異世界に転生して性転換したけどとりあえず生きてる

仙人掌(さぼてん)

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久々?の登校

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「アーノイドよ」

「なんですか先生?」

 ギルドの仕事などで出席日数が少ないので放課後に担任のコハノン先生と1対1で追試の授業を受けている。

「なんでまともに授業を受けてないのに点数がいいんだ、お前が出席していない理由的にもしっかりと勉強ができるとは思えないんだが?」

「うーん、まぁ簡単だしなぁ」

 この世界の義務教育のレベルは小学生程度なので前世の記憶で何とか回答している、もし中学レベルになっていたら赤点になっていただろう。

「こんなに勉強ができるのなら進学とかを普通は進めるんだがなぁ、でも既に職に就いてるからなぁ」

「じゃあもう勉強とか免除してくれてもいいんじゃないかなぁ」

「それはできん、義務教育だからな最低でもあと1年は在学してもらうからな」

「うへー」

「本来ならだいたいのヤツはこのまま進級して将来に備えるんだが……、お前は卒業してギルドで自由に働くんだろ?」

「自由ね……」

「少なくとも毎日でないといけないよりかはマシだろうが」

「まぁ確かにそっすね」

「お前が単純に成績が悪かったりしたら誘う所もあるんだがなぁ」

「どうせろくでもない事でしょうに、北とか寒い所なんて行きたくないですよ」

「…………知ってたのか」

「そりゃあまぁ、何か脅迫材料でもないか軽く調べたら出てきただけですし」

「なんでそんなに、ってギルドマスターの権限か、はぁ……他のヤツに言うなよ?」

「そりゃあ重要な時にならないと言わないですよ」

「そんな事にならないように祈っているよ」

「そんな訳でテストも終わったし解放してよー」

「それはダメだ、この追加授業はあと30分ある、それにテストはまだ終わってない、時間いっぱいまでテストはしてもらうからな」

「えー」



 追試が終わったので部屋に戻る、部屋ではマキナが宿題をしており、ユウキが帰ってくるなり中断して胸元に飛び込んでくる。

「おかえり!!」

「……ただいま」

 マキナを抱きかかえたままリビングに向かいそのまま座る、適当に引きはがしても意味がないのでそのまま装備した状態でユウキも宿題を始める、マキナのそのまま宿題を再開していった。

「そういや勉強の難易度違うよね」

 ふとユウキとマキナの宿題を見比べてみると同じ学年だが難易度が違っていた。

「あー多分クラスが違うからじゃない?」

「そんなもんなんだね」

 ユウキは入学時のテストで最下位を目指したので基礎の基礎から学習するクラスに配属されたが、マキナは学生だった記憶があるのでテストの順位が1番だったので貴族などの元々勉強をしていたクラスに所属している、そのため教えている内容が2学年ほど離れている。

「そういやあと1年ほどでここを卒業するから住処とか探しておかないとねー」

「え、卒業ってどういう事?」

「え、だってギルドで仕事してるから別に義務教育じゃない所に行く必要なくない?」

「え?!」

「あれ、さっき先生が進級云々って言ってたけど」

「私のクラスはそういうのないんだけど……」

「貴族とか向けのクラスだから全員進級するからそんな話がないんじゃない?」

「あーそっか、じゃあ先生に言って手続きしないとね」

「だねー」
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