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鬼ノ部 其之弐 無理矢理召喚された聖女と魔王の仄暗い復讐譚
四.回想と怨嗟
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夢うつつから我に返り、魔王は呟く。
「あの時までは普通に生きていられたのに…」
思ったよりも掠れた声に驚きつつ、すぐに首を横に振った魔王はどの道無駄なことだと思い直す。
魔王になる前、まだ人だった、否、人だと信じていた頃を思い出す。
それはまだ人と人為らざるものが慣れ合う訳では無くとも、表立って相争うことの無かった時代のこと。
ある時までは、普通に生きた。ある時までは。
自分が人為らざるモノだと知ったのはいつの事だったか。知性も精神も年相応かそれ以上だというのに、体の発育はそれに遥かに追いつかない。長寿の鬼の子なればこそ、であるのか、時の止まった死者の子なればこそ、であるのか。事情を知る父は子の成長に不安も疑問も思わずに居たが、何も知らない当の本人はそう言う訳にもいかない。
近所の子等に揶揄われる度に、周囲の大人たちの噂話が耳に入る度に、成長の遅すぎる自分自身を受け入れられなくなっていく。
やがて、酒に酔った父鬼の戯言から、自分が何者なのかを知るに至る。
「まあ、鬼と屍の子じゃあな。」
成長の遅さを悩み、揺れる感情を吐露した時に返ってきた、その戯言に似た一言が心を抉る。酒に酔った父鬼は「気にするほどのことでもない」と酒をあおるだけだ。
屍を嫁とするのも、屍との間に子を生すのも、戯れだと言うのだろうか。是、と答えられてしまっては心が砕けてしまうと感じて、この話題を続けるのはそこで止めた。
けれど、心は騒めくまま。不安が、疑念が、絶望が囁く。
『人の亡骸から生まれた、人にも鬼にも成れぬ半端モノなれば。』と。
「じゃあ、私は一体…」
一体、何モノなのか。根本にかかわるその問いに答えなど無いと察し、そうしてまた半端モノの居場所があるのか分からず、突き付けられたその現実に居ても立っても居られなくなり、その場から逃げ出した。
何を恨んで、何を憎めば良いのかも判らぬまま、ひたすらさ迷った。生きる意味も判らず、為すべきことも判らず、折れた心のまま、行く当ても無いまま。
…否、亡骸の胎から出で来たこの身は、果たして生きていると言えるのだろうか。動き、考え、話し、凡そ生きているものと同じことをするこの身は、死んではいないのだろうか。
「私はなぜ生まれてきたのか。」
そもそも、生まれてきたと言っていいのか。その問いに答えてくれるものは無いまま。
ただひたすら彷徨った果て、父鬼が禁呪を行った地、即ち母の故郷へと辿り着いたのは、何かの縁か。神の気紛れだったのか。或いは。
この地が母の故郷と知ったのは、本当に偶然の出会いがきっかけだった。その地をそれと知らず、ひたすらに彷徨う毎日。己が人ではないと思い知らされたのは、飲まず食わずの日が続いてもびくともしないと自覚してからだ。半分死んでいる体は、喰うものが無ければないでどうとでもなってしまった。そうしてまた一つ己に絶望した先で、とある鬼に出会った。
「お前は鬼か?」
そう、声をかけられたのは、絶望の先にこれ以上現世に留まる意味も見付からず崖から身を投げようとした時だった。
思わず振り返ると、父鬼以外で始めて見る『鬼』が居た。普通の成人男子よりも背も高く屈強な身体つきのその男を見て、鬼だ、と判ったのは何故だったか。人里の草紙にある鬼にある角さえその額には見当たらない。
鬼を鬼として認識したことはない。人に紛れるためか、そう言えば父鬼にも角など無かった。切り取ったのか、見えないようにしていたのか。そもそも角など無いのだろうか。
予感に近い何か、おそらく彼も同じような理由で声をかけてきたのではないだろうか。
「…お前、もしかして…」
父に似た顔を見て、その鬼は誰の子なのか悟ったらしい。
「そうか、あいつは息災か。」
父鬼について聞かれたことに簡単に答えると、その鬼はどこか安心したようにそう言った。
その後、その鬼は自らの家に招いて、色々なことを教えてくれた。鬼の一族の掟や、鬼が使う術『鬼術』についてなど、何もかもを。
そうして、鬼の角を見せてくれた。
「最近はな、騒ぎになるから人が居そうなところでは隠しているんだ。」
と少し疲れたような表情で鬼は言った。物珍しそうに見えたのだろうか、
「やっぱり、教えていなかったんだな。」
と困ったように眉根を下げる様に、随分お人好しな鬼が居たものだ、とこっそり思う。鬼だからお人好しとは言わないのか、と、どうでもよい事まで考えながら。
「あいつは何を考えているか分からない奴だった。子供が居るとは思わなかったが、必要なことを教えんとはあいつらしいと言えばあいつらしい。」
と鬼は言った。そうして続ける。
「人として生きるつもりなのだろうが、結局鬼は鬼だ。鬼の子のお前も、な。鬼の掟からは逃れられんよ。なんにせよ、会えて良かった。」
鬼はそう言って衣櫃から取り出した紙の束を手渡して来た。
「持っていけ。日記か何か知らんが… あいつのものだ。何が書いてあるかは分からん、流石に勝手に中身を見るのは憚られたし、処分していいかも分からなくてな。お前はあいつの子供だから中身を見ても、まあ俺が見るよりは問題ないだろう。持って帰ってもいいし処分しても良いかもしれない。その辺は任せる。」
丁寧に綴じられてはいたが、随分古い物らしく端の方からぼろぼろになっている。
「じゃあな。あいつの子をやるのも中々大変だろうが、気楽にな。鬼の一生は長い。」
最後にそう言い残して、その鬼は送り出してくれた。
絶望はまだ、心の底にこびり付いている。それでも、あの鬼の『鬼の子』と言う言葉は覚束なかった足元をほんの少し固めてくれるものだった。
一人になったところで、ふと思い出して渡された手記らしいものに軽く目を通す。最後の方はもう殴り書きになっていて、読み解くのに時間がかかりそうだった。どうやら嫁を亡くした心境を綴っているらしいことは読み取れた。
…ああ、それで禁呪に手を出したのか。
と、急に腑に落ちる。心の乱れそのままのようなその殴り書き、それほど当時の父鬼の胸の内は正気とは言えない状態だったのではないかと。そう思い至って、何故か少し心が落ち着く。
きちんと最初から読んでみようと、初めの頁に戻る。
『ただ、ただ、ぼんやりとした日々を過ごすうちに、ふと、何か面白いことをしてみようという気になった。』
その投げ遣りな、自分勝手な言葉が目に入った途端にざらりとした感情がぶわっと沸き上がり、心が締め付けられるようだった。
これか。これが全ての始まりで、この身が人にも鬼にも成れぬ理由ではないのか。
恨むべきは、憎むべきは、ただそれだけのために理を歪めるに至った鬼ではないのか?
冷たく燃え上がる感情が、身を焦がしていく。永遠に消えることのない地獄の業火のように。
その感情は、今も、冷たく燃え上がり、未だに魔王の身を焦がしている。
「あの時までは普通に生きていられたのに…」
思ったよりも掠れた声に驚きつつ、すぐに首を横に振った魔王はどの道無駄なことだと思い直す。
魔王になる前、まだ人だった、否、人だと信じていた頃を思い出す。
それはまだ人と人為らざるものが慣れ合う訳では無くとも、表立って相争うことの無かった時代のこと。
ある時までは、普通に生きた。ある時までは。
自分が人為らざるモノだと知ったのはいつの事だったか。知性も精神も年相応かそれ以上だというのに、体の発育はそれに遥かに追いつかない。長寿の鬼の子なればこそ、であるのか、時の止まった死者の子なればこそ、であるのか。事情を知る父は子の成長に不安も疑問も思わずに居たが、何も知らない当の本人はそう言う訳にもいかない。
近所の子等に揶揄われる度に、周囲の大人たちの噂話が耳に入る度に、成長の遅すぎる自分自身を受け入れられなくなっていく。
やがて、酒に酔った父鬼の戯言から、自分が何者なのかを知るに至る。
「まあ、鬼と屍の子じゃあな。」
成長の遅さを悩み、揺れる感情を吐露した時に返ってきた、その戯言に似た一言が心を抉る。酒に酔った父鬼は「気にするほどのことでもない」と酒をあおるだけだ。
屍を嫁とするのも、屍との間に子を生すのも、戯れだと言うのだろうか。是、と答えられてしまっては心が砕けてしまうと感じて、この話題を続けるのはそこで止めた。
けれど、心は騒めくまま。不安が、疑念が、絶望が囁く。
『人の亡骸から生まれた、人にも鬼にも成れぬ半端モノなれば。』と。
「じゃあ、私は一体…」
一体、何モノなのか。根本にかかわるその問いに答えなど無いと察し、そうしてまた半端モノの居場所があるのか分からず、突き付けられたその現実に居ても立っても居られなくなり、その場から逃げ出した。
何を恨んで、何を憎めば良いのかも判らぬまま、ひたすらさ迷った。生きる意味も判らず、為すべきことも判らず、折れた心のまま、行く当ても無いまま。
…否、亡骸の胎から出で来たこの身は、果たして生きていると言えるのだろうか。動き、考え、話し、凡そ生きているものと同じことをするこの身は、死んではいないのだろうか。
