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第1話 記憶の図書館
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「ねぇ記憶の図書館って知ってる?」ある日友達に言われた一言だった。私は、聞いたことのある都市伝説を確認する様に内容を言ってみた。
「確か、この世から忘れ去られた本が貯蔵されてそれを読むことが出来る。でも誰も見たこともないし噂の出処も分からない。挙句の果てに政府が血なまこで探してる図書館でしょ?」私は何故政府までも動かす事態になってるのかは、知らない。
「きっとあれだよ!200年前に突然法律で決められた図書製造禁止令!!何で本を作る事を禁止したまでは分からないけど確か本を読むと危険思考者が増えるとかで・・・」言われてみればそうだ、生きていて1度も教科書以外見たことが無い。それ所か、本屋も図書館もこの世界には存在しない。
「それもそうか、200年前と比べて犯罪発生件数はぼぼゼロに等しいからね。」今は、物凄く平和だ戦争なんて言葉は既に世界から無くなっている位だ戦争すらもはや100年前の産物になっている。
「本が消えたことで私達は、想像力を無くしたけどね。」この退化は、人を何処まで無知にしたかは誰にも分からない。ただ分かることは、人は自分の未来を想像しなくなった。どんな大人になるとか、どんな老後を送るとかそれすらも考えなくなっていた。
今日は、気分転換に近くの森を散歩することにした。私の住む日本は200年前と比べると大分、未来都市になっているらしい。数少ない森を歩いていると見慣れない建物を見つけた。
「こんな所に建物なんてあったっけ?」いや、ある訳ないだってこの森はほぼ毎日来ている。散歩コースも決まっているし、いつも通る道だった。
「うーん・・・廃墟?でも廃墟にしては綺麗すぎるし。窓も埃がない。」私は、窓から中を覗くことにした。その中の光景を見て私は、言葉を失った。
「嘘!?これって本!!いやいや!!そもそも本なんて見た事も無いから確証なんて無いけど!何これ!!どうすればいいの!警察?政府機関?いやいや、まともに取り合ってくれるはずも無いか!」とりあえず落ち着きを取り戻すように深呼吸をして扉を探すことにした。しかしこの建物地味に大きい五分位歩いたぐらいかな、扉らしき物を見つけた。
「えーっと、どうやって開けるのかな?鍵はかかってるみたいだし・・・」ふと扉の右側にパネルらしき物を見つけた。
「何だろうなこれ?よくわかんないけど適当に押してみよ!!」適当に押してみると鍵の開く音が聞こえた。
「え?開いちゃったの?入るしかないのこれ?」私は意を決して扉を開けた。そこに広がっていたのは想像を超えた世界だった。
「あら?久しぶりの利用者が来たのかしら?」透き通った声が聞こえた。
「ようこそ忘れ去られた図書館へ。」この日私は世界に内緒で本を知った。
「確か、この世から忘れ去られた本が貯蔵されてそれを読むことが出来る。でも誰も見たこともないし噂の出処も分からない。挙句の果てに政府が血なまこで探してる図書館でしょ?」私は何故政府までも動かす事態になってるのかは、知らない。
「きっとあれだよ!200年前に突然法律で決められた図書製造禁止令!!何で本を作る事を禁止したまでは分からないけど確か本を読むと危険思考者が増えるとかで・・・」言われてみればそうだ、生きていて1度も教科書以外見たことが無い。それ所か、本屋も図書館もこの世界には存在しない。
「それもそうか、200年前と比べて犯罪発生件数はぼぼゼロに等しいからね。」今は、物凄く平和だ戦争なんて言葉は既に世界から無くなっている位だ戦争すらもはや100年前の産物になっている。
「本が消えたことで私達は、想像力を無くしたけどね。」この退化は、人を何処まで無知にしたかは誰にも分からない。ただ分かることは、人は自分の未来を想像しなくなった。どんな大人になるとか、どんな老後を送るとかそれすらも考えなくなっていた。
今日は、気分転換に近くの森を散歩することにした。私の住む日本は200年前と比べると大分、未来都市になっているらしい。数少ない森を歩いていると見慣れない建物を見つけた。
「こんな所に建物なんてあったっけ?」いや、ある訳ないだってこの森はほぼ毎日来ている。散歩コースも決まっているし、いつも通る道だった。
「うーん・・・廃墟?でも廃墟にしては綺麗すぎるし。窓も埃がない。」私は、窓から中を覗くことにした。その中の光景を見て私は、言葉を失った。
「嘘!?これって本!!いやいや!!そもそも本なんて見た事も無いから確証なんて無いけど!何これ!!どうすればいいの!警察?政府機関?いやいや、まともに取り合ってくれるはずも無いか!」とりあえず落ち着きを取り戻すように深呼吸をして扉を探すことにした。しかしこの建物地味に大きい五分位歩いたぐらいかな、扉らしき物を見つけた。
「えーっと、どうやって開けるのかな?鍵はかかってるみたいだし・・・」ふと扉の右側にパネルらしき物を見つけた。
「何だろうなこれ?よくわかんないけど適当に押してみよ!!」適当に押してみると鍵の開く音が聞こえた。
「え?開いちゃったの?入るしかないのこれ?」私は意を決して扉を開けた。そこに広がっていたのは想像を超えた世界だった。
「あら?久しぶりの利用者が来たのかしら?」透き通った声が聞こえた。
「ようこそ忘れ去られた図書館へ。」この日私は世界に内緒で本を知った。
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