44 / 64
第44話「もう1度会いたい」
しおりを挟む
陸人が今、番組でしている指輪はある人とのペアリングなんですよと言った。
私はその言葉にもの凄くドキリとした。
陸人?
一体、あなた何考えてるの?
どうして、そんなこと言うの?
しかも全国ネットの番組で。
私がそう思っているとスマートフォンのLINEが来たことを知らせる音が鳴った。
だから、私はスマートフォンを手に取った。
すると知咲からだったので、私は知咲とのLINE画面を開いた。
そこに書かれていたメッセージは、
“亜美、今、佐山くんが出てる番組見てる? 亜美とのペアリングのこと言ってたんだけど”
だった。
だから、私は、今、見てるよと短い返事だけを送った。
すると知咲はもう番組中はLINEのメッセージを送ってはこなかった。
きっと私が集中して番組を見たいと思ってくれたからだと思う。
知咲はそういう気遣いのできる人だから。
結局、ペアリングのことはその後、MCの司会の人が、
“そんなこと言っていいの。ファン減るよ”
と言い、陸人はそうですね。すいません。と笑って言い、それで終わってしまったんだけど。
そして、番組が終わった後、すぐに知咲からLINEで、
“やっぱり、佐山くんはまだ亜美のこと好きだと思う”
そうメッセージが来て、私と亜美は暫くの間、明日はお互いに仕事が休みということもあり、LINEでメッセージのやり取りをしていた。
次の日の朝、私はスマートフォンのLINEが来たことを知らせる音で目が覚めた。
私が枕の横に置いているスマートフォンを手に取ると時間の表示は9時3分となっていた。
勿論、会社に行く時よりはかなり遅く目覚めたけど、昨日、知咲と遅い時間からLINEでのメッセージのやり取りもしていたこともあって、私はまだ眠たかった。
だけど、私は頑張って目を開けて、スマートフォンの画面を見つめて、パスワードを開けて、来たLINEのメッセージを見た。
それは知咲からで、検索画面を何も入れなくてもいいから、開いてみてというものだった。
え? 何?
どういうこと?
私は疑問に思いながらも、知咲が送ってきたメッセージのとおりにしてみた。
そして、有名な検索画面を開くと私の目には昨日、陸人が出ていた番組のことと、陸人が発言したペアリングのことについて書いてあった。
しかも大見出しが、
“佐山陸人に一途に思っている恋人が?”
だった。
記事を読むと佐山陸人の関係者によると実は佐山陸人は何人かの芸能関係の女性と関係をもってきたが、実は佐山陸人には忘れられない人がいて、いつも続かないのだというと書かれてあった。
更にその記事の最後にはもしかすると佐山陸人の忘れられない想い人とは、佐山陸人がモデル活動を始める前にいた一般の恋人だった女性かもしれないとも書かれてあった。
私はこの記事のことが真実なのかただ誰かが妄想して書いているのかは解らなかったけど、この記事を読んだ後、胸がぎゅっとなった。
また、もしも、本当に陸人が私のことを忘れられないというのなら、もう1度だけ会いたいと思った。
会って、陸人が本当は私のことをどう想っているのか聞きたいと思った。
だけど、私はこの後―。
とても皮肉な形で陸人に会うことになってしまった。
私はその言葉にもの凄くドキリとした。
陸人?
一体、あなた何考えてるの?
どうして、そんなこと言うの?
しかも全国ネットの番組で。
私がそう思っているとスマートフォンのLINEが来たことを知らせる音が鳴った。
だから、私はスマートフォンを手に取った。
すると知咲からだったので、私は知咲とのLINE画面を開いた。
そこに書かれていたメッセージは、
“亜美、今、佐山くんが出てる番組見てる? 亜美とのペアリングのこと言ってたんだけど”
だった。
だから、私は、今、見てるよと短い返事だけを送った。
すると知咲はもう番組中はLINEのメッセージを送ってはこなかった。
きっと私が集中して番組を見たいと思ってくれたからだと思う。
知咲はそういう気遣いのできる人だから。
結局、ペアリングのことはその後、MCの司会の人が、
“そんなこと言っていいの。ファン減るよ”
と言い、陸人はそうですね。すいません。と笑って言い、それで終わってしまったんだけど。
そして、番組が終わった後、すぐに知咲からLINEで、
“やっぱり、佐山くんはまだ亜美のこと好きだと思う”
そうメッセージが来て、私と亜美は暫くの間、明日はお互いに仕事が休みということもあり、LINEでメッセージのやり取りをしていた。
次の日の朝、私はスマートフォンのLINEが来たことを知らせる音で目が覚めた。
私が枕の横に置いているスマートフォンを手に取ると時間の表示は9時3分となっていた。
勿論、会社に行く時よりはかなり遅く目覚めたけど、昨日、知咲と遅い時間からLINEでのメッセージのやり取りもしていたこともあって、私はまだ眠たかった。
だけど、私は頑張って目を開けて、スマートフォンの画面を見つめて、パスワードを開けて、来たLINEのメッセージを見た。
それは知咲からで、検索画面を何も入れなくてもいいから、開いてみてというものだった。
え? 何?
どういうこと?
私は疑問に思いながらも、知咲が送ってきたメッセージのとおりにしてみた。
そして、有名な検索画面を開くと私の目には昨日、陸人が出ていた番組のことと、陸人が発言したペアリングのことについて書いてあった。
しかも大見出しが、
“佐山陸人に一途に思っている恋人が?”
