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【激マズ?!】ワイバーンを調理してみた2【リベンジ!】
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「はいどうもユウキ・アーノイドです、そしていつもの……」
「あーフィアです」
「カルラです♪」
「ミネルバ・カイラムだ」
「ラクネラでーす」
「そしてゲストの?」
「えっとユーフェミア・アーノイド、です」
普段みないようなハイテンションでユウキが進める、レティに無理を言ってギルドにある食堂の一部を借りて撮影しているようだ。
「それでは今回は前回上手く行かなかったワイバーンの調理になります!」
ユウキが冷蔵庫から勢いよくぶつ切りにされたワイバーンを取り出してくる。
「……のうユウキよまたやるのか?」
「当たり前じゃないですか、成功するまでこのチャレンジは続きますよ」
「それならユウキ1人だけでいいんじゃないか」
無駄にテンションの高いユウキといまいち状況が呑み込めていないユーフェミア以外の3人はやる気がなさそうに見える。
「それじゃあまずは前回のおさらいだ、ミネルバちゃん!」
フィアの言い分を一切無視して進む。
「…なんだ?」
「前回はどんな工夫をしたかな?」
「えーっと確か香辛料を大量に入れてみたが失敗だったな」
「そう、このワイバーンは曰くどんな調理をしても失敗するという呪われた食材なんです!」
「イヤそもそもワイバーンは食材じゃなくて……」
「それじゃあいろいろ試して見ましょう!」
ツッコミを入れるミネルバを無視して戸棚から鍋やフライパンを取り出す、それらをコンロにセットして火にかけていく。
「まずは試しに煮込みとステーキ、これは既に不味いと言われている調理法だね」
「じゃあやらなくてもいいんじゃないか?」
「こういうのは一度やっておくもんだよ」
意気揚々と手慣れた手つきで肉を調理してい、手慣れた手つきでお皿に盛りつけていく。
「………本当に食べないといけないのか?」
「私も食べるから大丈夫………まっず」
「あぁぁ……」
普通の肉かと思って食べたがこみ上げてえぐみが喉を通過させてくれない、普通なら吐き出す物だが2人は無理やり飲み込んだ。
感覚を共有しているフィアとカルラも苦い顔をしている、ここにきて1つになった弊害が出てきている。
「もはや呪いレベルじゃろこれ……」
食にあまり興味がないフィアですらやる気をなくすほどの味だったので更に気力が下がったようだ。
「なんとしてでも食べてやるんよ」
ユウキに謎のやる気が出て来たようで更に調理器具を取り出す。
圧力煮込み、蒸し、揚げ、冷凍、燻製、それぞれの調理法を試してみたがどれもミネルバが全て吐きそうになっていた。
「無理かぁ」
「お前ぇ……」
味覚が共有されているおかげでユーフェミア以外全員の顔が暗いし、それが無かったらミネルバはガッツリと切れていただろう、そんな状況でユーフェミアはみんなが落ち込んでいくのを見てどうすればいいかわからずオロオロしている。
「ちいと任せてっくれんか?」
全員で意気消沈しているなかフィアが名乗りを上げる。
「どうするのさ?」
ユウキのできる限り調理法は全て試したのでもうできる方法は無いと思っている。
「えっとのう……」
慣れない手つきで鍋に水を貼ってからワイバーンの肉を入れてから火をつける。
「ふむ」
人の手だと鍋に触れらないので手を龍化させて鍋を掴む。
「むむむ、ちょっとカルラ手を貸せ」
「え、はい?」
フィアの両手に重ねるようにカルラも手を出すと鍋の中の水が微妙に光りだす。
「え、何の光?」
「うーん、できた?」
料理をした事がないのでしばらく水で煮込んで終了したようだ。
「じゃあフィア作、ワイバーンの水煮完成!」
最後はユウキが鍋から取り出して綺麗に盛り付けて発表する。
「じゃあはい」
「知ってたよ」
とりあえずミネルバに渡す、ミネルバは諦めたように受け取って食べる。
「っ! おいしい……」
「嘘ォ?!」
ミネルバからの味覚の共有が来ると確かにずっしりとした鶏肉のようなイメージが来た、それでもユウキは信じきれないのか水煮を食べる。
「確かにいける……、これなら」
調味料をいくつか使って味付けする。
「いける! ほら」
おいしいと分かった途端にユーフェミアの分を用意して渡す、ユーフェミアはおずおずと口に運ぶ。
「あ、おいしい」
ユーフェミアも先ほどの惨劇を見て警戒していたが一口食べてからそのおいしさに驚いていた。
「というかどうやったのさ」
「いやな、ここまで不味いのは流石に呪われているだろうと思ってな、なもんで呪いを解除しながら煮込んでみたんじゃ」
「あ、これマネできないやつだ」
用意したワイバーンの肉の残りをフィアが全て煮込んでからユウキがそれらに味付けしていく、それらはかなり美味しい物になったようでみんなであっという間に完食してしまった。
