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第17話「何もできなくて…」
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克己は大学でできた友達の所へ引っ越した。
そして、カフェのバイトだけではなくて、夜のバイトも始めた。
バーで働いた。
私は大学で、克己はずっと働きっぱなしで、私達は会う時間が前よりもうんと減ってしまっていた。
そして、今日の日曜日、克己と2週間ぶりに会うことができた。
克己は土曜日でも日曜日でも最近、ずっと働きづくめで、全然会えなかったから。
私達は2人きりになりたかったから、カラオケボックスに行って、歌を歌うのではなくて、話をすることにした。
「克己、大丈夫? 何か疲れた顔してるけど」
カラオケボックスに入って、ジュースを頼み、そのジュースを店員さんが持ってきて、出て行った後に私が言った。
「うん。大丈夫だよ」
克己はそう言い笑った。
でも、それはいつもの心からの笑顔ではないと私は感じた。
「克己……」
「カラオケボックスで抱きしめるくらいはいいよな?」
そう言い克己は私を抱きしめた。
痛い程、強く。
だから、私も克己の背中に両手を回した。
「真弥、好きだよ。愛してる。真弥がいるから、何だって頑張れるよ」
「克己……」
ねぇ、克己。
そう言ってくれるのはとても嬉しいことだけど、本当にこれでいいの?
私の為に何もかもを犠牲にさせてるようで、何だか私は凄く辛いよ。
克己、私って、克己に何もしてあげられないんだね。
ううん、むしろ、克己に負担をかけさせてばっかりで。
「克己、私も好きだよ。愛してるよ」
そう。本当に愛してる。
だから、克己、あなたには幸せになってほしい。
私は克己に抱きしめられながらそう思い、そして、ある決心をした―。
そして、カフェのバイトだけではなくて、夜のバイトも始めた。
バーで働いた。
私は大学で、克己はずっと働きっぱなしで、私達は会う時間が前よりもうんと減ってしまっていた。
そして、今日の日曜日、克己と2週間ぶりに会うことができた。
克己は土曜日でも日曜日でも最近、ずっと働きづくめで、全然会えなかったから。
私達は2人きりになりたかったから、カラオケボックスに行って、歌を歌うのではなくて、話をすることにした。
「克己、大丈夫? 何か疲れた顔してるけど」
カラオケボックスに入って、ジュースを頼み、そのジュースを店員さんが持ってきて、出て行った後に私が言った。
「うん。大丈夫だよ」
克己はそう言い笑った。
でも、それはいつもの心からの笑顔ではないと私は感じた。
「克己……」
「カラオケボックスで抱きしめるくらいはいいよな?」
そう言い克己は私を抱きしめた。
痛い程、強く。
だから、私も克己の背中に両手を回した。
「真弥、好きだよ。愛してる。真弥がいるから、何だって頑張れるよ」
「克己……」
ねぇ、克己。
そう言ってくれるのはとても嬉しいことだけど、本当にこれでいいの?
私の為に何もかもを犠牲にさせてるようで、何だか私は凄く辛いよ。
克己、私って、克己に何もしてあげられないんだね。
ううん、むしろ、克己に負担をかけさせてばっかりで。
「克己、私も好きだよ。愛してるよ」
そう。本当に愛してる。
だから、克己、あなたには幸せになってほしい。
私は克己に抱きしめられながらそう思い、そして、ある決心をした―。
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