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第41話「移りゆく時間の中で」
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私は大学を卒業して社会人になった。
結局、大学生の間、克己には会えないままだった。
それは今でもだけど―。
でも、私は変わらずに克己のことを想っていた。
だって、忘れられるはずがなかった。
高校生の時に出会って、2人で傷ついて、そして、また傷つけあいもして―。
それでも想いは変わることなく一緒にいたいと思った克己のことを。
私は諦めずに何度も克己を探そうとした。
でも、結局、克己が何処にいるのか何の手がかりも掴めないままで―。
克己、今、あなたは元気にしているのかな?
笑えているのかな?
私は出勤するために家を出てすぐに空を見上げて、そんなことを思った。
「おはようございます」
私は職場に着いて挨拶をした。
私はなりたかった心理カウンセラーになった。
私が就職したのは小さい会社だけど、人間関係は良くて、また、仕事もやりがいがあるので、私は仕事に関しては凄く満足している。
ちなみに職場は都内にある5階建ビルの2階にあって、わりと綺麗な事務所だった。
「おはよう。真弥ちゃん、今日から新しい人が来るからよろしくね」
私より5つ上の職場の先輩が言った。
「え? 何だか中途半端な時期に新しい人が入ってくるんですね。中途採用の方ですか?」
今は7月なので、新人が入ってくるのはおかしいなと思い私はそう聞いた。
「ううん、新人さん。確か真弥ちゃんと同じ歳じゃなかったかな」
先輩がそう言った後、コンコンとドアをノックする音がした。
「あ、来たみたい。ドアを開けてあげてくれる?」
「はい」
そして、私はドアを開けた。
するとそこには―。
「嘘……」
あんなに会いたかった克己がいた―。
結局、大学生の間、克己には会えないままだった。
それは今でもだけど―。
でも、私は変わらずに克己のことを想っていた。
だって、忘れられるはずがなかった。
高校生の時に出会って、2人で傷ついて、そして、また傷つけあいもして―。
それでも想いは変わることなく一緒にいたいと思った克己のことを。
私は諦めずに何度も克己を探そうとした。
でも、結局、克己が何処にいるのか何の手がかりも掴めないままで―。
克己、今、あなたは元気にしているのかな?
笑えているのかな?
私は出勤するために家を出てすぐに空を見上げて、そんなことを思った。
「おはようございます」
私は職場に着いて挨拶をした。
私はなりたかった心理カウンセラーになった。
私が就職したのは小さい会社だけど、人間関係は良くて、また、仕事もやりがいがあるので、私は仕事に関しては凄く満足している。
ちなみに職場は都内にある5階建ビルの2階にあって、わりと綺麗な事務所だった。
「おはよう。真弥ちゃん、今日から新しい人が来るからよろしくね」
私より5つ上の職場の先輩が言った。
「え? 何だか中途半端な時期に新しい人が入ってくるんですね。中途採用の方ですか?」
今は7月なので、新人が入ってくるのはおかしいなと思い私はそう聞いた。
「ううん、新人さん。確か真弥ちゃんと同じ歳じゃなかったかな」
先輩がそう言った後、コンコンとドアをノックする音がした。
「あ、来たみたい。ドアを開けてあげてくれる?」
「はい」
そして、私はドアを開けた。
するとそこには―。
「嘘……」
あんなに会いたかった克己がいた―。
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