「私はなぜ生まれてきたのか。」
そもそも、生まれてきたと言っていいのか。その問いに答えてくれるものは無いまま。
ただひたすら彷徨った果て、父鬼が禁呪を行った地、即ち母の故郷へと辿り着いたのは、何かの縁か。神の気紛れだったのか。或いは。
この地が母の故郷と知ったのは、本当に偶然の出会いがきっかけだった。その地をそれと知らず、ひたすらに彷徨う毎日。己が人ではないと思い知らされたのは、飲まず食わずの日が続いてもびくともしないと自覚してからだ。半分死んでいる体は、喰うものが無ければないでどうとでもなってしまった。そうしてまた一つ己に絶望した先で、とある鬼に出会った。
「お前は鬼か?」
そう、声をかけられたのは、絶望の先にこれ以上現世に留まる意味も見付からず崖から身を投げようとした時だった。
思わず振り返ると、父鬼以外で始めて見る『鬼』が居た。普通の成人男子よりも背も高く屈強な身体つきのその男を見て、鬼だ、と判ったのは何故だったか。人里の草紙にある鬼にある角さえその額には見当たらない。
鬼を鬼として認識したことはない。人に紛れるためか、そう言えば父鬼にも角など無かった。切り取ったのか、見えないようにしていたのか。そもそも角など無いのだろうか。
予感に近い何か、おそらく彼も同じような理由で声をかけてきたのではないだろうか。
「…お前、もしかして…」
父に似た顔を見て、その鬼は誰の子なのか悟ったらしい。
「そうか、あいつは息災か。」
父鬼について聞かれたことに簡単に答えると、その鬼はどこか安心したようにそう言った。
その後、その鬼は自らの家に招いて、色々なことを教えてくれた。鬼の一族の掟や、鬼が使う術『鬼術』についてなど、何もかもを。
そうして、鬼の角を見せてくれた。
「最近はな、騒ぎになるから人が居そうなところでは隠しているんだ。」
と少し疲れたような表情で鬼は言った。物珍しそうに見えたのだろうか、
「やっぱり、教えていなかったんだな。」
と困ったように眉根を下げる様に、随分お人好しな鬼が居たものだ、とこっそり思う。鬼だからお人好しとは言わないのか、と、どうでもよい事まで考えながら。
「あいつは何を考えているか分からない奴だった。子供が居るとは思わなかったが、必要なことを教えんとはあいつらしいと言えばあいつらしい。」
と鬼は言った。そうして続ける。
「人として生きるつもりなのだろうが、結局鬼は鬼だ。鬼の子のお前も、な。鬼の掟からは逃れられんよ。なんにせよ、会えて良かった。」
鬼はそう言って衣櫃から取り出した紙の束を手渡して来た。
「持っていけ。日記か何か知らんが… あいつのものだ。何が書いてあるかは分からん、流石に勝手に中身を見るのは憚られたし、処分していいかも分からなくてな。お前はあいつの子供だから中身を見ても、まあ俺が見るよりは問題ないだろう。持って帰ってもいいし処分しても良いかもしれない。その辺は任せる。」
丁寧に綴じられてはいたが、随分古い物らしく端の方からぼろぼろになっている。
「じゃあな。あいつの子をやるのも中々大変だろうが、気楽にな。鬼の一生は長い。」
最後にそう言い残して、その鬼は送り出してくれた。
絶望はまだ、心の底にこびり付いている。それでも、あの鬼の『鬼の子』と言う言葉は覚束なかった足元をほんの少し固めてくれるものだった。
一人になったところで、ふと思い出して渡された手記らしいものに軽く目を通す。最後の方はもう殴り書きになっていて、読み解くのに時間がかかりそうだった。どうやら嫁を亡くした心境を綴っているらしいことは読み取れた。
…ああ、それで禁呪に手を出したのか。
と、急に腑に落ちる。心の乱れそのままのようなその殴り書き、それほど当時の父鬼の胸の内は正気とは言えない状態だったのではないかと。そう思い至って、何故か少し心が落ち着く。
きちんと最初から読んでみようと、初めの頁に戻る。
『ただ、ただ、ぼんやりとした日々を過ごすうちに、ふと、何か面白いことをしてみようという気になった。』
その投げ遣りな、自分勝手な言葉が目に入った途端にざらりとした感情がぶわっと沸き上がり、心が締め付けられるようだった。
これか。これが全ての始まりで、この身が人にも鬼にも成れぬ理由ではないのか。
恨むべきは、憎むべきは、ただそれだけのために理を歪めるに至った鬼ではないのか?
冷たく燃え上がる感情が、身を焦がしていく。永遠に消えることのない地獄の業火のように。
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