もう一度恋の初心者

ユア教 教祖ユア

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11 木の葉すらも彩りを

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どうも。俺の名前はタカハシユキ。

今はたまたま会った由紀さんと共にいる。

「秋だねえ。」

俺はその言葉とともに上を見上げる。

枯れた葉が雪の様に降り注いでいる。

「なんか、雪みたいでいいね。」

由紀さんは意外とこの景色を楽しんでいるみたい。

俺は……なんだかよく分からない。

「ユキさん?どしたの?」

不思議そうに見つめる彼女を俺も見る。

よく見てみると、葉っぱが付いている。

葉っぱにどうやら、好かれているみたい。

(…)

yukiメという男のことを思い出す。

彼もまた由紀さんに付く葉っぱという事かもしれない。

「由紀さん。葉っぱ、付いてるよ。」

俺は、葉っぱを掴み地面に放り捨てる。

「え、あ、ありがと。」

「ハハハ。」

「笑わないでよ…恥ずかしい…」

「ごめんごめん。まあ、でも…また葉っぱが付いていても取ってあげる。」

自分に似つかわしくない発言だと思う。

でも、由紀さんの周りに葉っぱは邪魔だと思ってしまう。

「あ、ありがと…」

由紀さんは恥ずかしさを隠すように、降り注ぐ葉っぱに言う。

「こういうの、綺麗だね。」

由紀さんは楽しそうに言うけど、俺は何故か…

君が綺麗に見えたんだ。
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