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【第一章】 捨てられた少女
迷宮探索
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迷宮内部はかなり広いつくりとなっており、魔物が何体も配置されているようだ。
すでに何体も倒してきているが、魔邪の森で普段から魔物を相手にしてきた私からすれば大した相手ではない。
そんな通路を警戒気味に進んでいくと、やがて少し広めの部屋へと出る。
その中心には抜き身の曲剣を両の手に持つ男が立っているのだった。
「おっ、来たな」
「ど、どなたですか?」
雰囲気や年齢から、明らかに受験生っぽくはない。
「ここで受験生を迎撃しろって言われてる。んまあいわゆる、妨害役ってやつだ」
「ぼ、妨害役?」
「俺は重犯罪者だ。いつもは牢の中で寝てんだが、今回のような荒っぽいことがあると呼ばれる。多少の怪我なら負わせてもいいそうだ」
くつくつと笑いながら、私がやってきたことを大喜びしているかのよう。
「受験生は殺すなって言われてんだが、くっくっく。けどそんなん建前よ!! 事故ってことで死んじまう可能性ももちろんあるよなぁ! 俺はなぁ! 人を殺すのが大好きなんだよ! 生きた人間の皮をはいで肉を削いで、そいつの悲鳴を聞く!! それがたまんねぇんだぁ」
あー……、ヤバい……。
この人、本物の異常者だ。
「俺の名はニック。皮剥ぎのニックっつーんだ。よろしくぅ」
それだけ述べて、もうお喋るはおしまいだとばかり、一歩、また一歩とこちらに近寄って来る。
「そ、それ以上近寄ったら魔法を行使しますっ!」
「おいおい、寝ぼけたこと言ってんな。この状況でもう戦闘開始だと思ってねぇのかよ。甘ちゃんだなっ!」
男が地を蹴ったと思ったらもう目の前に。
――身体強化系!?
「【ワイドステップ】」
移動魔法で回避――したはずなのだが、ニックはそのスピードに余裕でついて来ていた。
「その腕もらったぁ!!!」
「【サンダースプラッシュ】!」
バチィィィィン!!
甲高い雷音が鳴り響いて、ニックが一旦退避していく。
「ひゅー。すげぇ反応速度だな。俺についてこれるやつを見たのは初めてだ」
「あなた……肉体能力で魔法に耐えているんですか!?」
「おうよ、ご名答。俺は生まれつき魔法防御力が高いんよ。加えて肉弾戦でも負けはねぇ。つまり、余裕でてめぇの皮なんて剥げるってことだ!!」
再び突貫してきたので、それを寸でのところで避ける。
避けたのだが――、
彼の繰り出す肉弾攻撃は非常に強力なもので、それだけで強い風圧を巻き起こした。
その結果、私のスカートがまくれ上がって中身がっ……!!
「え?」
「へ? 黒?」
「んなっ! み、見るなー!!!! 【アイスブラスト】! 【サンダーストライク】! 【ファイヤエクスプロージョン】! 【グランドスネイク】! 【フォースブレイバー】! 【ブレイククラスター】!」
「な! ちょっ! やめっ! ぬおっ! 見てな――! ぎゃあ! ぐあああああ!」
パンツを見られた恥ずかしさから、思いつく限りの魔法を叩き込んでしまった。
我に返ったころには、ニックは破壊された石壁に埋もれてしまっているのであった。
「あっ、ヤバっ! 死んでないよね……」
彼を掘りだしてみるも、やはり魔防が高いというだけあって、死んではいなかった。
息も絶え絶えではあったが。
