31 / 53
第2章 子ネコーと長老のお船休暇
第31話 子ネコーの基準
しおりを挟む
ぱん!
――――と、ナナばーばが手を叩いた。
みんなの注目を集めたことを確認してから、ナナばーばは、二度も中断された話を強制再開した。静かなようでいて迫力のあるその笑顔からは、今度こそ誰にも邪魔はさせないぞ、という強い意思が感じ取れる。
「それでね。若い女性ネコーが、お船で働いてくれることになったのよ!」
盛大な脱線をものともしない、力強く見事な軌道修正ぶりだった。
みんな、黙ってナナばーばを見つめる。
もしも、子ネコー以外の誰かが邪魔をしようものなら、何としてもそれを取り押さえねば、と子ネコー以外の誰もが身構えた。次に話の腰を追っても許されるのは、にゃんごろーただひとりであると、誰もが理解していたからだ。
幸いにも、余計な口を挟む者はひとりもいなかった。
若い女性ネコーと聞いて、にゃんごろーも興味津々の様子でナナばーばのお顔を見上げている。
子ネコーの気を引けたことに気をよくして、ナナばーばはウキウキと話を続けた。
「お名前はね、レイニーさんというの。魔法細工が得意なネコーさんでね。ガドさんの鍛冶工房の隣を魔工房にして、そこで働いてもらうことになったの!」
「なんじゃ。お船の魔法整備担当の新人じゃないんかい」
「はい、残念ながら。うちにも、ネコーがひとり欲しいんですけどね」
ナナばーばの説明を聞いた長老が残念そうに呟くと、タニアが苦笑しながらそれに答えた。魔法生物ネコーは、魔法関連の職場では、割と引く手あまたなのだ。
「まほーしぇーりたんとうには、ネコーはいないの?」
「そうなんです。募集はしているんですけれどね」
「にゃんごろーくん、大きくなったら魔法整備担当で働いてみない? 毎日、お船で美味しいものが食べられるよ?」
「えー? きゃ、きゃんらえちょく…………」
お船の事情に詳しくない子ネコーが、隣に座っている魔法整備担当のタニアを見上げながら尋ねた。タニアが少し頬を緩ませながら質問に答えると、そのさらに隣から、タニアの後輩であるムラサキが身を乗り出すようにして子ネコーを勧誘してくる。
突然の勧誘だったけれど、にゃんごろーは満更でもなさそうだ。
特に、『毎日、美味しいものが食べられる』の件には、とてつもなく心を動かされた。発声魔法を頑張ろうと決意した通り、少しは改善の兆しが見えてきていた発音が、あっという間にガタガタになるくらいには、心を揺り動かされた。あの決意は、今やにゃんごろーの頭の中から、すっかり忘れ去られてしまったようだ。
またしても話が脱線してしまったけれど、質問したのがにゃんごろーだったことと、話の流れが望ましい展開だったため、ナナばーばはニコニコと嬉しそうだ。その瞳は、にゃんごろーを見ているようでいて、ここではない遠いどこかを見つめている。
ナナばーばが、にゃんごろーと一緒の楽しいお船ライフへと思考を飛び立たせてしまったことに気付いて、ムラサキが本題を引き継ぐことにした。ムラサキもまた、“本題”に関係しているのだ。
「それでですね。本当だったら、長老さんたちと一緒のお昼ごはんに誘われていたのは、レイニーさんの方だったんですよ」
「しょーなの?」
「はい。なんですけど、レイニーさんが、興味ないって仰られ……」
「ちょっと、ムラサキ!」
少々配慮に欠けるムラサキの言葉を、タニアが肘でムラサキの脇腹を小突きながら遮った。ムラサキは、慌てて言い直す。
「あ、ごめんなさい。えーと、レイニーさんは、お仕事が忙しいみたいで、それで代わりに、自分が参加することになったんです!」
「きょーみ、にゃいのきゃー…………」
「あ、あ! その! お仕事が忙しいのも、本当で!」
話の軌道修正が遅すぎたようで、一緒にお食事をすることに興味がないと言われてしまった子ネコーが、しょぼーんと肩を落とした。にゃんごろーだけに言っているわけではなく、長老とセットのようではあるが、それでもショックなものはショックだ。にゃんごろーの方は、同じネコーの仲間と聞いて興味津々なのに、なんだかフラれた気分だ。
にゃんごろーを落ち込ませた犯人であるムラサキは、あわあわと両手を振りながら必死で弁明するものの、にゃんごろーの胸には届かない。子ネコーは、力なく項垂れたままだ。
困ったムラサキが、救いを求めるように長老を見つめた。長老は「まかせておけぃ」とばかりに頷きを返す。未来に思いを馳せて心ここにあらずのナナばーば以外の面々は、ハラハラと子ネコーを見守っているが、長老は余裕の顔で笑っていた。
長老には、子ネコーを丸め込む自信があるのだ。
「にゃんごろーよ」
「なあに、ちょーろー」
「つまり、あれじゃ。レイニーさんは、ルシアと同じタイプのネコーなんじゃろ」
子ネコー見守り隊の面々は、「え、それだけ?」と思ったが、にゃんごろーは長老を見つめたまま、何度かお目目をパチパチした後、あっさり頷いた。
「ルシアしゃんのなかまきゃー。しょれりゃあ、しょうらにゃいね!」
「うむ。そういうことじゃ」
見守り隊には、どういうことなのかはさっぱりだったが、とにかく子ネコーに笑顔が戻った。なんだか分からないけれど、見守り隊は、長老へ称賛の眼差しを送る。
話の引き合いに出されたルシアは、三度の飯よりも発明&実験が大好きなネコーなのだ。発明に夢中になり過ぎるあまり、ごはんを抜いてしまうこともしょっちゅうだ。自他ともにではなく、他のみが認める食いしん坊子ネコーのにゃんごろーには、信じられないことだった。けれど、それだけ発明が好きなのだなということは、にゃんごろーにも理解できる。それはもう、心の底からも腹の底からも理解できた。
いつも発明のことばかり考えているルシアは、他ネコーに対する興味が薄い。たまーに、住処のどこかで、散歩をしているルシアとばったり出くわすことがあった。散歩をしていても、頭の中は発明のことでいっぱいのようで、挨拶をしても素通りされてしまうことが多かった。意地悪をしているわけではなく、考えごとに夢中なあまり、挨拶をされていることに気付いていないのだ。
初めてそれをされた時は、無視をされたと思ってショックを受けたにゃんごろーだったけれど、今は気にしていない。返事がないかもしれないのを承知で、それでも、ちゃんと挨拶をして、「頑張ってねー」と手を振っている。
返事がないのは、ごはんよりも大好きな発明のことを考えているのだと、今はもう知っているからだ。
ごはんよりも大切なことで頭がいっぱいなら、返事がないのも仕方がない。むしろ、応援したい――――と、自覚のない食いしん坊子ネコーは思っているのだ。
だから、そのルシアと同じタイプと聞かされて、子ネコーはあっさりと納得したのだ。
レイニーは、魔法細工の仕事が、ごはんよりも大好きなのだろう。ならば、仕方がない――――ということだ。
『食べる』ことは、にゃんごろーにとって、すべての基準となっているのだ。
――――と、ナナばーばが手を叩いた。
みんなの注目を集めたことを確認してから、ナナばーばは、二度も中断された話を強制再開した。静かなようでいて迫力のあるその笑顔からは、今度こそ誰にも邪魔はさせないぞ、という強い意思が感じ取れる。
「それでね。若い女性ネコーが、お船で働いてくれることになったのよ!」
盛大な脱線をものともしない、力強く見事な軌道修正ぶりだった。
みんな、黙ってナナばーばを見つめる。
もしも、子ネコー以外の誰かが邪魔をしようものなら、何としてもそれを取り押さえねば、と子ネコー以外の誰もが身構えた。次に話の腰を追っても許されるのは、にゃんごろーただひとりであると、誰もが理解していたからだ。
幸いにも、余計な口を挟む者はひとりもいなかった。
若い女性ネコーと聞いて、にゃんごろーも興味津々の様子でナナばーばのお顔を見上げている。
子ネコーの気を引けたことに気をよくして、ナナばーばはウキウキと話を続けた。
「お名前はね、レイニーさんというの。魔法細工が得意なネコーさんでね。ガドさんの鍛冶工房の隣を魔工房にして、そこで働いてもらうことになったの!」
「なんじゃ。お船の魔法整備担当の新人じゃないんかい」
「はい、残念ながら。うちにも、ネコーがひとり欲しいんですけどね」
ナナばーばの説明を聞いた長老が残念そうに呟くと、タニアが苦笑しながらそれに答えた。魔法生物ネコーは、魔法関連の職場では、割と引く手あまたなのだ。
「まほーしぇーりたんとうには、ネコーはいないの?」
「そうなんです。募集はしているんですけれどね」
「にゃんごろーくん、大きくなったら魔法整備担当で働いてみない? 毎日、お船で美味しいものが食べられるよ?」
「えー? きゃ、きゃんらえちょく…………」
お船の事情に詳しくない子ネコーが、隣に座っている魔法整備担当のタニアを見上げながら尋ねた。タニアが少し頬を緩ませながら質問に答えると、そのさらに隣から、タニアの後輩であるムラサキが身を乗り出すようにして子ネコーを勧誘してくる。
突然の勧誘だったけれど、にゃんごろーは満更でもなさそうだ。