だった。
記事を読むと佐山陸人の関係者によると実は佐山陸人は何人かの芸能関係の女性と関係をもってきたが、実は佐山陸人には忘れられない人がいて、いつも続かないのだというと書かれてあった。
更にその記事の最後にはもしかすると佐山陸人の忘れられない想い人とは、佐山陸人がモデル活動を始める前にいた一般の恋人だった女性かもしれないとも書かれてあった。
私はこの記事のことが真実なのかただ誰かが妄想して書いているのかは解らなかったけど、この記事を読んだ後、胸がぎゅっとなった。
また、もしも、本当に陸人が私のことを忘れられないというのなら、もう1度だけ会いたいと思った。
会って、陸人が本当は私のことをどう想っているのか聞きたいと思った。
だけど、私はこの後―。
とても皮肉な形で陸人に会うことになってしまった。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】婚約破棄はお受けいたしましょう~踏みにじられた恋を抱えて
ゆうぎり
恋愛
「この子がクラーラの婚約者になるんだよ」
お父様に連れられたお茶会で私は一つ年上のナディオ様に恋をした。
綺麗なお顔のナディオ様。優しく笑うナディオ様。
今はもう、私に微笑みかける事はありません。
貴方の笑顔は別の方のもの。
私には忌々しげな顔で、視線を向けても貰えません。
私は厭われ者の婚約者。社交界では評判ですよね。
ねぇナディオ様、恋は花と同じだと思いませんか?
―――水をやらなければ枯れてしまうのですよ。
※ゆるゆる設定です。
※名前変更しました。元「踏みにじられた恋ならば、婚約破棄はお受けいたしましょう」
※多分誰かの視点から見たらハッピーエンド
妾の子だからといって、公爵家の令嬢を侮辱してただで済むと思っていたんですか?
木山楽斗
恋愛
公爵家の妾の子であるクラリアは、とある舞踏会にて二人の令嬢に詰められていた。
彼女達は、公爵家の汚点ともいえるクラリアのことを蔑み馬鹿にしていたのである。
公爵家の一員を侮辱するなど、本来であれば許されることではない。
しかし彼女達は、妾の子のことでムキになることはないと高を括っていた。
だが公爵家は彼女達に対して厳正なる抗議をしてきた。
二人が公爵家を侮辱したとして、糾弾したのである。
彼女達は何もわかっていなかったのだ。例え妾の子であろうとも、公爵家の一員であるクラリアを侮辱してただで済む訳がないということを。
※HOTランキング1位、小説、恋愛24hポイントランキング1位(2024/10/04) 皆さまの応援のおかげです。誠にありがとうございます。
君への気持ちが冷めたと夫から言われたので家出をしたら、知らぬ間に懸賞金が掛けられていました
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
【え? これってまさか私のこと?】
ソフィア・ヴァイロンは貧しい子爵家の令嬢だった。町の小さな雑貨店で働き、常連の男性客に密かに恋心を抱いていたある日のこと。父親から借金返済の為に結婚話を持ち掛けられる。断ることが出来ず、諦めて見合いをしようとした矢先、別の相手から結婚を申し込まれた。その相手こそ彼女が密かに思いを寄せていた青年だった。そこでソフィアは喜んで受け入れたのだが、望んでいたような結婚生活では無かった。そんなある日、「君への気持ちが冷めたと」と夫から告げられる。ショックを受けたソフィアは家出をして行方をくらませたのだが、夫から懸賞金を掛けられていたことを知る――
※他サイトでも投稿中
王様の恥かきっ娘
青の雀
恋愛
恥かきっ子とは、親が年老いてから子供ができること。
本当は、元気でおめでたいことだけど、照れ隠しで、その年齢まで夫婦の営みがあったことを物語り世間様に向けての恥をいう。
孫と同い年の王女殿下が生まれたことで巻き起こる騒動を書きます
物語は、卒業記念パーティで婚約者から婚約破棄されたところから始まります
これもショートショートで書く予定です。
初夜に暴言を吐いた夫は後悔し続ける──10年後の償い【完結】
星森 永羽(ほしもりとわ)
恋愛
王命により、辺境伯ロキアのもとへ嫁いだのは、金髪翠眼の美しき公爵令嬢スフィア。
だが、初夜に彼が告げたのは、愛も権限も与えないという冷酷な宣言だった。噂に踊らされ、彼女を「穢れた花嫁」と罵ったロキア。
しかし、わずか一日でスフィアは姿を消し、教会から届いたのは婚姻無効と慰謝料請求の書状──。
王と公爵の怒りを買ったロキアは、爵位も領地も名誉も奪われ、ただの補佐官として生きることに。
そして十年後、運命のいたずらか、彼は被災地で再びスフィアと出会う。
地位も捨て、娘を抱えて生きる彼女の姿に、ロキアの胸に去来するのは、悔恨と赦しを乞う想い──。
⚠️本作はAIの生成した文章を一部に使用しています。
側妃の愛
まるねこ
恋愛
ここは女神を信仰する国。極まれに女神が祝福を与え、癒しの力が使える者が現れるからだ。
王太子妃となる予定の令嬢は力が弱いが癒しの力が使えた。突然強い癒しの力を持つ女性が異世界より現れた。
力が強い女性は聖女と呼ばれ、王太子妃になり、彼女を支えるために令嬢は側妃となった。
Copyright©︎2025-まるねこ
お好きになさって下さい、私は一切気にしませんわ
Kouei
恋愛
婚約者のクレマンド様は、いつも私との約束を破ってばかり。
理由は決まって『従妹ライラ様との用事』
誕生日会にすら来なかった彼に、私はついに告げた。
「どうぞ、私以外のご令嬢をエスコートするなり、お出かけするなり、関係を持つなり、お好きになさって下さい。私は一切気にしませんわ」
二人の想いは、重なり合えるのだろうか ……
※他のサイトにも公開しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる