7 / 64
第7話「あたなはもう別世界の人だけど」
しおりを挟む
陸人のCMイベントが全て終わった後、陸人からは一切連絡が来なくなった。
といっても、お互いのプライベートの携帯番号は教え合っていないから、あたり前といえばあたり前なんだけど。
イベントの間は陸人が私を抱きしめながら泣いた日以外はとても普通に接していた。
というか友達同士のような感じになっていた。
そして、イベントの最終日、イベントが終わってから、私達は少しの間だけ見つめ合った。
でも、どちらも声をかけることはなかった。
私は今、自分の部屋のベッドに横になっていた。
そして、何気なく自分の部屋のテレビをつけた。
すると偶然、陸人が出ていた。
今日は金曜日で、今、つけた番組は金曜日の夜にやっている1時間のトーク番組だった。
この番組のMCは大物芸人の男性がやっていて、毎回、色々な芸能人などがゲストにやってきて、大物芸人とゲストが本音でトークするという番組だった。
私はたまに見るくらいだけど、かなり好評の番組であるということは知っていた。
陸人はどうも映画に出るらしく、その宣伝も兼ねてこの番組に出ているらしかった。
陸人……。
もうモデルやCMの仕事だけじゃなくて、映画にも出るようになったんだ。
陸人と一緒につい最近までいたのに何だかそのことが夢だったように思える。
今、テレビで見ている陸人は本当に遠い人のようで。
そして、私はテレビで陸人を見ながら、陸人は私とは別世界の人になってしまったんだと実感した。
だけど、私は陸人に再会したことや陸人とかなり一緒の時間を過ごしたこと、また、陸人に抱きしめれたことなどで、陸人への想いがますます強くなっていた。
今、もう陸人は別世界の人なんだと強く実感したばかりなのに。
それでも私は多分、陸人のことをまた長い間、忘れることができないんだろうなと思った。
もう、きっと陸人に会うことなんて叶わない。
そう解ってもいるのに。
といっても、お互いのプライベートの携帯番号は教え合っていないから、あたり前といえばあたり前なんだけど。
イベントの間は陸人が私を抱きしめながら泣いた日以外はとても普通に接していた。
というか友達同士のような感じになっていた。
そして、イベントの最終日、イベントが終わってから、私達は少しの間だけ見つめ合った。
でも、どちらも声をかけることはなかった。
私は今、自分の部屋のベッドに横になっていた。
そして、何気なく自分の部屋のテレビをつけた。
すると偶然、陸人が出ていた。
今日は金曜日で、今、つけた番組は金曜日の夜にやっている1時間のトーク番組だった。
この番組のMCは大物芸人の男性がやっていて、毎回、色々な芸能人などがゲストにやってきて、大物芸人とゲストが本音でトークするという番組だった。
私はたまに見るくらいだけど、かなり好評の番組であるということは知っていた。
陸人はどうも映画に出るらしく、その宣伝も兼ねてこの番組に出ているらしかった。
陸人……。
もうモデルやCMの仕事だけじゃなくて、映画にも出るようになったんだ。
陸人と一緒につい最近までいたのに何だかそのことが夢だったように思える。
今、テレビで見ている陸人は本当に遠い人のようで。
そして、私はテレビで陸人を見ながら、陸人は私とは別世界の人になってしまったんだと実感した。
だけど、私は陸人に再会したことや陸人とかなり一緒の時間を過ごしたこと、また、陸人に抱きしめれたことなどで、陸人への想いがますます強くなっていた。
今、もう陸人は別世界の人なんだと強く実感したばかりなのに。
それでも私は多分、陸人のことをまた長い間、忘れることができないんだろうなと思った。
もう、きっと陸人に会うことなんて叶わない。
そう解ってもいるのに。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】婚約破棄はお受けいたしましょう~踏みにじられた恋を抱えて
ゆうぎり
恋愛
「この子がクラーラの婚約者になるんだよ」
お父様に連れられたお茶会で私は一つ年上のナディオ様に恋をした。
綺麗なお顔のナディオ様。優しく笑うナディオ様。
今はもう、私に微笑みかける事はありません。
貴方の笑顔は別の方のもの。
私には忌々しげな顔で、視線を向けても貰えません。
私は厭われ者の婚約者。社交界では評判ですよね。
ねぇナディオ様、恋は花と同じだと思いませんか?