「それでは、あのまずいと言われていたワイバーンの調理、大成功!」
「あーフィアです」
「カルラです♪」
「ミネルバ・カイラムだ」
「ラクネラでーす」
「そしてゲストの?」
「えっとユーフェミア・アーノイド、です」
普段みないようなハイテンションでユウキが進める、レティに無理を言ってギルドにある食堂の一部を借りて撮影しているようだ。
「それでは今回は前回上手く行かなかったワイバーンの調理になります!」
ユウキが冷蔵庫から勢いよくぶつ切りにされたワイバーンを取り出してくる。
「……のうユウキよまたやるのか?」
「当たり前じゃないですか、成功するまでこのチャレンジは続きますよ」
「それならユウキ1人だけでいいんじゃないか」
無駄にテンションの高いユウキといまいち状況が呑み込めていないユーフェミア以外の3人はやる気がなさそうに見える。
「それじゃあまずは前回のおさらいだ、ミネルバちゃん!」
フィアの言い分を一切無視して進む。
「…なんだ?」
「前回はどんな工夫をしたかな?」
「えーっと確か香辛料を大量に入れてみたが失敗だったな」
「そう、このワイバーンは曰くどんな調理をしても失敗するという呪われた食材なんです!」
「イヤそもそもワイバーンは食材じゃなくて……」
「それじゃあいろいろ試して見ましょう!」
ツッコミを入れるミネルバを無視して戸棚から鍋やフライパンを取り出す、それらをコンロにセットして火にかけていく。
「まずは試しに煮込みとステーキ、これは既に不味いと言われている調理法だね」
「じゃあやらなくてもいいんじゃないか?」
「こういうのは一度やっておくもんだよ」
意気揚々と手慣れた手つきで肉を調理してい、手慣れた手つきでお皿に盛りつけていく。
「………本当に食べないといけないのか?」
「私も食べるから大丈夫………まっず」
「あぁぁ……」
普通の肉かと思って食べたがこみ上げてえぐみが喉を通過させてくれない、普通なら吐き出す物だが2人は無理やり飲み込んだ。
感覚を共有しているフィアとカルラも苦い顔をしている、ここにきて1つになった弊害が出てきている。
「もはや呪いレベルじゃろこれ……」
食にあまり興味がないフィアですらやる気をなくすほどの味だったので更に気力が下がったようだ。
「なんとしてでも食べてやるんよ」
ユウキに謎のやる気が出て来たようで更に調理器具を取り出す。
圧力煮込み、蒸し、揚げ、冷凍、燻製、それぞれの調理法を試してみたがどれもミネルバが全て吐きそうになっていた。
「無理かぁ」
「お前ぇ……」
味覚が共有されているおかげでユーフェミア以外全員の顔が暗いし、それが無かったらミネルバはガッツリと切れていただろう、そんな状況でユーフェミアはみんなが落ち込んでいくのを見てどうすればいいかわからずオロオロしている。
「ちいと任せてっくれんか?」
全員で意気消沈しているなかフィアが名乗りを上げる。
「どうするのさ?」
ユウキのできる限り調理法は全て試したのでもうできる方法は無いと思っている。
「えっとのう……」
慣れない手つきで鍋に水を貼ってからワイバーンの肉を入れてから火をつける。
「ふむ」
人の手だと鍋に触れらないので手を龍化させて鍋を掴む。
「むむむ、ちょっとカルラ手を貸せ」
「え、はい?」
フィアの両手に重ねるようにカルラも手を出すと鍋の中の水が微妙に光りだす。
「え、何の光?」
「うーん、できた?」
料理をした事がないのでしばらく水で煮込んで終了したようだ。
「じゃあフィア作、ワイバーンの水煮完成!」
最後はユウキが鍋から取り出して綺麗に盛り付けて発表する。
「じゃあはい」
「知ってたよ」
とりあえずミネルバに渡す、ミネルバは諦めたように受け取って食べる。
「っ! おいしい……」
「嘘ォ?!」
ミネルバからの味覚の共有が来ると確かにずっしりとした鶏肉のようなイメージが来た、それでもユウキは信じきれないのか水煮を食べる。
「確かにいける……、これなら」
調味料をいくつか使って味付けする。
「いける! ほら」
おいしいと分かった途端にユーフェミアの分を用意して渡す、ユーフェミアはおずおずと口に運ぶ。
「あ、おいしい」
ユーフェミアも先ほどの惨劇を見て警戒していたが一口食べてからそのおいしさに驚いていた。
「というかどうやったのさ」
「いやな、ここまで不味いのは流石に呪われているだろうと思ってな、なもんで呪いを解除しながら煮込んでみたんじゃ」
「あ、これマネできないやつだ」
用意したワイバーンの肉の残りをフィアが全て煮込んでからユウキがそれらに味付けしていく、それらはかなり美味しい物になったようでみんなであっという間に完食してしまった。
「それでは、あのまずいと言われていたワイバーンの調理、大成功!」
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