっ……!」
パンッパンッ、と肌がぶつかり合う破裂音がする。
「はっ……んっ。気持ちい?」
中を大きく穿ちながら、南波斗はルメアに覆い被さって聞く。
「んっ! き、もちい……っ! 気持ちい、南波、斗ぉっ!」
少し前までは、その単語も恥ずかしがって言わなかったのに、今ではすぐに言えるようになっている。
そんなルメアを見て、南波斗は嬉しくなる。
「あ、んっ! は、激し……っ!!」
パンッパンッ、と深く打ち付けられルメアの身体が前後に動く。
「はっ……んっ……っ!」
南波斗も息を詰めて、腰を動かす。
ルメアはまた枕に顔を埋めて、快楽を全身で受け止める。
「んーっ!! ひっ、ぅあっ……!」
声がくぐもって、部屋に響かないが、それなりにいやらしい。
肌同士がぶつかり合う音も変わってくる。
ぱちゅん、ぱちゅんっ、と水音も含んだ音に変わる。
「はっ、ぁ、んぅ……っ!! イっちゃ……ぅう……っ!」
顔を上げて、ぎゅっ、と目を瞑る。
「いいよ。イって……っ!」
そう言われた瞬間、ルメアの中心部はブルブルと震えて白濁液を吐き出した。
「あ、ふっ……!」
「っ……あ、俺…………も、イきそう……ッ!」
イったばかりで、力が入っていないルメアの腰を強く掴んでまた動く。
それに、ルメアが目を見開いて南波斗を見た。
「まっ、て……っ! イッた……っ、イッたばか、り……だからっ!!」
ぱちゅん、ぱちゅん、と肌を深く打ち付けて、ルメアの中を堪能する。
南波斗は腰振りを激しくしながら、ルメアに抱きついた。
ベッドシーツを強く握って全身をガクガクさせているルメアの手を、南波斗がぎゅっ、と握る。
「んうあ!! はっ、あんっ、な……南波斗ッ!」
「俺も、イく……っ!」
ルメアも南波斗の手を握り返した。
そして、追い上げと言わんばかりに、南波斗は一番強く腰を打ち付ける。
「や、ぁあああ……っ!!」
パンッッ、とルメアの奥深くに自分のを挿れた瞬間。
ビュクッ、ビュルルル…………ッ!!
ルメアのお腹の中に、温かい白濁液を吐き出す。
南波斗もルメアも、同じくらいビクビク、と身体を痙攣させる。
「は、はぁ……はぁあ…………っ!」
荒い息を繰り返した南波斗は、ルメアの顎を持ち上げてキスをした。
ちゅっ、ちゅ、と啄むようなキスをして、最後にデコにキスを落とした。
「んっ……」
「……眠い?」
ずっと目がトロン、としているルメアは欠伸をした。
「ねむ、たい…………」
ボソッと呟いたルメアを起こして、抱きしめる。
「いいよ、寝て」
頭を優しく撫でてやると、ルメアは南波斗にもたれかかって眠った。
完全に眠ったのを確認した南波斗は、ゆっくりとルメアの中から自身のを抜く。
——気持ちよかった…………
こんなにも幸せな気持ちになるなんて、知らなかった。
汗や精液でベトベトになったルメアの細い身体を、タオルで軽く拭く。
自分の吐き出した精液を、ルメアの中から掻き出す。
二本指を入れて、ぐちゃぐちゃ、と掻き出す。
全部出して、ルメアをベッドに寝かせる。
「おやすみ、ルメア」
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