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全てを巻き込んだモノ
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「……さて、あれか」
空高く飛び、そこそこの距離があるにも関わらずキメラの姿が確認できる、それは全長10メートルほどの塊だ、それ以上はわからないがとりあえずキメラの前まで移動する。
「これは、あれだな、SAN値直葬ものだな…」
それは様々な魔物や動物がデタラメに千切れてデタラメにつながって大きな肉の塊になっていた。
「ユ゛…ヴギ、ユ゛、ヴ…ギ…」
「ん?」
その肉の塊からユウキを呼ぶ声がしたような気がした。肉が波打つ音とともに突起が現れる、そしてそれが人の形になる。
「ユ゛ヴギ、ユ゛ヴギ……」
それはユウキの産みの母の姿をとるどこかで巻き込まれてしまったのだろうか、しかし母を見るユウキの目は冷たい。
「お母様、お久しぶりです、5年ぶりでしょうか私は元気にこの地で暮らしています、新しい家族に迎え入れられ友達も出来ました……」
「ユ゛ヴギワ゛ダジワ゛…」
ユウキに手だけを伸ばしているのか他の部分を抑えているせいで歩みが遅い。
「私はあなたがたと居た時よりも楽しい時間を過ごしてます」
キメラが迫ってくるにも関わらずユウキは淡々と動じることなく喋り続ける。
「私はこっちに来て良かったと何時でも胸を張って言えます」
ゆっくりと伸びた手がユウキに触れそうになる。
「今まで忘れようとしていたのに、なんで今更来るのですか?、迷惑です」
ユウキに届き掛かった手が引っ込む。
「………………!!!!!!!!!」
肉塊から大地が震えるほどの大きな叫び声が響く。
キメラもとい肉塊は母の姿をした部分を引っ込め大きな口をつくり、ユウキに飛びかかってきた。
「炎よその力強き勢いを持って我を守護する力となれ」
肉塊が火柱によって捕食が阻止される、さすがに勢いよく燃え上がる炎の壁には触れられないようだ。
肉塊から虫の足のようなものや鎌や触手を使って火柱に攻撃するが火柱が壊れる様子はない。
「炎よ全てを焼き払う力を用いて前方の敵を撃て」
ユウキの右手から出た小さな火の玉が火柱をすり抜けて肉塊に命中するとただでさえ腐敗したような生臭い悪臭に加えてゴムの焦げた臭いが広がる。
「水よ神速の風の力を得て敵を切り裂け」
これ以上の悪臭を増やしたくないので、攻撃の手段を変えて高速回転する水が肉塊を何度も切り裂く、しかし切られた所がすぐにくっつき元に戻りいつの間にか焦げた所も治っていた。
「あああ、もう!」
肉塊の攻撃を火柱で防ぎ、わずかな隙に攻撃をするがすぐに回復されお互いに拮抗した状態でユウキのフラストレーションは溜まる一方である。
それにくわえて…。
「なんでギャラリーがいるんだよ!」
肉塊は完全にユウキだけを狙っていることと進まない戦闘に少し離れた場所では何人も拮抗した戦いを観戦している。
「人が見てるおかげでフィアの力は使いたくないし、何か食ってる人いるし、見せ物じゃねぇよ!」
攻撃の音や少し離れた場所にいるのでユウキの声など誰も届いてなかった。
「だったら…アタックライドぉ!」
前世で見た特撮ヒーローの決めポーズをとってから火柱を解除しスピードを上げ攻撃をかわしつつ敵との距離を詰める。
気持ち悪いので肉塊との接触を全力で避けて近距離から攻撃を仕掛ける、ギャラリーの面々も学生からみればハイレベルな戦いに見入っている。
「炎よその業火で全てを焼き尽くせ!」
肉塊を覆い尽くすよう炎が地面から吹き出し炎に焼かれて動けないのかしばらく動きがない、肉塊は燃え続けているものの一向に燃え尽きる気配など無く少し警戒しながら観察していると。
「ピィギャァァァァアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!」
甲高い高周波のような叫びに思わず耳をふさぎしゃがみこむ、肉塊はその隙の逃さずユウキを丸呑みにした。
空高く飛び、そこそこの距離があるにも関わらずキメラの姿が確認できる、それは全長10メートルほどの塊だ、それ以上はわからないがとりあえずキメラの前まで移動する。
「これは、あれだな、SAN値直葬ものだな…」
それは様々な魔物や動物がデタラメに千切れてデタラメにつながって大きな肉の塊になっていた。
「ユ゛…ヴギ、ユ゛、ヴ…ギ…」
「ん?」
その肉の塊からユウキを呼ぶ声がしたような気がした。肉が波打つ音とともに突起が現れる、そしてそれが人の形になる。
「ユ゛ヴギ、ユ゛ヴギ……」
それはユウキの産みの母の姿をとるどこかで巻き込まれてしまったのだろうか、しかし母を見るユウキの目は冷たい。
「お母様、お久しぶりです、5年ぶりでしょうか私は元気にこの地で暮らしています、新しい家族に迎え入れられ友達も出来ました……」
「ユ゛ヴギワ゛ダジワ゛…」
ユウキに手だけを伸ばしているのか他の部分を抑えているせいで歩みが遅い。
「私はあなたがたと居た時よりも楽しい時間を過ごしてます」
キメラが迫ってくるにも関わらずユウキは淡々と動じることなく喋り続ける。
「私はこっちに来て良かったと何時でも胸を張って言えます」
ゆっくりと伸びた手がユウキに触れそうになる。
「今まで忘れようとしていたのに、なんで今更来るのですか?、迷惑です」
ユウキに届き掛かった手が引っ込む。
「………………!!!!!!!!!」
肉塊から大地が震えるほどの大きな叫び声が響く。
キメラもとい肉塊は母の姿をした部分を引っ込め大きな口をつくり、ユウキに飛びかかってきた。
「炎よその力強き勢いを持って我を守護する力となれ」
肉塊が火柱によって捕食が阻止される、さすがに勢いよく燃え上がる炎の壁には触れられないようだ。
肉塊から虫の足のようなものや鎌や触手を使って火柱に攻撃するが火柱が壊れる様子はない。
「炎よ全てを焼き払う力を用いて前方の敵を撃て」
ユウキの右手から出た小さな火の玉が火柱をすり抜けて肉塊に命中するとただでさえ腐敗したような生臭い悪臭に加えてゴムの焦げた臭いが広がる。
「水よ神速の風の力を得て敵を切り裂け」
これ以上の悪臭を増やしたくないので、攻撃の手段を変えて高速回転する水が肉塊を何度も切り裂く、しかし切られた所がすぐにくっつき元に戻りいつの間にか焦げた所も治っていた。
「あああ、もう!」
肉塊の攻撃を火柱で防ぎ、わずかな隙に攻撃をするがすぐに回復されお互いに拮抗した状態でユウキのフラストレーションは溜まる一方である。
それにくわえて…。
「なんでギャラリーがいるんだよ!」
肉塊は完全にユウキだけを狙っていることと進まない戦闘に少し離れた場所では何人も拮抗した戦いを観戦している。
「人が見てるおかげでフィアの力は使いたくないし、何か食ってる人いるし、見せ物じゃねぇよ!」
攻撃の音や少し離れた場所にいるのでユウキの声など誰も届いてなかった。
「だったら…アタックライドぉ!」
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気持ち悪いので肉塊との接触を全力で避けて近距離から攻撃を仕掛ける、ギャラリーの面々も学生からみればハイレベルな戦いに見入っている。
「炎よその業火で全てを焼き尽くせ!」
肉塊を覆い尽くすよう炎が地面から吹き出し炎に焼かれて動けないのかしばらく動きがない、肉塊は燃え続けているものの一向に燃え尽きる気配など無く少し警戒しながら観察していると。
「ピィギャァァァァアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!」
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