「伝説を超える時」

第３部「神の国へ」

第７話「神聖の山へ」

    神の国へワープするとアニエルがいた。
「神様」
　アニエルが泣きながら言った。
　神の国は神が戻るとパアッと光が射しボロボロだった建物も元に戻った。
「すっげーさすが神様だ」
　クラウスが感心したように言った。
「－ファル、ラウル、リンナ、クラウスよ中へ」
　神がそう言いファル達は神殿の中に入った。
「ファル、ラウル、リンナ、クラウスよ。そなた達に使命を託したのは私だ。だが私の目に狂いはなかったようだ。そなた達は立派に成長しジェオスを倒す力を手に入れた。ただ１つだけ、まだそなた達にやって貰いたいことがある。それは神聖の山へ行き神殿の防具を手に入れてくることだ」
「神聖の山？」
　ファルが言った。
「そうだ。その防具はそなた達の人数分ある。その防具を身につけ、そして、ジェオスの元へ行くがよい」
「解りました。じゃあ、早速行きます。その神聖の山へ」
　ファルが言った。
「まあ、今日は闘いを終えたばかりだ。ゆっくりするがよい。そして、明日朝早く旅立てばよい」
　神がそう言ったので、ファル達は神殿で休むことにした。

　そして、次の日になった。
　ファル達は朝早くに神聖の山へと向かった。
　神聖の山は神の国から北の空にあった。
　そこまではまた飛行機で飛んで行った。
　飛行機は神が呼び戻したのだった。
　そうして、山のふもとに飛行機は降りた。
　そして、４人は神聖の山へと入っていった。