スライムすら倒せない底辺冒険者の俺、レベルアップしてハーレムを築く(予定)〜ユニークスキル[レベルアップ]を手に入れた俺は最弱魔法で無双する

カツラノエース

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第二章[グーネウム帝国編]

旅人冒険者登録

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 家に当分泊めてもらう代わり、メアリーが払わないといけないゴールドを稼ぐ事になった俺たちは、メアリーに冒険者ギルドの場所を教えて貰い、そこに向かっていた。

「嬉しい。かぁ......」
 俺は空を見ながらそう呟く。
 先程メアリーは、俺のセリフに対して嬉しいと言った。
 その理由は、今まで親以外にそんなに親切にして貰った事が無かったからだそうだ。
 この街の人間はまさかほとんどが店にいたミリゴをバカにしてきた冒険者みたいな感じなのだろうか?
 だとしたら俺は転生場所がよっぽど良かったって事だな。

 そんな事を考えていると、
「テツヤ?何ぼーっとしてるの?ほら、冒険者ギルドに着いたわよ?」
 セリヤがそう言ってきた。

 もう着いてたのか、上ばっか見てたから気付いてなかったぜ。ん?上ばっか見てたのになんで冒険者ギルドまで歩いて来れたのかって?
 あぁ、それはだな……頼む、触れないでくれ。大人の事情があるんだよ。

「あ、あぁ。」
 俺は話しかけてきたセリヤにそう返すと、道の左側に佇んでいるグーネウム帝国の冒険者ギルドを見る。
 その瞬間、
「デカイな......」
 俺は口からそう言葉を漏らした。
 その冒険者ギルドは、ミリゴにある冒険者ギルドとは全く違うものだった。

「じゃあ、入りましょうか。」
 冒険者ギルドを眺めている俺にセリヤがそう言う。
「あぁ、そうだな。」
 こうして俺たちは、グーネウム帝国の冒険者ギルドへと足を進めた。


 重い扉を開けて中に入ると、両隣に受け付けがあって、目の前には円形型のクエストボードがあり、そしてその奥には冒険者たちが飲む場所、酒場があるという作りだった。
 冒険者ギルドに酒場がくっついてるとはな。やっぱりミリゴとは全然違うぜ。
 俺はミリゴとはやはり規模の違う冒険者ギルドに驚いていると、

「テツヤ、多分右側の受け付けが旅人用よ。行きましょ」
 セリヤが入り口から見て右側の受け付けを指さしながらそう言ってきた。
「あぁ、そうだな。」
 俺はセリヤにそう返すと、一緒に旅人専用の受け付けの方へと歩いて行った。

 受け付けの前まで行くと、ここはミリゴと同様にお姉さんがいて、
「こんにちは、ここには初めて来ましたか?」
 そう聞いてきた。
 お、受け付けはミリゴと同じくおっぱいのデカいお姉さんなのか。まぁ、若干ミリゴの受け付けお姉さんの方がデカいが――って、こんなことどうでもいいか。

「あぁ」「そうよ」
 俺とセリヤは、受け付けお姉さんの問にそう答える。
 すると、そのセリフを聞いた受け付けお姉さんは、
「分かりました。では、旅人冒険者登録を致しますので、この紙にお二人の名前と、どの街から来たのかをご記入下さい。」
 そう言って紙と羽根ペンを渡してきた。

 お、やっぱりこの街でも書かないといけないのか。
 懐かしいなぁ、ミリゴでこの紙を書いた時は、
「婚約届みたい」とか思ってたっけ。
 俺は( ´ ~ ` )こんな顔で前のことを思い返していると、
「なに変な顔してるのよ、ほら私は書いたからテツヤも書いて。」
 セリヤが紙と羽根ペンをこっちに差し出しながらそう言ってくる。

「あいよ」
 俺はそう返すと、セリヤから紙と羽根ペンを受け取る。
 ......たく、変な顔とか言うなよな。
 そう頭の中で愚痴りながらも、
「名前、「テツヤ」どの街から来たか、「ミリゴ」っと。」
 紙にそう自分の情報を記入した。

「ほら、書いたぞ。」
 そう言いながら受け付けのお姉さんに紙を渡す。
 すると、受け付けのお姉さんは、その紙を確認し終わると、
「はい、ではテツヤ様、セリヤ様、これで旅人冒険者登録は完了ですので、クエストを受ける場合は後ろにある「旅人用クエストボード」より、クエストを選択し、受け付けまで言いに来てください」
 そう言う。
 
「あいよ」「分かったわ」
 そのセリフに俺たちはそう返すと、後ろにも冒険者が並んでたから、足早に列から逸れた。
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