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第36話「このドキッとは何だろう」
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それから私と知咲はホテルに帰り、私は知咲に陸人に言われたことを全部話した。
それを聞いた知咲はもの凄く怒っていた。
そして、私達は明日、1日だけ観光して、飛行機が取れるようなら、予定よりも少し早目に帰ろうということになった。
知咲は凄く怒っていた後、亜美、暫くは辛いだろうけどもう佐山くんのことは忘れた方がいいよ。そのうち佐山くんよりも、もっと素敵な人が現れるよ、そうも言ってくれた。
そして、私と知咲はアメリカを観光した次の日に帰りの飛行機が取れたので、もう少し宿泊するはずだったホテルもキャンセルして、日本に帰った。
日本に帰った私は勿論、暫くはかなり辛かったけど、仕事が忙しくなったのもあり、陸人に対する辛い気持ちはだいぶ薄れていた。
そんな時のことだった。
ある日、会社に行ったら、知らない私くらいの年齢の整った顔をした長身の男性がいた。
え? 誰?
私が戸惑っているとその人はにこっと私に笑いかけた。
その笑顔が何処となく陸人に似ていて、不覚にも私はドキッとしてしまった。
やだ。私ったら。
せっかく陸人のことをあまり思わなくなってきたのに。
私がそう思っていると、
「あ、森野さん、おはよう。それと彼、宮崎くんていうんだけど、これから立ち上げる僕が関わるプロジェクトに参加してもらうことになって、宮崎くんは普段は今、大阪勤務なんだけど、こっちに暫く来てもらうことになったんだ。で、森野さんと同じ歳だから、俺がいない時とか良かったら、こっちで宮崎くんが解らないと思うこととか教えてあげてくれるかな?」
君山課長がそう言った。
「え? はい」
「じゃあ、よろしく頼むよ。で、早速だけど僕は今から会議に出なくちゃいけないから、その間、宮崎くんに構内を案内してあげてくれるかな?」
君山課長がそう言ったので、私はまた、はいと頷いた。
そして、君山課長は自分の机から書類を取ると、たたっと走って事務所を出ていってしまった。
その後、私は宮崎さんを見た。
すると宮崎さんはまたにこっと私に笑いかけた。
その顔がまた陸人に似ている感じがして、また私はドキッとしてしまった。
「あ、あのもうすぐ全体の朝礼があるので、それが終わったら構内を案内します」
だから、私は慌てて、そんな想いを打ち消すように宮崎さんに早口でそう言った。
すると宮崎さんは、
「凄く助かります。ありがとうございます」
そう言いまた笑顔でそう言った。
だけど、この時の宮崎さんはもう私は陸人に似てるとは思わなかった。
でも、そう思わないのに何故か宮崎さんに対してドキッとしてしまった。
だから、私は一体、私、どうしたんだろう?
何でこんな会ったばかりの人にドキッと何度もするんだろう?
そう思っていた。
それを聞いた知咲はもの凄く怒っていた。
そして、私達は明日、1日だけ観光して、飛行機が取れるようなら、予定よりも少し早目に帰ろうということになった。
知咲は凄く怒っていた後、亜美、暫くは辛いだろうけどもう佐山くんのことは忘れた方がいいよ。そのうち佐山くんよりも、もっと素敵な人が現れるよ、そうも言ってくれた。
そして、私と知咲はアメリカを観光した次の日に帰りの飛行機が取れたので、もう少し宿泊するはずだったホテルもキャンセルして、日本に帰った。
日本に帰った私は勿論、暫くはかなり辛かったけど、仕事が忙しくなったのもあり、陸人に対する辛い気持ちはだいぶ薄れていた。
そんな時のことだった。
ある日、会社に行ったら、知らない私くらいの年齢の整った顔をした長身の男性がいた。
え? 誰?
私が戸惑っているとその人はにこっと私に笑いかけた。
その笑顔が何処となく陸人に似ていて、不覚にも私はドキッとしてしまった。
やだ。私ったら。
せっかく陸人のことをあまり思わなくなってきたのに。
私がそう思っていると、
「あ、森野さん、おはよう。それと彼、宮崎くんていうんだけど、これから立ち上げる僕が関わるプロジェクトに参加してもらうことになって、宮崎くんは普段は今、大阪勤務なんだけど、こっちに暫く来てもらうことになったんだ。で、森野さんと同じ歳だから、俺がいない時とか良かったら、こっちで宮崎くんが解らないと思うこととか教えてあげてくれるかな?」
君山課長がそう言った。
「え? はい」
「じゃあ、よろしく頼むよ。で、早速だけど僕は今から会議に出なくちゃいけないから、その間、宮崎くんに構内を案内してあげてくれるかな?」
君山課長がそう言ったので、私はまた、はいと頷いた。
そして、君山課長は自分の机から書類を取ると、たたっと走って事務所を出ていってしまった。
その後、私は宮崎さんを見た。
すると宮崎さんはまたにこっと私に笑いかけた。
その顔がまた陸人に似ている感じがして、また私はドキッとしてしまった。
「あ、あのもうすぐ全体の朝礼があるので、それが終わったら構内を案内します」
だから、私は慌てて、そんな想いを打ち消すように宮崎さんに早口でそう言った。
すると宮崎さんは、
「凄く助かります。ありがとうございます」
そう言いまた笑顔でそう言った。
だけど、この時の宮崎さんはもう私は陸人に似てるとは思わなかった。
でも、そう思わないのに何故か宮崎さんに対してドキッとしてしまった。
だから、私は一体、私、どうしたんだろう?
何でこんな会ったばかりの人にドキッと何度もするんだろう?
そう思っていた。
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