特に、『毎日、美味しいものが食べられる』の件には、とてつもなく心を動かされた。発声魔法を頑張ろうと決意した通り、少しは改善の兆しが見えてきていた発音が、あっという間にガタガタになるくらいには、心を揺り動かされた。あの決意は、今やにゃんごろーの頭の中から、すっかり忘れ去られてしまったようだ。
またしても話が脱線してしまったけれど、質問したのがにゃんごろーだったことと、話の流れが望ましい展開だったため、ナナばーばはニコニコと嬉しそうだ。その瞳は、にゃんごろーを見ているようでいて、ここではない遠いどこかを見つめている。
ナナばーばが、にゃんごろーと一緒の楽しいお船ライフへと思考を飛び立たせてしまったことに気付いて、ムラサキが本題を引き継ぐことにした。ムラサキもまた、“本題”に関係しているのだ。
「それでですね。本当だったら、長老さんたちと一緒のお昼ごはんに誘われていたのは、レイニーさんの方だったんですよ」
「しょーなの?」
「はい。なんですけど、レイニーさんが、興味ないって仰られ……」
「ちょっと、ムラサキ!」
少々配慮に欠けるムラサキの言葉を、タニアが肘でムラサキの脇腹を小突きながら遮った。ムラサキは、慌てて言い直す。
「あ、ごめんなさい。えーと、レイニーさんは、お仕事が忙しいみたいで、それで代わりに、自分が参加することになったんです!」
「きょーみ、にゃいのきゃー…………」
「あ、あ! その! お仕事が忙しいのも、本当で!」
話の軌道修正が遅すぎたようで、一緒にお食事をすることに興味がないと言われてしまった子ネコーが、しょぼーんと肩を落とした。にゃんごろーだけに言っているわけではなく、長老とセットのようではあるが、それでもショックなものはショックだ。にゃんごろーの方は、同じネコーの仲間と聞いて興味津々なのに、なんだかフラれた気分だ。
にゃんごろーを落ち込ませた犯人であるムラサキは、あわあわと両手を振りながら必死で弁明するものの、にゃんごろーの胸には届かない。子ネコーは、力なく項垂れたままだ。
困ったムラサキが、救いを求めるように長老を見つめた。長老は「まかせておけぃ」とばかりに頷きを返す。未来に思いを馳せて心ここにあらずのナナばーば以外の面々は、ハラハラと子ネコーを見守っているが、長老は余裕の顔で笑っていた。
長老には、子ネコーを丸め込む自信があるのだ。
「にゃんごろーよ」
「なあに、ちょーろー」
「つまり、あれじゃ。レイニーさんは、ルシアと同じタイプのネコーなんじゃろ」
子ネコー見守り隊の面々は、「え、それだけ?」と思ったが、にゃんごろーは長老を見つめたまま、何度かお目目をパチパチした後、あっさり頷いた。
「ルシアしゃんのなかまきゃー。しょれりゃあ、しょうらにゃいね!」
「うむ。そういうことじゃ」
見守り隊には、どういうことなのかはさっぱりだったが、とにかく子ネコーに笑顔が戻った。なんだか分からないけれど、見守り隊は、長老へ称賛の眼差しを送る。
話の引き合いに出されたルシアは、三度の飯よりも発明&実験が大好きなネコーなのだ。発明に夢中になり過ぎるあまり、ごはんを抜いてしまうこともしょっちゅうだ。自他ともにではなく、他のみが認める食いしん坊子ネコーのにゃんごろーには、信じられないことだった。けれど、それだけ発明が好きなのだなということは、にゃんごろーにも理解できる。それはもう、心の底からも腹の底からも理解できた。
いつも発明のことばかり考えているルシアは、他ネコーに対する興味が薄い。たまーに、住処のどこかで、散歩をしているルシアとばったり出くわすことがあった。散歩をしていても、頭の中は発明のことでいっぱいのようで、挨拶をしても素通りされてしまうことが多かった。意地悪をしているわけではなく、考えごとに夢中なあまり、挨拶をされていることに気付いていないのだ。
初めてそれをされた時は、無視をされたと思ってショックを受けたにゃんごろーだったけれど、今は気にしていない。返事がないかもしれないのを承知で、それでも、ちゃんと挨拶をして、「頑張ってねー」と手を振っている。
返事がないのは、ごはんよりも大好きな発明のことを考えているのだと、今はもう知っているからだ。
ごはんよりも大切なことで頭がいっぱいなら、返事がないのも仕方がない。むしろ、応援したい――――と、自覚のない食いしん坊子ネコーは思っているのだ。
だから、そのルシアと同じタイプと聞かされて、子ネコーはあっさりと納得したのだ。
