1 / 3
1話 投げ銭は勝利の音がする♪
しおりを挟む
わたしの名は【ななえ】自称路上ミュージシャンだ。
わたしは清楚系女子を装うワンピースから、Tシャツにジーパンのラフな格好に着替え、ギターを抱えて街に出た。
わたしは持ち場に陣取って、歌い始めた。
夕方、帰宅を急ぐ人々が、足早に通り過ぎていく。
チャリン♪
投げ銭箱に投げ銭が投げ込まれた。音から100円だろう。
わたしは、ギターを弾きながら軽く会釈をした。
投げ銭をした、このふとっちょくんは、投げ銭をした日は、買い食いをしない。
1日に使う額を決めているのかも知れない。
お前、それ以上カロリーの高いもん食ったら、危険領域にはいるだろ。
って状態なのに、いつも、あげものや甘いものを買って店の前で食べているのだ。
投げ銭をする時と言うのは、きっとわたしの歌が心に響いた時なのだろう。
その時は、わたし自身も「決まった」と思うのだ。
だから、わたしは決意した。
わたしの歌で、このふとっちょくんをダイエットさせてみたい、と。
つづく
わたしは清楚系女子を装うワンピースから、Tシャツにジーパンのラフな格好に着替え、ギターを抱えて街に出た。
わたしは持ち場に陣取って、歌い始めた。
夕方、帰宅を急ぐ人々が、足早に通り過ぎていく。
チャリン♪
投げ銭箱に投げ銭が投げ込まれた。音から100円だろう。
わたしは、ギターを弾きながら軽く会釈をした。
投げ銭をした、このふとっちょくんは、投げ銭をした日は、買い食いをしない。
1日に使う額を決めているのかも知れない。
お前、それ以上カロリーの高いもん食ったら、危険領域にはいるだろ。
って状態なのに、いつも、あげものや甘いものを買って店の前で食べているのだ。
投げ銭をする時と言うのは、きっとわたしの歌が心に響いた時なのだろう。
その時は、わたし自身も「決まった」と思うのだ。
だから、わたしは決意した。
わたしの歌で、このふとっちょくんをダイエットさせてみたい、と。
つづく
0
あなたにおすすめの小説
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
悪役令嬢の心変わり
ナナスケ
恋愛
不慮の事故によって20代で命を落としてしまった雨月 夕は乙女ゲーム[聖女の涙]の悪役令嬢に転生してしまっていた。
7歳の誕生日10日前に前世の記憶を取り戻した夕は悪役令嬢、ダリア・クロウリーとして最悪の結末 処刑エンドを回避すべく手始めに婚約者の第2王子との婚約を破棄。
そして、処刑エンドに繋がりそうなルートを回避すべく奮闘する勘違いラブロマンス!
カッコイイ系主人公が男社会と自分に仇なす者たちを斬るっ!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】堅物な婚約者には子どもがいました……人は見かけによらないらしいです。
大森 樹
恋愛
【短編】
公爵家の一人娘、アメリアはある日誘拐された。
「アメリア様、ご無事ですか!」
真面目で堅物な騎士フィンに助けられ、アメリアは彼に恋をした。
助けたお礼として『結婚』することになった二人。フィンにとっては公爵家の爵位目当ての愛のない結婚だったはずだが……真面目で誠実な彼は、アメリアと不器用ながらも徐々に距離を縮めていく。
穏やかで幸せな結婚ができると思っていたのに、フィンの前の彼女が現れて『あの人の子どもがいます』と言ってきた。嘘だと思いきや、その子は本当に彼そっくりで……
あの堅物婚約者に、まさか子どもがいるなんて。人は見かけによらないらしい。
★アメリアとフィンは結婚するのか、しないのか……二人の恋の行方をお楽しみください。
幼馴染の許嫁
山見月 あいまゆ
恋愛
私にとって世界一かっこいい男の子は、同い年で幼馴染の高校1年、朝霧 連(あさぎり れん)だ。
彼は、私の許嫁だ。
___あの日までは
その日、私は連に私の手作りのお弁当を届けに行く時だった
連を見つけたとき、連は私が知らない女の子と一緒だった
連はモテるからいつも、周りに女の子がいるのは慣れいてたがもやもやした気持ちになった
女の子は、薄い緑色の髪、ピンク色の瞳、ピンクのフリルのついたワンピース
誰が見ても、愛らしいと思う子だった。
それに比べて、自分は濃い藍色の髪に、水色の瞳、目には大きな黒色の眼鏡
どうみても、女の子よりも女子力が低そうな黄土色の入ったお洋服
どちらが可愛いかなんて100人中100人が女の子のほうが、かわいいというだろう
「こっちを見ている人がいるよ、知り合い?」
可愛い声で連に私のことを聞いているのが聞こえる
「ああ、あれが例の許嫁、氷瀬 美鈴(こおりせ みすず)だ。」
例のってことは、前から私のことを話していたのか。
それだけでも、ショックだった。
その時、連はよしっと覚悟を決めた顔をした
「美鈴、許嫁をやめてくれないか。」
頭を殴られた感覚だった。
いや、それ以上だったかもしれない。
「結婚や恋愛は、好きな子としたいんだ。」
受け入れたくない。
けど、これが連の本心なんだ。
受け入れるしかない
一つだけ、わかったことがある
私は、連に
「許嫁、やめますっ」
選ばれなかったんだ…
八つ当たりの感覚で連に向かって、そして女の子に向かって言った。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる