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10 仁龍湖(じんりゅうこ)3
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男が、恐らくは榊を手に持って横に振る動作をしながら言った。
「確かに、いきなり問答無用で祓ってしまってもいいとは思うです。でも、霊が同意した上で成仏してくれるのなら、お互いにとっても一番良くないですか?」
「ああ……なるほど……そうですね」
男は少し不満そうに、そう答えた。男としては、そんな事を気にしていられないから、早く祓って欲しいのだろう。
「……まあ、緊急の場合や余程危険な霊なら、話は違ってくるですけど」
ふと、この間の事を思い出して、梓は付け加えた。
「さてと……」
梓は袴のポケットから、スマートフォンを取り出した。
「ス、スマフォ!?」
「意外ですか? でもこれ、便利なんですよ」
梓はスマートフォンを指で操作し始めた。
「ふーん……なるほど……あ……」
梓がスマートフォンを操作していた手を一瞬止め、ちらりと霊に目を向けた瞬間、体に凄い衝撃を感じた。
「んっ……!」
「何を調べている?」
霊の声が、急に凄味がかった。オーラもさらに威圧感を増している感じだ。
「貴方の事です。自称PPPさん」
「喋り過ぎたな。まあいい、お前を殺せば済む事だ。お前はどこで気付いたよ?」
霊のオーラが落ち着きを取り戻した。梓には霊の顔は見えないが、霊が笑みを浮かべ、ほくそ笑んでいる事を感じた。
「家族構成を聞いた時、おかしいなって思ったです。だって、家族を紹介する時、男とか女とか子供とかって言葉はあんまり使わないかなって思って。自分から見て母とか子供とかって、普通言いません?」
「もっともだな、次から気を付けるか」
霊のオーラは落ち着いているものの、まるで獲物を見つけたハイエナの様な鋭敏さは、前にも増して感じられる。
「あとは最後のです。連続殺人鬼に襲われたのなら恐怖の感情が出て来ると思って。憎いなんて感じる余裕無いんじゃないかなって」
「強い弱いも、今にも殺されそうな者が考える事ではあるまい。どちらかというと、そなたが思うた事ではないかな?」
梓に続いて丿卜も言った。
「確かに思った。こいつら弱いなって。俺がどんなにナイフで刺しても反抗しねえんだ。ああ、父親はちっとはしたけどさ」
「そうですか……」
梓はその時の様子を想像した。脳裏に地獄絵図が浮かぶと梓は身震いした。
「で、俺をPPPだと思った、決定的な理由は何だ? わざわざ検索までしたんだろ?」
「貴方の期待している通りの答えですよ。貴方はこの状況を楽しんでいる。生前に警察との駆け引きを楽しんだ様にです。霊能者や除霊師、そして私との駆け引きを」
「……」
霊は何も言わない。まだ梓から何かを引き出そうとしている様だ。
「PPPは、police pride provokeの頭文字を取ったもの。貴方はその名の通り、警察を挑発するかの様に、犯行現場にPPPがやったと知らせるメッセージを残した。最初はそれだけだった。でも、次第に、警察をうまくやり過ごす自分に誤った自信を持ち、そしてどんどんと深く酔っていってしまった」
「いいぞ……もっとだ……」
梓は霊に促されるまま、続けた。
「次第に刺激が足りなくなると、更に危ない橋を渡る様になった。死体を一ヶ所に……そう、仁龍湖の森の中にまとめて隠す様になった」
「ええっ! や、矢島家に……!?」
「違うです。もっと人気の少ない所にです。連続快楽殺人犯加藤敬三が死んでから程無くして、仁龍湖付近の森の中に埋められた、大量の白骨死体が見つかったという記事が、当時の殆どの新聞に載っているです」
「う……そ……」
男はその事を知らなかった様で、半ば放心状態になっている。
「そして、当の本人である加藤敬三は仁龍湖の橋の上から身を投げ、自殺。警察に掴まるくらいなら、死体を隠した場所で死んだ方が格好良いとか、綺麗に終わると思ったんでしょう」
「ほう……良く分かっているな……」
霊は嬉しそうに。そして、梓を嘲笑うかのように言った。
「そして、死後もそうやって除霊師狩りをしている。不安を煽ってその人に次々と除霊師を巡らせたのは、初めてじゃないんでしょ?」
「正解……完璧だ」
霊は満足したように言った。
「さてと……まだ平気で喋れるのな、お前」
霊は言った。梓にはその意味が理解出来た。梓は分かっていた。霊が徐々にその威圧感を増して、更なる恐怖を梓に注ぎ込んでいる事を。
「まあ、職業柄、慣れてるですから」
「そうかい? 同業者は気が狂っちまったみたいだがな」
「貴方がそうさせたのだから、そうなるでしょう。私もあとちょっと抵抗力が無ければそうなってただろうし」
強烈な恐怖に打ち勝てなければ、人は気が触れてしまう。ましてこれ程の、狂気と快楽の混ざった、異様で威圧的なオーラだ。相当場馴れしていなければオーラにやられてしまうだろう。梓はそう思いつつ、犠牲になった除霊師の事を偲んだ。
「貴方こそ、まだ成仏はしてくれないんですね」
「冗談だろ? こんなんじゃ満足出来ねえよ」
梓が手を合わせ、仕方なくお祓いを始めようとした時だ。霊から何かが凄い速さで飛んで来るのを梓は感じた。そして、とっさに体を右へとそらした。
「うっ……」
梓は左肩に、虫の這いずる様な生温い感覚を覚えた。
梓がその部分を見ると、肩の部分の斬り裂かれた巫女装束の中に、露になった梓自身の腕が見えている。そこからは、血が肌を垂れ流れていく様子が見て取れた。
「う……く……」
梓の方に、遅れて激痛が走り、梓から呻き声が漏れる。
「あれえ? その様子じゃ、初めてじゃないみたいだな。初めてだったらもっと狼狽する筈だ。地面を這いつくばって命乞いしたり、気が動転して俺に飛び掛かって来たりさ」
「ううっ……」
梓は霊に背を向け一目散に駆け出した。そして、奥の部屋に繋がる襖を開け、中へと入っていった。
「ははは! お前は逃げるのか! そういう奴も居たな! どいつも最後には俺に殺されたがな!」
霊は自らの余裕を見せびらかすかの様に、ゆっくりと奥の部屋へと入った。そして、薄暗い部屋の隅でしゃがみ込んでいる梓を目にすると、ほくそ笑んだ。
「はは、部屋の隅で脅えてるのか? さっきまでの自信が嘘のようだな。これだからやめられないんだ。ぞくぞくしてくる……!」
霊は更に数歩進んだ。霊は部屋の隅で縮こまり、脅えている梓を見て、さらに高揚感が高まった。
「いいねえ……一思いに刺し殺すのが惜しくなってきたな、じわじわと……え?」
刹那、霊は自分の体に違和感を覚えた。それは懐かしい感覚であり、また、死んでから感じた事の無い感覚でもある「痛み」という違和感だった。
「一太刀では無理みたいですね。やっぱり、かなり強力な霊でした」
梓の声で、強烈な痛みから我に返った霊は、改めて梓の方を見た。梓のどこにも脅えている様子は無く、それどころか、霊の近くに立ち、敢然とこちらを見据えて何かを構えている。
「う……何だ、それは」
「見ての通り、薙刀です。両側に刃があるタイプは、少し変わってるかもしれませんが」
梓はそう言いつつ、霊に一太刀を浴びせた。
「ぐあああああ!」
霊の悲痛な叫び声が、薄暗い部屋の中に響く。
「もう一回くらいですね。あの世で充分反省して下さいね」
「や、やめ……あああああ!」
梓がもう一太刀を霊に浴びせると、霊は悲痛な、半ば雄叫びの様な声を上げながら、霧散していった。
「些か侮っておったな」
「除霊道具くらいは用意しておくべきでしたね」
丿卜と梓は、会話をしながら薙刀の刃を丁寧に拭きとり始めた。
「まさか、あんなに強力だとは思いませんでした」
「如何にも。あれ程の手応えは久しぶりに御座ったな」
「そうですね。でも……」
「うん?」
「いえ、なんでもないです。それにしても、あんなに頑固だとは……」
「頑固というより、最早それでしか楽しみを感じられのうなったのだろうな。戦の世に生まれておれば、あるいは幸せだったやもしれんが……」
「あ、あの……お祓いは済んだんですか?」
梓は男の声に気付くと、顔を上げ、声の方へと向けた。すると、男がもぞもぞと部屋の中を覗き込んでいる姿が目に入った。
「ああ、お疲れ様でした。もう大丈夫ですよ」
「良かった……」
もっと念入りに準備しておけば良かったと、心の中では若干後悔をしている梓を尻目に、男はペタリと床に崩れ落ちた。
「あら、大丈夫ですか? 一人で立てるです?」
梓はそう言いつつ、薙刀を置き、男へと近付いて行った。
「ええ……何とか、大丈夫……」
男は何とか一人で立ったが、膝が笑っている。
「その様子だと、今日のところは帰ってゆっくり休んだ方がよさそうですね。詳しい話はまた後にするです」
