異世界に転生して性転換したけどとりあえず生きてる

仙人掌(さぼてん)

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得物はナイフ?

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 ニキを全力で走らせたので今日はもう終わりで良いだろう、

「はい、おつかれさまでした、今日は初日ですし軽めで終わりにしましょうか」

「マジ、か……」

 ニキにとっては初めての事だったのだろう、能力を見極めるためのテストでもうバテていた。



 この日はもう遅くなっていたので依頼者の経営する宿泊施設に無料で泊めてもらう、用意も何もしていなかったマキナが助かったのはありがたい。





翌日……。

「では本日も特訓をしましょう」

「うっす!」

 昨日のような見下した態度もなくしっかりと指示を聞く姿勢になっている。

「まずは体を動かす前に方向性を決めましょう」

「ほうこうせい?」

「そうですよ、どんな戦い方をするかとかどんな戦術を軸にするか、です」

「戦い方かぁ~」

 顔を見上げていろいろ考えているようだがハッキリしていない感じだ。

「では普段使いしたい武器はなんですか?」

「それはもちろんコレだ!」

 ニキが自慢げに取り出したのは刃渡りが50センチほどある刃物だ、反りも無くまっすぐな刃物だ、名称はナイフでいいのだろうか。

「うーん、分かりました」

 少し長めのナイフではあるがナイフの使い方をメインにすればいいだろう、昨日破壊した物よりも作りがしっかりしていそうで彼女の専用武器なのだろう。

「ではちょっと待って下さいね」

「?」

 骨を変形させてニキの持っているナイフを再現する、それを懐から取り出して見えるようにだす。

「すげー、師匠も持ってるんだ!」

「今回は教えるという事でいろんな武器を持って来たんですよ」

「ってことは他にもあるのか?」

「ええ、ありますよ、ではこの手の武器を使った戦術ですが」

 自分の武器をしっかりと持ってワクワクとして表情している。

「ですがまずは基礎体力です、貴女はもう少し体力が必要です、それから瞬発力、、ナイフなど小型の武器を持つなら動き回る必要があるのでそういった能力も大事です」

 基礎体力と言った途端にシュンとし始める、猫の獣人だろうし素早く動き回って手数で攻めた方がいいだろう。

 と言っても獣人の特訓はよくわかってないので人間の物をベースにしつつ無理しないようにしておく、全体的な筋力や柔軟性は高めだが、持久力は少し低い印象だ、見た目の年相応でいいのならギルドに登録して低ランクの依頼をさせて地道にさせれば良いのだろうがそうもいかないだろう。

 ひとまずは一瞬で距離を詰められるようになればいいだろうか、強くするという曖昧な表現なのでゴールが見えてこないがやれるだけやっておこう。
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