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13章 ビフィズス菌の思惑
15話 左遷のアストルガ
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制御を失った艦は、惑星ヌードルの重力に捕まり、惑星に落ちて行った。
「ついてない」
レオナルド大佐は呟き自身の失敗を嘆いていた。
制御を失った艦隊もただの機械の兵隊の集団だ。
誰も死なないし、それぞれの惑星に戻れば、すぐに記憶を入れて再生可能だ。
戦争の悲惨さは感じられない戦場。
バーチャルなゲーム空間と一緒で死なない事は一緒だが、これは現実世界だ。
オペラーターの声がブリッジに響いた。
「144機動艦隊偵察大隊と通信が繋がりました」
ブリッジのスクリーンに、アストルガ少佐が映った。
【左遷のアストルガ】の異名を持つ144機動艦隊偵察大隊司令。
元大将なだけあって、独特の威圧感はあったが、5階級降格ゆえの悲壮さも兼ね備えていた。
「やあ、大変だったね」
アストルガは少年の様な口調で言った。
「はい」
階級はレオナルドが大佐で上なのだが、なにかと話しづらい。
モニターには、ほぼ無傷な144機動艦隊偵察大隊の様子が映し出された。
火山の直撃を受けたのは、レオナルド艦隊だけだったらしい。
レオナルドの思考回路内で、イラツキと焦りが交じり合った感情が、回転していた。
「救援部隊を送ろうか?」
アストルガの言葉に、レオナルドは副官と視線を交わした。
【左遷のアストルガ】の異名なだけあって、評議会の印象は良くない。
>何だ?この今にも堕ちに行きそうなオーラは!
>わたしも左遷の道に落とされるのか?
>階級落とされるなんて、キツイぞ!
レオナルドはそう思考したが、今の艦隊の現状から、救援を断る事など出来ない。
そんな視線を副官から送られて、
「ここはご厚意に甘えさせてもらいます」
レオナルド大佐は返答した。
返答に間が在った事に、アストルガ少佐は気づいたのか、少しだけ微妙な表情をしたしかし、すぐに微笑むと、
「至急、向かわせる」
つづく
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【レオパルド】艦隊司令官 対竜族戦では幾つもの勲章を授かった。
【アストルガ】少佐『左遷のアストルガ』の異名を持つ。
一般の将校からは距離を置かれている。
【アヤカ】ケントリアのパイロット
「ついてない」
レオナルド大佐は呟き自身の失敗を嘆いていた。
制御を失った艦隊もただの機械の兵隊の集団だ。
誰も死なないし、それぞれの惑星に戻れば、すぐに記憶を入れて再生可能だ。
戦争の悲惨さは感じられない戦場。
バーチャルなゲーム空間と一緒で死なない事は一緒だが、これは現実世界だ。
オペラーターの声がブリッジに響いた。
「144機動艦隊偵察大隊と通信が繋がりました」
ブリッジのスクリーンに、アストルガ少佐が映った。
【左遷のアストルガ】の異名を持つ144機動艦隊偵察大隊司令。
元大将なだけあって、独特の威圧感はあったが、5階級降格ゆえの悲壮さも兼ね備えていた。
「やあ、大変だったね」
アストルガは少年の様な口調で言った。
「はい」
階級はレオナルドが大佐で上なのだが、なにかと話しづらい。
モニターには、ほぼ無傷な144機動艦隊偵察大隊の様子が映し出された。
火山の直撃を受けたのは、レオナルド艦隊だけだったらしい。
レオナルドの思考回路内で、イラツキと焦りが交じり合った感情が、回転していた。
「救援部隊を送ろうか?」
アストルガの言葉に、レオナルドは副官と視線を交わした。
【左遷のアストルガ】の異名なだけあって、評議会の印象は良くない。
>何だ?この今にも堕ちに行きそうなオーラは!
>わたしも左遷の道に落とされるのか?
>階級落とされるなんて、キツイぞ!
レオナルドはそう思考したが、今の艦隊の現状から、救援を断る事など出来ない。
そんな視線を副官から送られて、
「ここはご厚意に甘えさせてもらいます」
レオナルド大佐は返答した。
返答に間が在った事に、アストルガ少佐は気づいたのか、少しだけ微妙な表情をしたしかし、すぐに微笑むと、
「至急、向かわせる」
つづく
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【レオパルド】艦隊司令官 対竜族戦では幾つもの勲章を授かった。
【アストルガ】少佐『左遷のアストルガ』の異名を持つ。
一般の将校からは距離を置かれている。
【アヤカ】ケントリアのパイロット
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