「はは……申し訳ない」
こうして今日も、梓の一日は過ぎていった。
「確かに、いきなり問答無用で祓ってしまってもいいとは思うです。でも、霊が同意した上で成仏してくれるのなら、お互いにとっても一番良くないですか?」
「ああ……なるほど……そうですね」
男は少し不満そうに、そう答えた。男としては、そんな事を気にしていられないから、早く祓って欲しいのだろう。
「……まあ、緊急の場合や余程危険な霊なら、話は違ってくるですけど」
ふと、この間の事を思い出して、梓は付け加えた。
「さてと……」
梓は袴のポケットから、スマートフォンを取り出した。
「ス、スマフォ!?」
「意外ですか? でもこれ、便利なんですよ」
梓はスマートフォンを指で操作し始めた。
「ふーん……なるほど……あ……」
梓がスマートフォンを操作していた手を一瞬止め、ちらりと霊に目を向けた瞬間、体に凄い衝撃を感じた。
「んっ……!」
「何を調べている?」
霊の声が、急に凄味がかった。オーラもさらに威圧感を増している感じだ。
「貴方の事です。自称PPPさん」
「喋り過ぎたな。まあいい、お前を殺せば済む事だ。お前はどこで気付いたよ?」
霊のオーラが落ち着きを取り戻した。梓には霊の顔は見えないが、霊が笑みを浮かべ、ほくそ笑んでいる事を感じた。
「家族構成を聞いた時、おかしいなって思ったです。だって、家族を紹介する時、男とか女とか子供とかって言葉はあんまり使わないかなって思って。自分から見て母とか子供とかって、普通言いません?」
「もっともだな、次から気を付けるか」
霊のオーラは落ち着いているものの、まるで獲物を見つけたハイエナの様な鋭敏さは、前にも増して感じられる。
「あとは最後のです。連続殺人鬼に襲われたのなら恐怖の感情が出て来ると思って。憎いなんて感じる余裕無いんじゃないかなって」
「強い弱いも、今にも殺されそうな者が考える事ではあるまい。どちらかというと、そなたが思うた事ではないかな?」
梓に続いて丿卜も言った。
「確かに思った。こいつら弱いなって。俺がどんなにナイフで刺しても反抗しねえんだ。ああ、父親はちっとはしたけどさ」
「そうですか……」
梓はその時の様子を想像した。脳裏に地獄絵図が浮かぶと梓は身震いした。
「で、俺をPPPだと思った、決定的な理由は何だ? わざわざ検索までしたんだろ?」
「貴方の期待している通りの答えですよ。貴方はこの状況を楽しんでいる。生前に警察との駆け引きを楽しんだ様にです。霊能者や除霊師、そして私との駆け引きを」
「……」
霊は何も言わない。まだ梓から何かを引き出そうとしている様だ。
「PPPは、police pride provokeの頭文字を取ったもの。貴方はその名の通り、警察を挑発するかの様に、犯行現場にPPPがやったと知らせるメッセージを残した。最初はそれだけだった。でも、次第に、警察をうまくやり過ごす自分に誤った自信を持ち、そしてどんどんと深く酔っていってしまった」
「いいぞ……もっとだ……」
梓は霊に促されるまま、続けた。
「次第に刺激が足りなくなると、更に危ない橋を渡る様になった。死体を一ヶ所に……そう、仁龍湖の森の中にまとめて隠す様になった」
「ええっ! や、矢島家に……!?」
「違うです。もっと人気の少ない所にです。連続快楽殺人犯加藤敬三が死んでから程無くして、仁龍湖付近の森の中に埋められた、大量の白骨死体が見つかったという記事が、当時の殆どの新聞に載っているです」
「う……そ……」
男はその事を知らなかった様で、半ば放心状態になっている。
「そして、当の本人である加藤敬三は仁龍湖の橋の上から身を投げ、自殺。警察に掴まるくらいなら、死体を隠した場所で死んだ方が格好良いとか、綺麗に終わると思ったんでしょう」
「ほう……良く分かっているな……」
霊は嬉しそうに。そして、梓を嘲笑うかのように言った。
「そして、死後もそうやって除霊師狩りをしている。不安を煽ってその人に次々と除霊師を巡らせたのは、初めてじゃないんでしょ?」
「正解……完璧だ」
霊は満足したように言った。
「さてと……まだ平気で喋れるのな、お前」
霊は言った。梓にはその意味が理解出来た。梓は分かっていた。霊が徐々にその威圧感を増して、更なる恐怖を梓に注ぎ込んでいる事を。
「まあ、職業柄、慣れてるですから」
「そうかい? 同業者は気が狂っちまったみたいだがな」
「貴方がそうさせたのだから、そうなるでしょう。私もあとちょっと抵抗力が無ければそうなってただろうし」
強烈な恐怖に打ち勝てなければ、人は気が触れてしまう。ましてこれ程の、狂気と快楽の混ざった、異様で威圧的なオーラだ。相当場馴れしていなければオーラにやられてしまうだろう。梓はそう思いつつ、犠牲になった除霊師の事を偲んだ。
「貴方こそ、まだ成仏はしてくれないんですね」
「冗談だろ? こんなんじゃ満足出来ねえよ」
梓が手を合わせ、仕方なくお祓いを始めようとした時だ。霊から何かが凄い速さで飛んで来るのを梓は感じた。そして、とっさに体を右へとそらした。
「うっ……」
梓は左肩に、虫の這いずる様な生温い感覚を覚えた。
梓がその部分を見ると、肩の部分の斬り裂かれた巫女装束の中に、露になった梓自身の腕が見えている。そこからは、血が肌を垂れ流れていく様子が見て取れた。
「う……く……」
梓の方に、遅れて激痛が走り、梓から呻き声が漏れる。
「あれえ? その様子じゃ、初めてじゃないみたいだな。初めてだったらもっと狼狽する筈だ。地面を這いつくばって命乞いしたり、気が動転して俺に飛び掛かって来たりさ」
「ううっ……」
梓は霊に背を向け一目散に駆け出した。そして、奥の部屋に繋がる襖を開け、中へと入っていった。
「ははは! お前は逃げるのか! そういう奴も居たな! どいつも最後には俺に殺されたがな!」
霊は自らの余裕を見せびらかすかの様に、ゆっくりと奥の部屋へと入った。そして、薄暗い部屋の隅でしゃがみ込んでいる梓を目にすると、ほくそ笑んだ。
「はは、部屋の隅で脅えてるのか? さっきまでの自信が嘘のようだな。これだからやめられないんだ。ぞくぞくしてくる……!」
霊は更に数歩進んだ。霊は部屋の隅で縮こまり、脅えている梓を見て、さらに高揚感が高まった。
「いいねえ……一思いに刺し殺すのが惜しくなってきたな、じわじわと……え?」
刹那、霊は自分の体に違和感を覚えた。それは懐かしい感覚であり、また、死んでから感じた事の無い感覚でもある「痛み」という違和感だった。
「一太刀では無理みたいですね。やっぱり、かなり強力な霊でした」
梓の声で、強烈な痛みから我に返った霊は、改めて梓の方を見た。梓のどこにも脅えている様子は無く、それどころか、霊の近くに立ち、敢然とこちらを見据えて何かを構えている。
「う……何だ、それは」
「見ての通り、薙刀です。両側に刃があるタイプは、少し変わってるかもしれませんが」
梓はそう言いつつ、霊に一太刀を浴びせた。
「ぐあああああ!」
霊の悲痛な叫び声が、薄暗い部屋の中に響く。
「もう一回くらいですね。あの世で充分反省して下さいね」
「や、やめ……あああああ!」
梓がもう一太刀を霊に浴びせると、霊は悲痛な、半ば雄叫びの様な声を上げながら、霧散していった。
「些か侮っておったな」
「除霊道具くらいは用意しておくべきでしたね」
丿卜と梓は、会話をしながら薙刀の刃を丁寧に拭きとり始めた。
「まさか、あんなに強力だとは思いませんでした」
「如何にも。あれ程の手応えは久しぶりに御座ったな」
「そうですね。でも……」
「うん?」
「いえ、なんでもないです。それにしても、あんなに頑固だとは……」
「頑固というより、最早それでしか楽しみを感じられのうなったのだろうな。戦の世に生まれておれば、あるいは幸せだったやもしれんが……」
「あ、あの……お祓いは済んだんですか?」
梓は男の声に気付くと、顔を上げ、声の方へと向けた。すると、男がもぞもぞと部屋の中を覗き込んでいる姿が目に入った。
「ああ、お疲れ様でした。もう大丈夫ですよ」
「良かった……」
もっと念入りに準備しておけば良かったと、心の中では若干後悔をしている梓を尻目に、男はペタリと床に崩れ落ちた。
「あら、大丈夫ですか? 一人で立てるです?」
梓はそう言いつつ、薙刀を置き、男へと近付いて行った。
「ええ……何とか、大丈夫……」
男は何とか一人で立ったが、膝が笑っている。
「その様子だと、今日のところは帰ってゆっくり休んだ方がよさそうですね。詳しい話はまた後にするです」
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こうして今日も、梓の一日は過ぎていった。
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