貧困な学生、不死身な才能が開花する–ネクロマンサーの誕生–

UNKNOWN

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2話 戦闘訓練

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「うーん…け、剣ってどうやって持つんだ?ちょっと構えてくれ」

骸骨兵士は彼の命令に静かに従い、剣を構えた。

「えっと…右手を上に、左手を下にして…右手を軸?みたいだな。お前って喋れないけど意思はあるよな?」

骸骨兵士は再び静かに頷く。

「なら、間違ってたら止めてくれ。で、教えられるところは動作で教えてくれ」

そう言うと骸骨兵士は頷いたあと、片手で剣を持つと力の込め方と剣の振り方を見せてくれた。

「えっと、上方向に力を込めたら持ち上がるから、その状態で上段まで持ち上げて…振り下ろす。
ふぅむ…何となくわかった気がする。剣士に比べたら、一般人に毛が生えた程度だろうけど、それでも力のこめ方が分かっただけでも十分だ。そんでもって、今の俺の筋力じゃこの剣は重すぎることもわかった。なら…やっぱこっちか」

俺は剣を地面に置き、格闘のモーションを構えた。

「じゃあ、よろしく」

その後、俺は骸骨兵士の攻撃を避けつつ、反撃できるタイミングで横腹を殴ったり、隙がうまれたらとりかく攻撃を行っていった。

「はぁ…はぁ…ちょっ…ちょっと休憩…それにしても、やっぱ硬ぇな…古そうな防具だが、それでも十分硬すぎる。中々に使えそうだな」

ダメージは何故かないが、それでも金属を殴るのは脳が錯覚を起こして痛みを感じる。
骸骨兵士は申し訳なさそうにこちらを見ていたが、気にするなと声を掛けると、少し安心したような気がした。

「死霊だから表情は読めないが、感情が伝わったような気がするのはなんでだろうな…
とりあえず、体力が戻るまではさっき中断した外部回路の作成をしていこう。
基本的に、内部から外部へ繋がる道は手のひらに作るらしいが…これは指じゃダメなのか?5本指全てに回路を作ることが出来れば、かなり使えると思うんだが…」

俺は思ったことをやってみようと思い、痛みに耐えながらも少しずつ外部へと魔力の道を作っていき、指と手のひら、それを両手に計12箇所の道を作った。

「っつ…怪我ではねぇが、無理やり肉体に穴を作るようなものだから、痛みが尋常じゃなかったな。
だが、これで魔力操作の練習ができる。
魔法スキルを習得していない内は、無属性魔法を練習すれば良いらしい。
無属性魔法の最初の魔法は、魔力球…魔力を圧迫して球の形にした魔力を、敵に撃ち込む魔法らしいが、この上位互換は魔弾になるらしいな。
ネクロマンサーの戦い方は死霊での戦いだろうが、念の為に覚えておいても損は無いだろうな」

俺は外部回路より魔力を1箇所に集中して集め、️それを少しずつ固めていった。

「撃つ場所がないな。うーん…よし、骸骨兵士、そこのテーブルを庭に出してくれ。
で、そのテーブルの上にペットボトルを置いてくれ」

骸骨兵士が指示に従って簡易的な的代わりを建ててもらうと俺はそのペットボトルに向けて魔力球を撃ちはなった。

「うーん…少しズレたか?意外とコントロールが難しい…魔力球が外部回路から外れる瞬間に少しズレが出ているみたいだな。
まぁ、慣れればいずれはできるようになるさ」

そこから暫く魔力操作の練習をしていると、骸骨兵士が俺のパネルを動かして司令に関するルールを開いていた。
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