レイニーは、魔法細工の仕事が、ごはんよりも大好きなのだろう。ならば、仕方がない――――ということだ。
『食べる』ことは、にゃんごろーにとって、すべての基準となっているのだ。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】まもの牧場へようこそ!~転移先は魔物牧場でした ~-ドラゴンの子育てから始める異世界田舎暮らし-
いっぺいちゃん
ファンタジー
平凡なサラリーマン、相原正人が目を覚ましたのは、
見知らぬ草原に佇むひとつの牧場だった。
そこは、人に捨てられ、行き場を失った魔物の孤児たちが集う場所。
泣き虫の赤子ドラゴン「リュー」。
やんちゃなフェンリルの仔「ギン」。
臆病なユニコーンの仔「フィーネ」。
ぷるぷる働き者のスライム「モチョ」。
彼らを「処分すべき危険種」と呼ぶ声が、王都や冒険者から届く。
けれど正人は誓う。
――この子たちは、ただの“危険”なんかじゃない。
――ここは、家族の居場所だ。
癒やしのスキル【癒やしの手】を頼りに、
命を守り、日々を紡ぎ、
“人と魔物が共に生きる未来”を探していく。
◇
🐉 癒やしと涙と、もふもふと。
――これは、小さな牧場から始まる大きな物語。
――世界に抗いながら、共に暮らすことを選んだ者たちの、優しい日常譚。
※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。
私の息子を“愛人の子の下”にすると言った夫へ──その瞬間、正妻の役目は終わりました
放浪人
恋愛
政略結婚で伯爵家に嫁いだ侯爵令嬢リディアは、愛のない夫婦関係を「正妻の務め」と割り切り、赤字だらけの領地を立て直してきた。帳簿を整え、税の徴収を正し、交易路を広げ、収穫が不安定な年には備蓄を回す――伯爵家の体裁を保ってきたのは、いつも彼女の実務だった。
だがある日、夫オスヴァルドが屋敷に連れ帰ったのは“幼馴染”の女とその息子。
「彼女は可哀想なんだ」
「この子を跡取りにする」
そして人前で、平然と言い放つ。
――「君の息子は、愛人の子の“下”で学べばいい」
その瞬間、リディアの中で何かが静かに終わった。怒鳴らない。泣かない。微笑みすら崩さない。
「承知しました。では――正妻の役目は終わりましたね」
【完結】 メイドをお手つきにした夫に、「お前妻として、クビな」で実の子供と追い出され、婚約破棄です。
BBやっこ
恋愛
侯爵家で、当時の当主様から見出され婚約。結婚したメイヤー・クルール。子爵令嬢次女にしては、玉の輿だろう。まあ、肝心のお相手とは心が通ったことはなかったけど。
父親に決められた婚約者が気に入らない。その奔放な性格と評された男は、私と子供を追い出した!
メイドに手を出す当主なんて、要らないですよ!
【完結】離縁されたので実家には戻らずに自由にさせて貰います!
山葵
恋愛
「キリア、俺と離縁してくれ。ライラの御腹には俺の子が居る。産まれてくる子を庶子としたくない。お前に子供が授からなかったのも悪いのだ。慰謝料は払うから、離婚届にサインをして出て行ってくれ!」
夫のカイロは、自分の横にライラさんを座らせ、向かいに座る私に離婚届を差し出した。
【完結】お父様に愛されなかった私を叔父様が連れ出してくれました。~お母様からお父様への最後のラブレター~
山葵
恋愛
「エリミヤ。私の所に来るかい?」
母の弟であるバンス子爵の言葉に私は泣きながら頷いた。
愛人宅に住み屋敷に帰らない父。
生前母は、そんな父と結婚出来て幸せだったと言った。
私には母の言葉が理解出来なかった。
嘘つきと呼ばれた精霊使いの私
ゆるぽ
ファンタジー
私の村には精霊の愛し子がいた、私にも精霊使いとしての才能があったのに誰も信じてくれなかった。愛し子についている精霊王さえも。真実を述べたのに信じてもらえず嘘つきと呼ばれた少女が幸せになるまでの物語。
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
家族に捨てられたけど、もふもふ最強従魔に愛されました
朔夜
ファンタジー
この世界は「アステルシア」。
魔法と魔物、そして“従魔契約”という特殊な力が存在する世界。代々、強大な魔力と優れた従魔を持つ“英雄の血筋”。
でも、生まれたばかりの私は、そんな期待を知らず、ただ両親と兄姉の愛に包まれて育っていった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる