1 / 15
最愛の裏切り
しおりを挟む
「ふぅ……ちょいと飲み足りねぇな……ま、たまには良いか。」
ほろ酔い気分で石畳の道を歩く。
今日は数人の冒険者仲間と飲み会だった。
俺は夜通し飲むつもりだったのだが、他の奴らが明日が早いだの彼女が怒るだの言って、早めの解散となったのだ。
宿泊している宿屋への帰り道、俺は仲間と話した事を思い返す。
仲間の中にはいま付き合っている彼女との結婚を真剣に悩んでいる奴らもいた。
俺にとっても他人事ではない話だった。
俺も今年で24歳だ。
田舎から出てきて冒険者になって早10年。
やや若くして冒険者となった俺は、20代中盤で既にベテランと言えるレベルに達していた。
とはいっても、一流と呼べる実力は有していない。
経験こそ豊富だが、どうやら俺には頂に登れる程の才能はなかったようだ。
それでも生活していく分には困らない程度の稼ぎはあるし、貯金できるだけの余裕もある。
俺もそろそろ結婚を意識した方が良いのかもしれない。
あいつも内心で期待しているのではないだろうか。
「そういや、今日は帰らねぇかもって言っちまってたな……逆に喜んでくれるか…?」
宿屋で待つ彼女の事を思い浮かべる。
「最近は2人で出かける時間もなかったし、明日はどっか連れて行ってやるかぁ。」
俺の彼女、トアは俺と同じ村出身の幼馴染である。
庶民にしては珍しく魔術の適性があり、その中でも特に珍しい回復魔術の使い手である。
本来であれば俺みたいなしょぼくれた冒険者よりももっと優れた冒険者とパーティーを組める存在なのだが、今でも俺と一緒にいてくれる優しい女だ。
『私にとっては冒険者としての名声よりも、アーシュ君と一緒にいる事の方がずっと大切なんだよ。』と言ってくれた時には、らしくもなく涙を流したものだ。
ともあれ、子ども好きのトアの為にも、将来の事を真剣に考えなければいけないな、と考えながら帰路についていた。
ーーーどういう、ことだ?
俺は目の前の光景が現実の事であると、即座に受け入れる事ができなかった。
宿屋に帰った俺は、トアと2人で泊まっている部屋の前まで来た。
そして扉を開けようとした時、部屋の中からギシギシと何かが軋むような音が聞こえたのだ。
突然部屋に入ってトアを驚かせてやろうとひっそり歩いていたから気付けたのだろう。
いつものように歩いていたなら、何も気づかず扉を開けていたかもしれない。
しかし、実際にはその音に気付いてしまい、こうしてゆっくりと扉を開けて隙間から部屋の中を覗き見ている。
『あっ、はっ…はぁ……そこ…いいっ……』
『ト、トアさんの中…気持ち良い……よっ……』
何故、お前がそこにいる。
何故、お前が彼女を抱いている。
何故……彼女はお前を受け入れているんだ。
部屋の中で俺の彼女であるトアを抱きしめ、爽やかな笑みを浮かべて腰を振っているのは、1月前から俺達のパーティーに臨時加入をしている男だ。
イケメンでスタイルが良くていつもニコニコしているいけすかない奴だが、性格は良かった。
トアと仲良くしている様子を見ては嫉妬して、俺が嫉妬している様子を見てはトアが呆れながらもどこか嬉しそうにして。
嫉妬しつつもその性格の良さにどこか彼を嫌えない自分がいて。
こいつならパーティーでいても良いかって。
そう、思っていたのに。
『ノトラさんの金色の髪…さらさらで…綺麗……』
『トアさんの髪も、とっても美しいよ。』
俺の、犬みたいな硬い黒髪が好きだって言ってただろ。
お前の頭を撫でて良いのは俺だけだって言ってただろ。
『ノトラさんの手…はぁ……気持ち良い……』
『トアさんの体も……すべすべで……ずっと抱いていたい……』
ゴツゴツした不器用な手が好きって言ってくれてたじゃねぇか。
男らしいところが良いって、言ってくれてたじゃねぇか。
『んっ…ちゅ……ノトラさん……もっとぉ……』
『トアさん……んっ…好きだ……』
ギシギシ
『ノトラさん……はぁ…はぁ……んっ…』
『トアさん……アーシュ君と別れて…僕と付き合ってよ……』
ギシギシ
『そ、それはぁ……あぁ……』
『僕と…アーシュ君の……どっちが…気持ち良いんだい………?』
ギシギシ
『そ、それは……それはぁ……っ!』
『ほらっ…言ってごらんよ!ほらっ!ほらっ!』
……………
『あっ…んぅ………ノ、ノトラさんの!ノトラさんのが良いのっ!!アーシュ君のじゃ満足できないのぉ!!もっと私を、気持ち良くしてぇ!!』
ーーーどこだっけ、ここ。
気付いた時には逃げ出していた。
ただ必死に、一心不乱に人のいない方へと駆けた。
涙が止まらなかった。
今は、誰にも会いたくなかった。
惨めで情けない俺を、誰にも見られたくなかった。
足が縺れて倒れ込む。
荒く息をしながら仰向けになり、辺りを見る。
全く見覚えのない路地裏。
どうやらスラム街の方へ来ていたようだ。
「おーい、そこで何してんだぁおい?」
「生きてますかぁー?ウヒヒヒヒ!!」
すっかり脱力して呆然としている俺に近寄る影。
無気力にそちらを見る。
汚らしい格好の男達が数人。
全員が痩せ細った体に襤褸を纏っているが、その目はギラギラと危険な光を湛えている。
「何だ…てめぇら……?」
「ひゃっはは!!何だてめぇらだってよぉ?」
「地獄からのお迎えでーす!なんつって!!」
「この状況見てわかんねーのかよバーカ!!」
品のない叫びに品のない笑い。
俺も上品な人間じゃねぇが、こいつらと一緒にはされたくねぇなと思った。
溜息を零しながら立ち上がる。
こちとら10年以上も凶暴な魔物共と戦ってんだぜ。
たとえ酔っていても、たとえ心が傷付いていても、お前らごときに負けるかっての。
「はぁ……何やってんだろな、俺。」
数分後、呻き声を漏らしながら倒れ伏している輩共を見下ろしながらボヤいた。
こんな所でこんな奴らを相手にするくらいなら、あの間男をボコボコにしてやれば良かったんだ。
頭の隅をそんな考えが過ぎる。
だが俺は力なく首を振った。
「それができなかったのが……俺の情けなさなんだろうな。」
あの言葉を聞いた瞬間、俺は悟ってしまったのだ。
自らの敗北を。
男として、俺はあいつに負けたのだと。
その事実が、それを自分が認めてしまったという事が、どうしようもなく悔しくて、情けなかった。
「俺……これから、どうしよう。」
呟きながら壁に背を預ける。
膝の力が抜けて、ズルズルと崩れ落ちて座り込んだ。
次の瞬間、目の前に倒れ伏していた男達の体が、まるでシャボン玉のようにパンッと弾け飛んだ。
「………は?」
唐突過ぎる出来事に唖然とする。
薄汚れた一面があっという間に血で染まった。
「なっ……何が…何が起きた……?」
呆然としたのも束の間、すぐに立ち上がって警戒をはらう。
鋭く辺りを見渡すが、何もない。
形を成さない血溜まりだけだ。
それでも警戒を解かずにじっとしていると、目の前に突然、1人の男が現れた。
紫の瞳が怪しげに光る、艶やかな黒髪をキッチリとオールバックにした男だ。
俺は後ずさろうとして、背後の壁にぶつかった。
目の前の男はにこやかに笑っている。
心からの笑みに見える。
だが俺は、これほどまでに危険を感じる笑みを見た事がなかった。
男は数歩近寄ると、生を感じられない程に血色の悪い唇を開いた。
「そう恐れるでない人間よ。吾輩はアスモデウス。こことは遥か遠く離れた異界に君臨する、偉大なる魔の神である。」
ほろ酔い気分で石畳の道を歩く。
今日は数人の冒険者仲間と飲み会だった。
俺は夜通し飲むつもりだったのだが、他の奴らが明日が早いだの彼女が怒るだの言って、早めの解散となったのだ。
宿泊している宿屋への帰り道、俺は仲間と話した事を思い返す。
仲間の中にはいま付き合っている彼女との結婚を真剣に悩んでいる奴らもいた。
俺にとっても他人事ではない話だった。
俺も今年で24歳だ。
田舎から出てきて冒険者になって早10年。
やや若くして冒険者となった俺は、20代中盤で既にベテランと言えるレベルに達していた。
とはいっても、一流と呼べる実力は有していない。
経験こそ豊富だが、どうやら俺には頂に登れる程の才能はなかったようだ。
それでも生活していく分には困らない程度の稼ぎはあるし、貯金できるだけの余裕もある。
俺もそろそろ結婚を意識した方が良いのかもしれない。
あいつも内心で期待しているのではないだろうか。
「そういや、今日は帰らねぇかもって言っちまってたな……逆に喜んでくれるか…?」
宿屋で待つ彼女の事を思い浮かべる。
「最近は2人で出かける時間もなかったし、明日はどっか連れて行ってやるかぁ。」
俺の彼女、トアは俺と同じ村出身の幼馴染である。
庶民にしては珍しく魔術の適性があり、その中でも特に珍しい回復魔術の使い手である。
本来であれば俺みたいなしょぼくれた冒険者よりももっと優れた冒険者とパーティーを組める存在なのだが、今でも俺と一緒にいてくれる優しい女だ。
『私にとっては冒険者としての名声よりも、アーシュ君と一緒にいる事の方がずっと大切なんだよ。』と言ってくれた時には、らしくもなく涙を流したものだ。
ともあれ、子ども好きのトアの為にも、将来の事を真剣に考えなければいけないな、と考えながら帰路についていた。
ーーーどういう、ことだ?
俺は目の前の光景が現実の事であると、即座に受け入れる事ができなかった。
宿屋に帰った俺は、トアと2人で泊まっている部屋の前まで来た。
そして扉を開けようとした時、部屋の中からギシギシと何かが軋むような音が聞こえたのだ。
突然部屋に入ってトアを驚かせてやろうとひっそり歩いていたから気付けたのだろう。
いつものように歩いていたなら、何も気づかず扉を開けていたかもしれない。
しかし、実際にはその音に気付いてしまい、こうしてゆっくりと扉を開けて隙間から部屋の中を覗き見ている。
『あっ、はっ…はぁ……そこ…いいっ……』
『ト、トアさんの中…気持ち良い……よっ……』
何故、お前がそこにいる。
何故、お前が彼女を抱いている。
何故……彼女はお前を受け入れているんだ。
部屋の中で俺の彼女であるトアを抱きしめ、爽やかな笑みを浮かべて腰を振っているのは、1月前から俺達のパーティーに臨時加入をしている男だ。
イケメンでスタイルが良くていつもニコニコしているいけすかない奴だが、性格は良かった。
トアと仲良くしている様子を見ては嫉妬して、俺が嫉妬している様子を見てはトアが呆れながらもどこか嬉しそうにして。
嫉妬しつつもその性格の良さにどこか彼を嫌えない自分がいて。
こいつならパーティーでいても良いかって。
そう、思っていたのに。
『ノトラさんの金色の髪…さらさらで…綺麗……』
『トアさんの髪も、とっても美しいよ。』
俺の、犬みたいな硬い黒髪が好きだって言ってただろ。
お前の頭を撫でて良いのは俺だけだって言ってただろ。
『ノトラさんの手…はぁ……気持ち良い……』
『トアさんの体も……すべすべで……ずっと抱いていたい……』
ゴツゴツした不器用な手が好きって言ってくれてたじゃねぇか。
男らしいところが良いって、言ってくれてたじゃねぇか。
『んっ…ちゅ……ノトラさん……もっとぉ……』
『トアさん……んっ…好きだ……』
ギシギシ
『ノトラさん……はぁ…はぁ……んっ…』
『トアさん……アーシュ君と別れて…僕と付き合ってよ……』
