ブレインダイブ

ユア教 教祖ユア

文字の大きさ
上 下
104 / 104
おまけ

おまけ 視点不明 最弱王

しおりを挟む
※これは序章の始まる前の話です。1ミリも本編に関係ありません。









「さあさあ!始まりましたよ!」

「緋色が勝手に始めてるだけでしょ。」

「じゃんけん大会ーー!イエーイパチパチ。」

「これ強制的なの?」

「暇じゃん?」

「確かに暇だけど…」

「まあ、何もしないよりかはマシなんじゃない?…私も暇だし。」

「じゃあやろー。最初はグー…じゃんけんポン!」

緋色はグー、香露音はパー、夏希はチョキを出した。

「あーいこーで!」

緋色はパー、香露音はチョキ、夏希はグーを出した。

「あいこーで!」

全員チョキを出した。

「あいこーーーで!」

緋色はグー、香露音はチョキ、夏希はグーを出した。

「よっしゃあ!」

「やったね。」

「私負けたーもう一回しましょ。」

「いいよー。最初はグー、じゃんけんポン。」

緋色はパー、香露音と夏希はチョキを出す。

「うげ!」

「イエーイ。」

「勝ったー」

三人は黙る。

「…飽きた。」

「うん。」

「…一瞬も保たない……」

「まあ、いいや…一回でも私勝ったし。」

「緋色はじゃんけん弱いの?」

「うん。家族で一番弱い。」

「へー。夏希は?」

「………う~ん…大体は私負けるけど、大事な所は一番家族で強くなる。」

「どんな時も負ける私にとっては羨ましい。」

「…それ悲しいね……私はいつでも一番強いけどね。」

「上には上がいるよねーうらやまー」

三人は更に暇つぶしを続ける…
しおりを挟む

この作品の感想を投稿する


処理中です...