―――水をやらなければ枯れてしまうのですよ。
※ゆるゆる設定です。
※名前変更しました。元「踏みにじられた恋ならば、婚約破棄はお受けいたしましょう」
※多分誰かの視点から見たらハッピーエンド
妾の子だからといって、公爵家の令嬢を侮辱してただで済むと思っていたんですか?
木山楽斗
恋愛
公爵家の妾の子であるクラリアは、とある舞踏会にて二人の令嬢に詰められていた。
彼女達は、公爵家の汚点ともいえるクラリアのことを蔑み馬鹿にしていたのである。
公爵家の一員を侮辱するなど、本来であれば許されることではない。
しかし彼女達は、妾の子のことでムキになることはないと高を括っていた。
だが公爵家は彼女達に対して厳正なる抗議をしてきた。
二人が公爵家を侮辱したとして、糾弾したのである。
彼女達は何もわかっていなかったのだ。例え妾の子であろうとも、公爵家の一員であるクラリアを侮辱してただで済む訳がないということを。
※HOTランキング1位、小説、恋愛24hポイントランキング1位(2024/10/04) 皆さまの応援のおかげです。誠にありがとうございます。
君への気持ちが冷めたと夫から言われたので家出をしたら、知らぬ間に懸賞金が掛けられていました
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
【え? これってまさか私のこと?】
ソフィア・ヴァイロンは貧しい子爵家の令嬢だった。町の小さな雑貨店で働き、常連の男性客に密かに恋心を抱いていたある日のこと。父親から借金返済の為に結婚話を持ち掛けられる。断ることが出来ず、諦めて見合いをしようとした矢先、別の相手から結婚を申し込まれた。その相手こそ彼女が密かに思いを寄せていた青年だった。そこでソフィアは喜んで受け入れたのだが、望んでいたような結婚生活では無かった。そんなある日、「君への気持ちが冷めたと」と夫から告げられる。ショックを受けたソフィアは家出をして行方をくらませたのだが、夫から懸賞金を掛けられていたことを知る――
※他サイトでも投稿中
王様の恥かきっ娘
青の雀
恋愛
恥かきっ子とは、親が年老いてから子供ができること。
本当は、元気でおめでたいことだけど、照れ隠しで、その年齢まで夫婦の営みがあったことを物語り世間様に向けての恥をいう。
孫と同い年の王女殿下が生まれたことで巻き起こる騒動を書きます
物語は、卒業記念パーティで婚約者から婚約破棄されたところから始まります
これもショートショートで書く予定です。
初夜に暴言を吐いた夫は後悔し続ける──10年後の償い【完結】
星森 永羽(ほしもりとわ)
恋愛
王命により、辺境伯ロキアのもとへ嫁いだのは、金髪翠眼の美しき公爵令嬢スフィア。
だが、初夜に彼が告げたのは、愛も権限も与えないという冷酷な宣言だった。噂に踊らされ、彼女を「穢れた花嫁」と罵ったロキア。
しかし、わずか一日でスフィアは姿を消し、教会から届いたのは婚姻無効と慰謝料請求の書状──。
王と公爵の怒りを買ったロキアは、爵位も領地も名誉も奪われ、ただの補佐官として生きることに。
そして十年後、運命のいたずらか、彼は被災地で再びスフィアと出会う。
地位も捨て、娘を抱えて生きる彼女の姿に、ロキアの胸に去来するのは、悔恨と赦しを乞う想い──。
⚠️本作はAIの生成した文章を一部に使用しています。
側妃の愛
まるねこ
恋愛
ここは女神を信仰する国。極まれに女神が祝福を与え、癒しの力が使える者が現れるからだ。
王太子妃となる予定の令嬢は力が弱いが癒しの力が使えた。突然強い癒しの力を持つ女性が異世界より現れた。
力が強い女性は聖女と呼ばれ、王太子妃になり、彼女を支えるために令嬢は側妃となった。
Copyright©︎2025-まるねこ
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる