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謎の薬
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ユウキが気絶したフリをしている間にユウキを担ぎ上げてどこかへ運び込む、屋敷の中は複雑になっており、何度も増改築をしたのだろう、材質が明らかに違う箇所がいくつも過ぎていく。
途中で重そうな扉を開けて通路を進み地下に降りていく、降りていくにつれて血と薬品の混じったような匂いが強くなってくる。
手術台を思わせるような場所に下ろされて手足が固定される、器具は頑丈そうなので普通の人間なら抜け出せそうにない、固定が終わると首筋に注射器で薬を注入していく、もちろんこの薬も吸収せずに貯めておく。
「これでも反応ナシか、それとも即効性がなくなったのか……、とりあえず観察だな」
(え、即効性あるヤツなのコレ?)
注入された薬品について全く知らないのでおいそれと吸収はできないし体内にある間は詳しく解析できないので今の自分にどういった作用があるかわからない。
「……どこ?!」
とりあえず目を開けてみる。
「目が覚めたようだな」
近くに鉄仮面の男が立っていた、こちらが動けない事をいいことにユウキの私物を漁り始めた。
「ユウキ・アーノイド、ずいぶん庶民的な名前を名乗っているじゃないか」
確かにアーノイド性は割と多いので偽名として登録していると思われているようだ。
「今はユウキ・アーノイドが本名だよ」
「ふ、薬が効いてないのか、それとも別の………とりあえずもう1本いっとくか」
おもむろにその辺にある薬品を注射器に入れてからユウキに注入していく、前世の日本と比べて明らかに大きな針で刺してきた。
「これでも反応ナシか、とりあえず待ってみるか」
何も起こらないユウキに興味がなくなったのか部屋を出て行ってしまった。
「コレ何の薬だよ」
分身を作り出して体内にあった薬品をしみこませてみる。
「………何もなくね?」
(そもそも既に影響受けているとか?)
「なんで?」
(だってユウキのお母様ってココでこんなのになったのでは?)
「あ、そっか」
確かに既に薬品の影響を受けていれば追加で入れた薬品の効果がないのがうなずける、とりあえず無害だと分かったので薬品は吸収しておく、少し待ってみるが特に体調の変化は特にないようだ。
「とりあえずココが黒っぽいね」
試しに近くの無機物に浸食できないか試してみると出来たので更に人から離れてしまった。
後はこの施設で証拠やらなんやらを集めるだけだ。
「ドリーンは、どうしよ……」
鉄仮面の男はドリーンに対して処置を大してしていないと言っていたので被害者の側だろう、この国でなければ好きにできるのだがそうではないので静かに仕事を遂行させる。
「とりあえず全部焼却だな」
この研究は残しておくべきではないので全て消し去る事にした。
途中で重そうな扉を開けて通路を進み地下に降りていく、降りていくにつれて血と薬品の混じったような匂いが強くなってくる。
手術台を思わせるような場所に下ろされて手足が固定される、器具は頑丈そうなので普通の人間なら抜け出せそうにない、固定が終わると首筋に注射器で薬を注入していく、もちろんこの薬も吸収せずに貯めておく。
「これでも反応ナシか、それとも即効性がなくなったのか……、とりあえず観察だな」
(え、即効性あるヤツなのコレ?)
注入された薬品について全く知らないのでおいそれと吸収はできないし体内にある間は詳しく解析できないので今の自分にどういった作用があるかわからない。
「……どこ?!」
とりあえず目を開けてみる。
「目が覚めたようだな」
近くに鉄仮面の男が立っていた、こちらが動けない事をいいことにユウキの私物を漁り始めた。
「ユウキ・アーノイド、ずいぶん庶民的な名前を名乗っているじゃないか」
確かにアーノイド性は割と多いので偽名として登録していると思われているようだ。
「今はユウキ・アーノイドが本名だよ」
「ふ、薬が効いてないのか、それとも別の………とりあえずもう1本いっとくか」
おもむろにその辺にある薬品を注射器に入れてからユウキに注入していく、前世の日本と比べて明らかに大きな針で刺してきた。
「これでも反応ナシか、とりあえず待ってみるか」
何も起こらないユウキに興味がなくなったのか部屋を出て行ってしまった。
「コレ何の薬だよ」
分身を作り出して体内にあった薬品をしみこませてみる。
「………何もなくね?」
(そもそも既に影響受けているとか?)
「なんで?」
(だってユウキのお母様ってココでこんなのになったのでは?)
「あ、そっか」
確かに既に薬品の影響を受けていれば追加で入れた薬品の効果がないのがうなずける、とりあえず無害だと分かったので薬品は吸収しておく、少し待ってみるが特に体調の変化は特にないようだ。
「とりあえずココが黒っぽいね」
試しに近くの無機物に浸食できないか試してみると出来たので更に人から離れてしまった。
後はこの施設で証拠やらなんやらを集めるだけだ。
「ドリーンは、どうしよ……」
鉄仮面の男はドリーンに対して処置を大してしていないと言っていたので被害者の側だろう、この国でなければ好きにできるのだがそうではないので静かに仕事を遂行させる。
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