「……ど、どうやら私の勝ちのようですね。こここ、ここは通らせてもらいます」
顔を赤らめながら逃げるようにその部屋を後にする。
うぅ、スカートは動きやすいけど、やっぱ戦うんならズボンの方がいいのかなぁ。
ただ、このスカートはエルガさんに教えてもらった生成魔法で作った中でも傑作と言えるほどの性能を誇っている。
全属性耐性が付与されていて、布地の見た目であるにも関わらず、マグマで燃やしたって燃えることはない。
防御性能も非常に高いし、そして何よりラインフリルが可愛い。
難点を挙げるなら、丈が短いため、今回のように中を見られてしまう可能性があるところだろうか。
ちなみに、ミニスカートでも防御性能は足全体に及ぶ。
なんて思っていたら、次の通路でさらに絶望してしまうのだった。
「えぇぇぇ! うそぉぉぉ!」
脚一つ分しか通れない細い通路があって、それ以外の場所は吹き抜けとなっている。
さながら綱渡りといったところか。
吹き抜けからは風が常に吹き上げており、ここを私が通ろうものなら、スカートがどうなってしまうかは想像するまでもない。
なのに、通路の向こうからはニックさん同様に妨害役と思われるおっさんがこちらを睨みつけているのであった。
たぶんこの通路のギミックは、この綱渡りを思わせる細い道で相手を倒して前に進むというものであろうが、そんなことよりも守らなければならない尊厳というものが私にはあるわけで。
「おいお嬢ちゃん。おれぁ刺殺のガズってんだ。そんなとこで突っ立ってねぇで、さっさとこっちでヤろうぜ。殺し合いだ!」
抜き身の短剣を片手に、通路の真ん中を陣取っている。
このおっさんはそんなに私のパンツみたいのだろうか。
ちょっとイラっときた。
「むぅぅ……。【ブーストチャージ】」
魔力を収束させる。
ちょっとズルかもしれないけど、別に禁止されているわけでもない。
「【ジェット――
私が光り輝く。
「へ?」
――バーストォォ】!!!」
景色が飛んだ。
次の瞬間には向こう岸の壁に激突し、素っ転んでしまうのだった。
土煙にまみれながら、服の汚れを払っていく。
「あいたたたたた、さすがにこんなに狭いと着地が難しいなぁ……」
すぐさま振り返って、通路にいたおっさんからの迎撃態勢を整えようとするも、
「あれ……?」
そこには誰もいなかった。
たぶんおっさんは吹き抜けに落ちてしまったのであろう。
あー……、私がジェット噴射移動したから、反動で落ちちゃったのか。
無事でいますように。
そう祈りを捧げて先を進むことにした。
階を二つ降りて、だいぶ最深部も近いのではと思い始めた頃、またも広めの部屋に出た。
その中心には男が立っていて、今度は武器を持っていない。
「ま、また妨害役という奴ですか?」
「ああ。そうだぜ。俺の名はグラズ。強姦魔グラズって言うんだ」
強姦魔……?
「しっかし、運営側もひっでぇなぁ。こんな可愛い子までよこしてくるんだから、こっちは我慢できなくなっちまうぜ」
「な、何がですか?」
「今にわかるぜ」
「え?」
その瞬間、上方に気配を感じて、すぐさまその場を飛び退る。
だが、落ちてきた奴らはだいぶ広範囲に広がっていたようで、私もそれを浴びることとなってしまった。
「きゃっ! な、なにこれっ!?」
ヌメッとした生暖かい感触が体中に纏わりついてくる。
「へへ、特性のスライムだぜぇ!!! 服だけ溶かす特別仕様! どうせこの試験が終わりゃ俺らは牢屋戻りだ! たとえ戦いに負けても、てめぇのエロい体さえおがめりゃそれで満足だぜぇ!!」
イラッ!
この人、つまりはそういうことを目的にしている。
私は何事もなかったかのようにスクッと立ち上がって、男をキッと睨みつける。
「【ヴォルカニックアラウンド】」
「へ?」
まずは周囲のスライムどもをマグマで掃除。
そもそも私の服はスライムごときで溶かすことなんてできない。
が、そもそもこの男の魂胆が見過ごせない。
「女性の敵、許すまじ!! 【エターナル――
「なっ! ちょぉ! ちょっと! ま、まってぇぇぇ!」
――ハンマー】!!!!」
ドガァァァァン。
大爆発でも起こったかのような音とともに、地が揺れ、天井が一部崩壊した。
ぺしゃんことなった男を見下ろしながらため息をつく。
「こ、これに懲りたら、もうこんなことしないで下さいねっ!」
小走りになって先へと進み、しばらく行ったところで、ため息をついた。
はぅぅぅ、柄にもなく怒ってしまった……。
あんなことで周りが見えなくなるなんて。
勝手な想像だが、やはり勇者とはいつも冷静沈着で、感情的にならず、正しく行動できる者なのではないだろうか。
ならば先ほどの自分の振舞いはそこからほど遠い。
「うぅぅ、まだまだだなぁ。頑張らないとっ!」
自分に活を入れて気を取り直したところで、目の前の部屋にはもう目標の盃があるのだった。
すでに何体も倒してきているが、魔邪の森で普段から魔物を相手にしてきた私からすれば大した相手ではない。
そんな通路を警戒気味に進んでいくと、やがて少し広めの部屋へと出る。
その中心には抜き身の曲剣を両の手に持つ男が立っているのだった。
「おっ、来たな」
「ど、どなたですか?」
雰囲気や年齢から、明らかに受験生っぽくはない。
「ここで受験生を迎撃しろって言われてる。んまあいわゆる、妨害役ってやつだ」
「ぼ、妨害役?」
「俺は重犯罪者だ。いつもは牢の中で寝てんだが、今回のような荒っぽいことがあると呼ばれる。多少の怪我なら負わせてもいいそうだ」
くつくつと笑いながら、私がやってきたことを大喜びしているかのよう。
「受験生は殺すなって言われてんだが、くっくっく。けどそんなん建前よ!! 事故ってことで死んじまう可能性ももちろんあるよなぁ! 俺はなぁ! 人を殺すのが大好きなんだよ! 生きた人間の皮をはいで肉を削いで、そいつの悲鳴を聞く!! それがたまんねぇんだぁ」
あー……、ヤバい……。
この人、本物の異常者だ。
「俺の名はニック。皮剥ぎのニックっつーんだ。よろしくぅ」
それだけ述べて、もうお喋るはおしまいだとばかり、一歩、また一歩とこちらに近寄って来る。
「そ、それ以上近寄ったら魔法を行使しますっ!」
「おいおい、寝ぼけたこと言ってんな。この状況でもう戦闘開始だと思ってねぇのかよ。甘ちゃんだなっ!」
男が地を蹴ったと思ったらもう目の前に。
――身体強化系!?
「【ワイドステップ】」
移動魔法で回避――したはずなのだが、ニックはそのスピードに余裕でついて来ていた。
「その腕もらったぁ!!!」
「【サンダースプラッシュ】!」
バチィィィィン!!
甲高い雷音が鳴り響いて、ニックが一旦退避していく。
「ひゅー。すげぇ反応速度だな。俺についてこれるやつを見たのは初めてだ」
「あなた……肉体能力で魔法に耐えているんですか!?」
「おうよ、ご名答。俺は生まれつき魔法防御力が高いんよ。加えて肉弾戦でも負けはねぇ。つまり、余裕でてめぇの皮なんて剥げるってことだ!!」
再び突貫してきたので、それを寸でのところで避ける。
避けたのだが――、
彼の繰り出す肉弾攻撃は非常に強力なもので、それだけで強い風圧を巻き起こした。
その結果、私のスカートがまくれ上がって中身がっ……!!
「え?」
「へ? 黒?」
「んなっ! み、見るなー!!!! 【アイスブラスト】! 【サンダーストライク】! 【ファイヤエクスプロージョン】! 【グランドスネイク】! 【フォースブレイバー】! 【ブレイククラスター】!」
「な! ちょっ! やめっ! ぬおっ! 見てな――! ぎゃあ! ぐあああああ!」
パンツを見られた恥ずかしさから、思いつく限りの魔法を叩き込んでしまった。
我に返ったころには、ニックは破壊された石壁に埋もれてしまっているのであった。
「あっ、ヤバっ! 死んでないよね……」
彼を掘りだしてみるも、やはり魔防が高いというだけあって、死んではいなかった。
息も絶え絶えではあったが。
「……ど、どうやら私の勝ちのようですね。こここ、ここは通らせてもらいます」
顔を赤らめながら逃げるようにその部屋を後にする。
うぅ、スカートは動きやすいけど、やっぱ戦うんならズボンの方がいいのかなぁ。
ただ、このスカートはエルガさんに教えてもらった生成魔法で作った中でも傑作と言えるほどの性能を誇っている。
全属性耐性が付与されていて、布地の見た目であるにも関わらず、マグマで燃やしたって燃えることはない。
防御性能も非常に高いし、そして何よりラインフリルが可愛い。
難点を挙げるなら、丈が短いため、今回のように中を見られてしまう可能性があるところだろうか。
ちなみに、ミニスカートでも防御性能は足全体に及ぶ。
なんて思っていたら、次の通路でさらに絶望してしまうのだった。
「えぇぇぇ! うそぉぉぉ!」
脚一つ分しか通れない細い通路があって、それ以外の場所は吹き抜けとなっている。
さながら綱渡りといったところか。
吹き抜けからは風が常に吹き上げており、ここを私が通ろうものなら、スカートがどうなってしまうかは想像するまでもない。
なのに、通路の向こうからはニックさん同様に妨害役と思われるおっさんがこちらを睨みつけているのであった。
たぶんこの通路のギミックは、この綱渡りを思わせる細い道で相手を倒して前に進むというものであろうが、そんなことよりも守らなければならない尊厳というものが私にはあるわけで。
「おいお嬢ちゃん。おれぁ刺殺のガズってんだ。そんなとこで突っ立ってねぇで、さっさとこっちでヤろうぜ。殺し合いだ!」
抜き身の短剣を片手に、通路の真ん中を陣取っている。
このおっさんはそんなに私のパンツみたいのだろうか。
ちょっとイラっときた。
「むぅぅ……。【ブーストチャージ】」
魔力を収束させる。
ちょっとズルかもしれないけど、別に禁止されているわけでもない。
「【ジェット――
私が光り輝く。
「へ?」
――バーストォォ】!!!」
景色が飛んだ。
次の瞬間には向こう岸の壁に激突し、素っ転んでしまうのだった。
土煙にまみれながら、服の汚れを払っていく。
「あいたたたたた、さすがにこんなに狭いと着地が難しいなぁ……」
すぐさま振り返って、通路にいたおっさんからの迎撃態勢を整えようとするも、
「あれ……?」
そこには誰もいなかった。
たぶんおっさんは吹き抜けに落ちてしまったのであろう。
あー……、私がジェット噴射移動したから、反動で落ちちゃったのか。
無事でいますように。
そう祈りを捧げて先を進むことにした。
階を二つ降りて、だいぶ最深部も近いのではと思い始めた頃、またも広めの部屋に出た。
その中心には男が立っていて、今度は武器を持っていない。
「ま、また妨害役という奴ですか?」
「ああ。そうだぜ。俺の名はグラズ。強姦魔グラズって言うんだ」
強姦魔……?
「しっかし、運営側もひっでぇなぁ。こんな可愛い子までよこしてくるんだから、こっちは我慢できなくなっちまうぜ」
「な、何がですか?」
「今にわかるぜ」
「え?」
その瞬間、上方に気配を感じて、すぐさまその場を飛び退る。
だが、落ちてきた奴らはだいぶ広範囲に広がっていたようで、私もそれを浴びることとなってしまった。
「きゃっ! な、なにこれっ!?」
ヌメッとした生暖かい感触が体中に纏わりついてくる。
「へへ、特性のスライムだぜぇ!!! 服だけ溶かす特別仕様! どうせこの試験が終わりゃ俺らは牢屋戻りだ! たとえ戦いに負けても、てめぇのエロい体さえおがめりゃそれで満足だぜぇ!!」
イラッ!
この人、つまりはそういうことを目的にしている。
私は何事もなかったかのようにスクッと立ち上がって、男をキッと睨みつける。
「【ヴォルカニックアラウンド】」
「へ?」
まずは周囲のスライムどもをマグマで掃除。
そもそも私の服はスライムごときで溶かすことなんてできない。
が、そもそもこの男の魂胆が見過ごせない。
「女性の敵、許すまじ!! 【エターナル――
「なっ! ちょぉ! ちょっと! ま、まってぇぇぇ!」
――ハンマー】!!!!」
ドガァァァァン。
大爆発でも起こったかのような音とともに、地が揺れ、天井が一部崩壊した。
ぺしゃんことなった男を見下ろしながらため息をつく。
「こ、これに懲りたら、もうこんなことしないで下さいねっ!」
小走りになって先へと進み、しばらく行ったところで、ため息をついた。
はぅぅぅ、柄にもなく怒ってしまった……。
あんなことで周りが見えなくなるなんて。
勝手な想像だが、やはり勇者とはいつも冷静沈着で、感情的にならず、正しく行動できる者なのではないだろうか。
ならば先ほどの自分の振舞いはそこからほど遠い。
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