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天空に南波斗と共にやって来て、すでに一週間が経過していた。
ルメアの父が身を粉にして南波斗に特別な術を掛けてくれたおかげで、こうして天空で一緒に暮らしているのだが。
✩.*˚✩.*˚✩.*˚
「南波斗ッ! 勝手に動かないでくれ!」
一週間前、竜王城に来てすぐ体調が悪くなった南波斗は、丸一日寝込んでいたが次の日には完全復活していて驚いた。
「探検したいんだ! なぁ、いいだろ!?」
「お前なんでそんな元気なんだよッ!」
「知らん!」
「俺は溜まりに溜まった仕事が残ってるんだぁぁあああああ!!」
復活してくれたのは嬉しいが、どうしてこうも元気が溢れているのだろう。
四龍に南波斗の監視役を頼みたいのだが、なぜか皆、仕事が入っている。
ケルラも今日は天空城に足を運んでいるようで、簡単に言うと。
誰もいない。
「南波斗ーっ!!」
名前を呼ぶと、必ず南波斗は足を止めて振り返ってくれる。
先を歩いていた南波斗に駆け寄って、手を握る。
「なに?」
「一緒に行こう? 城の主である俺が案内するから」
南波斗は一瞬、驚いたような顔を見せたが、すぐにニッコリと笑って「じゃあお願いしようかな」と言った。
「竜王城……? って広いんだな」
「そうだよ。きっと南波斗が思っている以上に広いから」
「マジ? わぁー、楽しみ」
目をキラキラさせながら、強く握ったルメアの手を引く。
「まずはこっち。一階から順番に行くぞ」
「はーい」
タンッ、と石造りの床を左足で踏み鳴らす。
すると目を疑うスピードで魔法陣が描かれ、ルメアと南波斗の足元に出現する。
「……え?」
ポツリと零した南波斗の言葉をルメアが聞いたのは、目的地に設定していた竜王城一階だった。
「早……」
「まぁ竜王だからな」
なんだそれ、と笑いながら南波斗にツッコまれる。
こうやって南波斗と笑い合っていられる時間こそが、ルメアにとって『幸せ』な時だった。
ルメアの父が身を粉にして南波斗に特別な術を掛けてくれたおかげで、こうして天空で一緒に暮らしているのだが。
✩.*˚✩.*˚✩.*˚
「南波斗ッ! 勝手に動かないでくれ!」
一週間前、竜王城に来てすぐ体調が悪くなった南波斗は、丸一日寝込んでいたが次の日には完全復活していて驚いた。
「探検したいんだ! なぁ、いいだろ!?」
「お前なんでそんな元気なんだよッ!」
「知らん!」
「俺は溜まりに溜まった仕事が残ってるんだぁぁあああああ!!」
復活してくれたのは嬉しいが、どうしてこうも元気が溢れているのだろう。
四龍に南波斗の監視役を頼みたいのだが、なぜか皆、仕事が入っている。
ケルラも今日は天空城に足を運んでいるようで、簡単に言うと。
誰もいない。
「南波斗ーっ!!」
名前を呼ぶと、必ず南波斗は足を止めて振り返ってくれる。
先を歩いていた南波斗に駆け寄って、手を握る。
「なに?」
「一緒に行こう? 城の主である俺が案内するから」
南波斗は一瞬、驚いたような顔を見せたが、すぐにニッコリと笑って「じゃあお願いしようかな」と言った。
「竜王城……? って広いんだな」
「そうだよ。きっと南波斗が思っている以上に広いから」
「マジ? わぁー、楽しみ」
目をキラキラさせながら、強く握ったルメアの手を引く。
「まずはこっち。一階から順番に行くぞ」
「はーい」
タンッ、と石造りの床を左足で踏み鳴らす。
すると目を疑うスピードで魔法陣が描かれ、ルメアと南波斗の足元に出現する。
「……え?」
ポツリと零した南波斗の言葉をルメアが聞いたのは、目的地に設定していた竜王城一階だった。
「早……」
「まぁ竜王だからな」
なんだそれ、と笑いながら南波斗にツッコまれる。
こうやって南波斗と笑い合っていられる時間こそが、ルメアにとって『幸せ』な時だった。
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