ギシギシ
『そ、それはぁ……あぁ……』
『僕と…アーシュ君の……どっちが…気持ち良いんだい………?』
ギシギシ
『そ、それは……それはぁ……っ!』
『ほらっ…言ってごらんよ!ほらっ!ほらっ!』
……………
『あっ…んぅ………ノ、ノトラさんの!ノトラさんのが良いのっ!!アーシュ君のじゃ満足できないのぉ!!もっと私を、気持ち良くしてぇ!!』
ーーーどこだっけ、ここ。
気付いた時には逃げ出していた。
ただ必死に、一心不乱に人のいない方へと駆けた。
涙が止まらなかった。
今は、誰にも会いたくなかった。
惨めで情けない俺を、誰にも見られたくなかった。
足が縺れて倒れ込む。
荒く息をしながら仰向けになり、辺りを見る。
全く見覚えのない路地裏。
どうやらスラム街の方へ来ていたようだ。
「おーい、そこで何してんだぁおい?」
「生きてますかぁー?ウヒヒヒヒ!!」
すっかり脱力して呆然としている俺に近寄る影。
無気力にそちらを見る。
汚らしい格好の男達が数人。
全員が痩せ細った体に襤褸を纏っているが、その目はギラギラと危険な光を湛えている。
「何だ…てめぇら……?」
「ひゃっはは!!何だてめぇらだってよぉ?」
「地獄からのお迎えでーす!なんつって!!」
「この状況見てわかんねーのかよバーカ!!」
品のない叫びに品のない笑い。
俺も上品な人間じゃねぇが、こいつらと一緒にはされたくねぇなと思った。
溜息を零しながら立ち上がる。
こちとら10年以上も凶暴な魔物共と戦ってんだぜ。
たとえ酔っていても、たとえ心が傷付いていても、お前らごときに負けるかっての。
「はぁ……何やってんだろな、俺。」
数分後、呻き声を漏らしながら倒れ伏している輩共を見下ろしながらボヤいた。
こんな所でこんな奴らを相手にするくらいなら、あの間男をボコボコにしてやれば良かったんだ。
頭の隅をそんな考えが過ぎる。
だが俺は力なく首を振った。
「それができなかったのが……俺の情けなさなんだろうな。」
あの言葉を聞いた瞬間、俺は悟ってしまったのだ。
自らの敗北を。
男として、俺はあいつに負けたのだと。
その事実が、それを自分が認めてしまったという事が、どうしようもなく悔しくて、情けなかった。
「俺……これから、どうしよう。」
呟きながら壁に背を預ける。
膝の力が抜けて、ズルズルと崩れ落ちて座り込んだ。
次の瞬間、目の前に倒れ伏していた男達の体が、まるでシャボン玉のようにパンッと弾け飛んだ。
「………は?」
唐突過ぎる出来事に唖然とする。
薄汚れた一面があっという間に血で染まった。
「なっ……何が…何が起きた……?」
呆然としたのも束の間、すぐに立ち上がって警戒をはらう。
鋭く辺りを見渡すが、何もない。
形を成さない血溜まりだけだ。
それでも警戒を解かずにじっとしていると、目の前に突然、1人の男が現れた。
紫の瞳が怪しげに光る、艶やかな黒髪をキッチリとオールバックにした男だ。
俺は後ずさろうとして、背後の壁にぶつかった。
目の前の男はにこやかに笑っている。
心からの笑みに見える。
だが俺は、これほどまでに危険を感じる笑みを見た事がなかった。
男は数歩近寄ると、生を感じられない程に血色の悪い唇を開いた。
「そう恐れるでない人間よ。吾輩はアスモデウス。こことは遥か遠く離れた異界に君臨する、偉大なる魔の神である。」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される
clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。
状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる