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コミカライズ版完結 & コミックス刊行決定記念SS
しあわせの軌跡 〈彩人目線〉
コミカライズ版『スパダリホストと溺愛子育て始めます』が本日サイトの方で完結いたしました。
そして六月上旬には、コミックスが刊行される予定です!
本作を応援してくださった皆様のおかげです、本当にありがとうございますヽ(;▽;)ノ
コミックス刊行決定記念にSSを書きました。よろしければご覧くださいませ~!
˚✧₊⁎⁎⁺˳✧༚✩⑅⋆˚˚✧₊⁎⁎⁺˳✧༚✩⑅⋆˚
その日は、見事な青空が広がっていた。
見慣れた『ほしぞら保育園』のプレートの隣には、『そつえんしき』と書かれた手作りの可愛らしい看板が掲げられている。
俺のスマホの中には、桜を模したピンク色の花が飾られた看板の前に笑顔で立つ、壱成と空の写真が収まっている。
そして壱成のスマホには、大量の俺と空の写真が。
卒園式が始まる前からすでに涙ぐんでいた壱成は、ひたすら俺と空を連写をしまくっていた。
そして、ちょうど同じタイミングで登園してきた累くんとの写真も。
よそ行きのジャケットに身を包んだ累くんを見て、空が「るい、きょうすごくかっこいいねぇ」と褒めちぎるものだから、累くんの頬は、園庭に咲く桜の花よりも濃いピンク色に染まっていた。
来春からは同じ小学校へ通うふたりだ。
きっともうすぐ、今度は『入学式』と書かれた看板の前で、真新しいランドセルを背負って、並んで写真を撮るだろう。
「いっせー! みてみて! さくらのはなびら、いっぱいおちてるの」
「どれ? へぇ、きれいだな~」
「いっぱいひろってくるからねぇ! いこ、るい!」
「うん、そらくんのためにいっぱいひろうよ」
卒園式を終えたあとの園庭には、名残惜しげに遊ぶ子どもたちと、それを見守る保護者たちの姿がある。俺は壱成と桜の下にふたり並んで、空たちの花びら集めを見守っていた。
そしてふと気づく。壱成が妙に静かなのだ。チラリととなりを見てみると、壱成がぐすんと鼻を啜っている。俺はさりげなく、ポケットティッシュを手渡した。
「あ……ごめ、ありがと」
「いいよ、好きなだけ使えって」
式が始まり、園児たちが入場してきたあたりから、壱成ははらはらと涙を流していた。卒園証書を立派に受け取る空の写真を撮りながら泣き、卒園児たちの歌声を聴いては泣き、退場するちびっこたちに拍手を送りながら泣いていた。
「ごめん、俺ばっかこんな泣いて……。彩人もほら、泣いていいんだぞ」
ずびび、と鼻をかんだあと、涙目で見上げてくる壱成の鼻は真っ赤だ。潤んだ目尻にくっついたまつ毛に気づいた俺は、親指でそっと壱成の目元を拭った。
「まぁ、俺も涙ぐむシーンはいっぱいあったけどさ、どっちかっていうと、ホッとしてる部分のほうがでかいって感じかな」
「そうか。……そうかもしれないな。空くん、無事に卒園できたんだもんな」
「そうそう。一時はどうなることかと思ったけど、……ほんと、壱成のおかげ。ありがとな」
しみじみとした口調でそう言うと、壱成はゆるゆると首を振る。
「何言ってんだ、お礼を言いたいのはこっちだよ」
「そうか?」
「こんなふうにさ、空くんの卒園式に呼んでもらえたり、小学校の入学準備したりとか……俺、ほんと楽しくて。こういうの、俺には絶対無理だと思ってたから、なおさら」
涙目でこちらを見上げた壱成が、ふっと微笑む。
「ありがとな、彩人。それと、お疲れ」
「壱成……」
噛み締めるように告げられたそのひとことで、これまでの苦労が全て報われていく。
なんだか急に胸がいっぱいになってきて、鼻の奥がつんと痛んだ。じわ……と目の奥が熱くなるのをごまかすべく、俺は視線を園庭のほうへ向けた。
そこへ、空が一直線に走ってきた。俺の脚にぎゅっと抱きついてきた空の小さな手には、あふれんばかりの桜の花びらが載っている。
「にぃちゃん! うえからひらひら~ってして! さくらのはな、ふらせて!」
「ん? ああ、フラワーシャワーしてほしいのか?」
「ふらわーしゃわ……うん、そう! おめでたいかんじのやつ!」
「ははっ、そうだよな。今日はおめでたい日だもんな。よし!」
すると壱成が「俺がやろっか? 空くん、彩人と一緒に花びらで遊びたくない?」と、空に声をかけた。
しかし空は軽く首を振り、「にぃちゃんのほうがねぇ、たかいところからはなびらひらひらできるから、いっせーはだいじょうぶ」と丁重に断っている。「そっかぁ~、だよなぁ~」と身を引く壱成の声は、軽くへこんでいる……。
ととと、と空のあとから駆けてきた累くんの両手にも、こんもり山盛りの桜の花びらが載っていた。それを見た壱成が「量すごっ!!」と驚きの声をあげるものだから、俺も思わず笑ってしまった。
俺は累くんと空の前にしゃがみ、両手でふたりから花びらを受け取った。後ろでは壱成がすかさずスマホを構えている。
やわらかな花びらは、ふたりの体温でほんのりとあたたかい。そのぬくもりがなんだか無性に愛おしく、俺はしばらく手のひらのなかで重なり合う薄桃色の花びらを見つめていた。
「にぃちゃん、はやくはやくー!」
スラックスを引っ張る空の声。見ると、累くんも無言ながら、わくわくした表情で青い瞳を輝かせている。期待に満ちたふたりの表情の愛らしさに笑顔が浮かび、俺はすっくと立ち上がった。
「よーし、いくぞ! ……それ!」
両腕を伸ばし、めいいっぱい高いところから振りまいた桜の花びらが、ひらひらと軽やかに宙を舞った。
きゃっきゃとはしゃぐ空と累くんの笑い声と、「わ~! きれいだな!」と歓声をあげる壱成の声。
雲ひとつない青空に向かって手を伸ばし、満面の笑顔を浮かべる空は可愛くて、同時に、こんなに大きくなったのかという感慨も同時に込み上げて——……俺は笑いながらそっと、目尻に浮かぶ涙を拭った。
空と累くんが「きれいだねぇ~!」とはしゃぎながら園庭を駆け回りにいってしまうと、そっと横からハンカチが差し出される。俺はそれを受け取り、「……さんきゅ」と言った。
「もっと泣いてもいいんだぞ、彩人」
「な、泣いてねーし」
「今なら俺しか見てないからな」
「だから泣いてねーって」
と言いつつ、俺はぎゅっと目元にハンカチを押し当てて、ふぅ……と深く息を吐いた。壱成ほどではないが、最近ずいぶんと涙腺が緩い気がする。
すると、不意に壱成がぴったり寄り添ってきた。ひそかにドキリとしていると、壱成はスマホの画面をこっちに向けて「ほら、いい写真撮れたよ」と楽しげな笑顔を向ける。
「どれどれ? お、すげぇいいじゃん!」
「だろだろ~、可愛いよな!」
画面をスワイプしていくと、フラワーシャワーと戯れる空たちの写真とともに、花びらを振りまく俺の姿まで写っている。
写真の中にいる笑顔の俺は空とそっくりで、すごく素直に笑っていた。……ああ、俺はこんな顔で笑えるのかと少し驚いてしまうほどに、満ち足りた表情だ。
ふと、画面に触れていた指を止める。
『そつえんしき』の看板のそばで、空を中心に手を繋ぐ、俺たち三人の姿が写っていた。登園してすぐ、累くんパパが撮ってくれたものだ。
空の両サイドにはスーツの壱成と俺。一般的な家族写真とは少し異なる一枚だろう。
だけど、そこに写っている俺たちの笑顔はとても自然で、なんだかすごく『家族』という言葉を似合いに感じた。
「……これも、すげーいい写真だな」
そう呟くと、壱成が「だよな~! 額に入れて飾らなきゃ」と微笑んだ。
「壱成。これからもいっぱい写真撮って、飾ってこうな」
「うん、いいねそれ。そうしよ!」
「まずは、身体よりでっかいランドセルを背負った空の写真かな~。あいつ、あいかわらず小せーから」
「ははっ、そこがまた可愛いんだよな。けど、きっとすぐ大きくなるよ」
「そうだな」
きっとこの先も、あの家にはたくさんの写真が増えていく。
俺たち家族の、幸せの軌跡だ。
特別な日だけじゃなく、なんてことない日常の写真もいいかもしれない。
さらさらと流れてゆくなにげない日常も、かけがえのない愛おしい日々だから。
『しあわせの軌跡』 終
そして六月上旬には、コミックスが刊行される予定です!
本作を応援してくださった皆様のおかげです、本当にありがとうございますヽ(;▽;)ノ
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˚✧₊⁎⁎⁺˳✧༚✩⑅⋆˚˚✧₊⁎⁎⁺˳✧༚✩⑅⋆˚
その日は、見事な青空が広がっていた。
見慣れた『ほしぞら保育園』のプレートの隣には、『そつえんしき』と書かれた手作りの可愛らしい看板が掲げられている。
俺のスマホの中には、桜を模したピンク色の花が飾られた看板の前に笑顔で立つ、壱成と空の写真が収まっている。
そして壱成のスマホには、大量の俺と空の写真が。
卒園式が始まる前からすでに涙ぐんでいた壱成は、ひたすら俺と空を連写をしまくっていた。
そして、ちょうど同じタイミングで登園してきた累くんとの写真も。
よそ行きのジャケットに身を包んだ累くんを見て、空が「るい、きょうすごくかっこいいねぇ」と褒めちぎるものだから、累くんの頬は、園庭に咲く桜の花よりも濃いピンク色に染まっていた。
来春からは同じ小学校へ通うふたりだ。
きっともうすぐ、今度は『入学式』と書かれた看板の前で、真新しいランドセルを背負って、並んで写真を撮るだろう。
「いっせー! みてみて! さくらのはなびら、いっぱいおちてるの」
「どれ? へぇ、きれいだな~」
「いっぱいひろってくるからねぇ! いこ、るい!」
「うん、そらくんのためにいっぱいひろうよ」
卒園式を終えたあとの園庭には、名残惜しげに遊ぶ子どもたちと、それを見守る保護者たちの姿がある。俺は壱成と桜の下にふたり並んで、空たちの花びら集めを見守っていた。
そしてふと気づく。壱成が妙に静かなのだ。チラリととなりを見てみると、壱成がぐすんと鼻を啜っている。俺はさりげなく、ポケットティッシュを手渡した。
「あ……ごめ、ありがと」
「いいよ、好きなだけ使えって」
式が始まり、園児たちが入場してきたあたりから、壱成ははらはらと涙を流していた。卒園証書を立派に受け取る空の写真を撮りながら泣き、卒園児たちの歌声を聴いては泣き、退場するちびっこたちに拍手を送りながら泣いていた。
「ごめん、俺ばっかこんな泣いて……。彩人もほら、泣いていいんだぞ」
ずびび、と鼻をかんだあと、涙目で見上げてくる壱成の鼻は真っ赤だ。潤んだ目尻にくっついたまつ毛に気づいた俺は、親指でそっと壱成の目元を拭った。
「まぁ、俺も涙ぐむシーンはいっぱいあったけどさ、どっちかっていうと、ホッとしてる部分のほうがでかいって感じかな」
「そうか。……そうかもしれないな。空くん、無事に卒園できたんだもんな」
「そうそう。一時はどうなることかと思ったけど、……ほんと、壱成のおかげ。ありがとな」
しみじみとした口調でそう言うと、壱成はゆるゆると首を振る。
「何言ってんだ、お礼を言いたいのはこっちだよ」
「そうか?」
「こんなふうにさ、空くんの卒園式に呼んでもらえたり、小学校の入学準備したりとか……俺、ほんと楽しくて。こういうの、俺には絶対無理だと思ってたから、なおさら」
涙目でこちらを見上げた壱成が、ふっと微笑む。
「ありがとな、彩人。それと、お疲れ」
「壱成……」
噛み締めるように告げられたそのひとことで、これまでの苦労が全て報われていく。
なんだか急に胸がいっぱいになってきて、鼻の奥がつんと痛んだ。じわ……と目の奥が熱くなるのをごまかすべく、俺は視線を園庭のほうへ向けた。
そこへ、空が一直線に走ってきた。俺の脚にぎゅっと抱きついてきた空の小さな手には、あふれんばかりの桜の花びらが載っている。
「にぃちゃん! うえからひらひら~ってして! さくらのはな、ふらせて!」
「ん? ああ、フラワーシャワーしてほしいのか?」
「ふらわーしゃわ……うん、そう! おめでたいかんじのやつ!」
「ははっ、そうだよな。今日はおめでたい日だもんな。よし!」
すると壱成が「俺がやろっか? 空くん、彩人と一緒に花びらで遊びたくない?」と、空に声をかけた。
しかし空は軽く首を振り、「にぃちゃんのほうがねぇ、たかいところからはなびらひらひらできるから、いっせーはだいじょうぶ」と丁重に断っている。「そっかぁ~、だよなぁ~」と身を引く壱成の声は、軽くへこんでいる……。
ととと、と空のあとから駆けてきた累くんの両手にも、こんもり山盛りの桜の花びらが載っていた。それを見た壱成が「量すごっ!!」と驚きの声をあげるものだから、俺も思わず笑ってしまった。
俺は累くんと空の前にしゃがみ、両手でふたりから花びらを受け取った。後ろでは壱成がすかさずスマホを構えている。
やわらかな花びらは、ふたりの体温でほんのりとあたたかい。そのぬくもりがなんだか無性に愛おしく、俺はしばらく手のひらのなかで重なり合う薄桃色の花びらを見つめていた。
「にぃちゃん、はやくはやくー!」
スラックスを引っ張る空の声。見ると、累くんも無言ながら、わくわくした表情で青い瞳を輝かせている。期待に満ちたふたりの表情の愛らしさに笑顔が浮かび、俺はすっくと立ち上がった。
「よーし、いくぞ! ……それ!」
両腕を伸ばし、めいいっぱい高いところから振りまいた桜の花びらが、ひらひらと軽やかに宙を舞った。
きゃっきゃとはしゃぐ空と累くんの笑い声と、「わ~! きれいだな!」と歓声をあげる壱成の声。
雲ひとつない青空に向かって手を伸ばし、満面の笑顔を浮かべる空は可愛くて、同時に、こんなに大きくなったのかという感慨も同時に込み上げて——……俺は笑いながらそっと、目尻に浮かぶ涙を拭った。
空と累くんが「きれいだねぇ~!」とはしゃぎながら園庭を駆け回りにいってしまうと、そっと横からハンカチが差し出される。俺はそれを受け取り、「……さんきゅ」と言った。
「もっと泣いてもいいんだぞ、彩人」
「な、泣いてねーし」
「今なら俺しか見てないからな」
「だから泣いてねーって」
と言いつつ、俺はぎゅっと目元にハンカチを押し当てて、ふぅ……と深く息を吐いた。壱成ほどではないが、最近ずいぶんと涙腺が緩い気がする。
すると、不意に壱成がぴったり寄り添ってきた。ひそかにドキリとしていると、壱成はスマホの画面をこっちに向けて「ほら、いい写真撮れたよ」と楽しげな笑顔を向ける。
「どれどれ? お、すげぇいいじゃん!」
「だろだろ~、可愛いよな!」
画面をスワイプしていくと、フラワーシャワーと戯れる空たちの写真とともに、花びらを振りまく俺の姿まで写っている。
写真の中にいる笑顔の俺は空とそっくりで、すごく素直に笑っていた。……ああ、俺はこんな顔で笑えるのかと少し驚いてしまうほどに、満ち足りた表情だ。
ふと、画面に触れていた指を止める。
『そつえんしき』の看板のそばで、空を中心に手を繋ぐ、俺たち三人の姿が写っていた。登園してすぐ、累くんパパが撮ってくれたものだ。
空の両サイドにはスーツの壱成と俺。一般的な家族写真とは少し異なる一枚だろう。
だけど、そこに写っている俺たちの笑顔はとても自然で、なんだかすごく『家族』という言葉を似合いに感じた。
「……これも、すげーいい写真だな」
そう呟くと、壱成が「だよな~! 額に入れて飾らなきゃ」と微笑んだ。
「壱成。これからもいっぱい写真撮って、飾ってこうな」
「うん、いいねそれ。そうしよ!」
「まずは、身体よりでっかいランドセルを背負った空の写真かな~。あいつ、あいかわらず小せーから」
「ははっ、そこがまた可愛いんだよな。けど、きっとすぐ大きくなるよ」
「そうだな」
きっとこの先も、あの家にはたくさんの写真が増えていく。
俺たち家族の、幸せの軌跡だ。
特別な日だけじゃなく、なんてことない日常の写真もいいかもしれない。
さらさらと流れてゆくなにげない日常も、かけがえのない愛おしい日々だから。
『しあわせの軌跡』 終
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