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五十四日目。エルフ族の集落にて
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五十四日目。
夕方にエルフ族の集落に到着すると、そのまま夕餉に突入した。兵士達の姿にビックリしたようだが、今日は俺が帰ってくる日だったので毒なし蛇、巨大な猪を狩って集落に持ち込んでいたので逆に「余り物がなくなる!」と喜んでいた。
いや、俺、一回の飯でそんな食いませんよ……。
肉が大量なのに反比例する形でヒューマンの俺、兵士達の野菜の取り分は相対的に減った。でもまぁ、無い訳じゃないから久しぶりのここの野菜に舌鼓を打つ。やっぱり、ここの野菜は街に比べて旨いな。兵士達もニッコニコで食べてるから現地民の舌でも旨いのだろう。
………………。
兵士達の話が聞こえてきたんだが、ここの野菜は領主への献上品の他、領主から王家への献上品にも扱われる最高級品なんだとか。
これを食べるために兵士達は激しい戦いを繰り広げ、それを勝ち残った者達が今ここに居るのだそう。
まぁ、日々の訓練に力が入るなら定期的に護衛を要請するのも良いかもしれないと後でベルデットさんに提案しておこう。
夕方にエルフ族の集落に到着すると、そのまま夕餉に突入した。兵士達の姿にビックリしたようだが、今日は俺が帰ってくる日だったので毒なし蛇、巨大な猪を狩って集落に持ち込んでいたので逆に「余り物がなくなる!」と喜んでいた。
いや、俺、一回の飯でそんな食いませんよ……。
肉が大量なのに反比例する形でヒューマンの俺、兵士達の野菜の取り分は相対的に減った。でもまぁ、無い訳じゃないから久しぶりのここの野菜に舌鼓を打つ。やっぱり、ここの野菜は街に比べて旨いな。兵士達もニッコニコで食べてるから現地民の舌でも旨いのだろう。
………………。
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