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8章 呪いは浸食する
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「zzz…」
「本当にトーラス、器用だな…」
「なんか…ドン引きです…」
「うん…俺には真似出来ないかなあ…」
トーラスはやはり立ったまま寝ている。
紋章の旅団は引き気味で出発した。
「今日中に辿り着けるか?」
「ああ。」
「お昼までには間に合うはずよ。昨日みたいに魔物と遭遇しなかったらだけど…」
「結構すぐに襲撃来ると思ったんですけどね…」
橋本はふと疑問に思う。
「呪術師のやる事なんて、誰も理解できないし、大した理由なんて無いぞ。気分で人殺す軍団だし。」
エレストはさらっと言う。
内容は結構恐ろしいと思われるが。
「まあ、それなら良いんだ。間に合うし。」
「確かに!頭いいなあ!ゆ・う君!」
閃撃は浅村の肩をバンバンと叩く。
「…」
浅村はニコニコとしながら、閃撃を殴り飛ばした。
「あ~~~~~~~~~~~~~~~~!」
「ほんと、馬鹿…」
「だ、大丈夫か?結構打ち上げられたけど…」
閃撃は地面に埋まるほど突き刺さった。
「ぶほっ…!大丈夫だぜ!」
「て、定期的にあるので…」
「定期的に飛ばされてるのか!?」
「楽しそうで何より…zzz」
「まだ寝てるの!?もう起きなさいよ!」
エウルはトーラスを起こす。
「もうカオス過ぎて…フフフ、ハハハハハ!」
橋本は高らかに笑いだす。
その声につられて、皆も笑い出した。
「俺もボケ側なのが解せねえ…」
「最早本意だろ。」
すると、エレスト達の先に非常に大きい要塞のようなものが見えた。
「…でかいな。…あれか?」
「うん、そうだよ。天皇のいる場所。…皇居さ。」
「いやあ…和の国の人間でも大きいと思いますね。まさか、観光以外で来るとは思ってもみなかったですけど。」
防衛隊の隊員がこちらに気付く。
「僕たちは『紋章の旅団』で、作戦に参加に来ました。」
「旅団証明書を提示してください。」
浅村はワッペンのようなものを取り出し見せた。
「了解しました。中に入ったら、どこに行けばいいか分かるから。」
全員は中に入った。
「綺麗ね…流石天皇の住む場所だわ…」
皇居は広いがあまり、一つの街の様になっている。
ここから中心に近い実際の住む場所がある。
すると、偉い人のような身なりの防衛隊が話しかけてきた。
「よく来てくれた。紋章の旅団の皆様。」
「困ったときはお互い様です。」
「そう言ってくれて、有難いよ。作戦を通達する。作戦室に来てくれ。」
「了解しました。」
全員は簡易的なテントの中に入る。
「先ずは団員の紹介を簡易的に構わないからしてほしい。」
全員は自分の名を名乗った。
「ありがとう。私は防衛隊作戦部長を務めてる神崎 武だ。」
神崎は美しい敬礼をして見せた。
「田舎に近い小さな村で、君達と似たような被害が3か所ほど確認された。死者もいる。確実にここで、呪術師の横暴を止める。」
皇居の地図を広げる。
やはり、大きい場所でここを隈なく防衛することは多大な人数が必要であることは明白だった。
「見てもらったら分かる通り、皇居の地図だ。防衛隊は中心をメインに防衛するから、臨時隊員達は外側を防衛してほしい。」
「呪術師と会敵した場合は。」
「見つけ次第殺せ。撤退を余儀なくされた場合は逐一報告せよ。近くの隊員が駆け付ける。」
「了解しました。」
「今回招集出来た、臨時隊員は君達よりも経験が浅い為、君達の方が他の場所よりも重要である。」
エレスト達が防衛する場所は3箇所。
広い割に、重要度が低い場所にはエレスト、エウル、トーラスの3人が。
救護室に一番近い場所には奏道、閃撃の2人が。
一番重要な場所には浅村、橋本が防衛することになった。
「想定では1人会敵するか否かであるとされている。エレスト達はもしかすると会敵する数が多いかもしれない。いけるか?」
「全然平気。」
「なら良し。できることなら、今からでもしてほしい。ずっと他の隊員が休みなしで見張ってくれている。」
「了解しました。引き継ぎます。」
そして、全員が各々の位置に行くことになった。
「なんでユウのところが一番大変なんだ?」
「簡単に言えば裏口なんだよ。皇居のね。普段使われないし。ここを基本的に守る前提で動いてるから、破綻できない。勿論、僕たちの前に防衛本隊が守ってるけど。」
「ふーん。じゃあ、まだ平気か。でも、それなら、呪術師来ること無いんじゃないか?」
「油断させないために言ってるんだよ。一応軍隊だからね。」
「成程ね。」
久し振りの呪術師との戦いだと感じる。
亜人国でのエルフの里以降だろうか。
「療。ちゃんと俺を守ってくれよな。」
「貴方もよ。颯人。」
二人は信頼し合っているようだ。
「トーラスは呪術師を殺したことがあるのか?」
「数回な。お前らも呪術師と会ったことがあるんだろ?」
「一人殺したわ。」
「俺も。」
「エレストはともかく、エウルは意外だな。そういう奴、殺さない主義だと思ってたぜ。」
「呪術師は殺すべきなんでしょ。もう既に腹は括ってたという話よ。」
「ま、皆怪我無く終わらそう。で、観光の再開といこうじゃないか。」
「それが一番いいですね!」
「ああ。そうしよう。」
「じゃあ、また。」
「ああ。」
「お二人も気を付けて下さいね!」
「当り前だぜ!」
「そっちもね。」
3組はそれぞれ分かれ始めた。
エレスト組
「よろしくお願いします。」
「ああ、頼まれた。」
到達し、防衛隊の引継ぎを完了した。
「確かに他のところより若干広いわね。」
「若干な。」
「確か日没までだったよな。」
エレストは確認をする。
「ああ、それまで、ボーエイだ。」
「来てほしくないけど、来ないのも怖いわよね。」
「呪術師なんて、意味不明集団だし、そんなものだろ。」
「一体殺しても、蛆虫の様に湧くからな、あいつら。」
「本当に気持ち悪い例え方、するわよね。」
「それが呪術師ってもんだろ。」
「それもそうね。」
軽めの話をしながら、辺りを見渡していく。
恐ろしいくらい、何も起きなかった。
奏道組
「二人きりに慣れて嬉しいよ。療ちゃん。」
「遊びじゃないのよ。…で、何をそんなに不安がっているの?」
少しびっくりした顔で、閃撃は奏道を見た。
「…分かった?」
「だてに二年も貴方と関わってないわ。」
「流石療だぜ…隠したつもりだけどな。」
「らしくないわね。どうしたの?」
「俺にしては珍しく、嫌な予感がするんだよな。俺達こんなにも強いのにさ。」
「エレスト達を心配してるの?」
「…そうかもな。ま、あいつらもなんとかするだろ!エレストの紋章強いし!」
「確かにね。この仕事終わらせて、エレスト達を楽しませましょ!」
「ああ!」
閃撃は元の調子に戻ったようだ。
浅村組
「…」
「…」
気まずい。
「呪術師は今のところいないみたいだね。」
「は、はい!」
橋本は緊張している。
非常に。
何故なら、橋本は絶賛浅村に片思い中だからだ。
橋本的には自然に二人きりになるという『激熱』な状況である。
これが、何もない平和な時間ならいいのだが、今は呪術師にいつ襲われるか分からない状況だ。
これで宿屋で二人きりになった中だというのに、何もできないというのが非常に滑稽である。
「…アハハハ!」
突如浅村は笑い始めた。
「緊張し過ぎだよ、橋本さん。もっとリラックスして。」
「は、ひゃい…」
笑われたことも、噛んだことも橋本は色々恥ずかしかった。
「…そ、それにしても、なんで呪術師がこっちにテロみたいなこと起こすんでしょうね。」
「ま、愉快犯にしては喧嘩を売る相手を間違えている気もするし、確かにね。」
すると、遠くから何かが見える。
「は」
その瞬間耳が破裂しそうになる程の大きい爆発音が聞こえた。
「ううううう、くっ…」
耳がキーンと鳴る。
間違いない。
呪術師の仕業だ。
「正門から、門を爆破しやがったのか!クソ呪術師!」
橋本は隣に浅村がいることも忘れ、叫ぶ。
「大丈夫!?」
「だ、大丈夫です!」
「派手にやるつもりなのか…これじゃあ、どこから呪術師が来るか分からないじゃないか…!あっちは無事なのか…!?」
呪術師との戦争が今始まる。
「本当にトーラス、器用だな…」
「なんか…ドン引きです…」
「うん…俺には真似出来ないかなあ…」
トーラスはやはり立ったまま寝ている。
紋章の旅団は引き気味で出発した。
「今日中に辿り着けるか?」
「ああ。」
「お昼までには間に合うはずよ。昨日みたいに魔物と遭遇しなかったらだけど…」
「結構すぐに襲撃来ると思ったんですけどね…」
橋本はふと疑問に思う。
「呪術師のやる事なんて、誰も理解できないし、大した理由なんて無いぞ。気分で人殺す軍団だし。」
エレストはさらっと言う。
内容は結構恐ろしいと思われるが。
「まあ、それなら良いんだ。間に合うし。」
「確かに!頭いいなあ!ゆ・う君!」
閃撃は浅村の肩をバンバンと叩く。
「…」
浅村はニコニコとしながら、閃撃を殴り飛ばした。
「あ~~~~~~~~~~~~~~~~!」
「ほんと、馬鹿…」
「だ、大丈夫か?結構打ち上げられたけど…」
閃撃は地面に埋まるほど突き刺さった。
「ぶほっ…!大丈夫だぜ!」
「て、定期的にあるので…」
「定期的に飛ばされてるのか!?」
「楽しそうで何より…zzz」
「まだ寝てるの!?もう起きなさいよ!」
エウルはトーラスを起こす。
「もうカオス過ぎて…フフフ、ハハハハハ!」
橋本は高らかに笑いだす。
その声につられて、皆も笑い出した。
「俺もボケ側なのが解せねえ…」
「最早本意だろ。」
すると、エレスト達の先に非常に大きい要塞のようなものが見えた。
「…でかいな。…あれか?」
「うん、そうだよ。天皇のいる場所。…皇居さ。」
「いやあ…和の国の人間でも大きいと思いますね。まさか、観光以外で来るとは思ってもみなかったですけど。」
防衛隊の隊員がこちらに気付く。
「僕たちは『紋章の旅団』で、作戦に参加に来ました。」
「旅団証明書を提示してください。」
浅村はワッペンのようなものを取り出し見せた。
「了解しました。中に入ったら、どこに行けばいいか分かるから。」
全員は中に入った。
「綺麗ね…流石天皇の住む場所だわ…」
皇居は広いがあまり、一つの街の様になっている。
ここから中心に近い実際の住む場所がある。
すると、偉い人のような身なりの防衛隊が話しかけてきた。
「よく来てくれた。紋章の旅団の皆様。」
「困ったときはお互い様です。」
「そう言ってくれて、有難いよ。作戦を通達する。作戦室に来てくれ。」
「了解しました。」
全員は簡易的なテントの中に入る。
「先ずは団員の紹介を簡易的に構わないからしてほしい。」
全員は自分の名を名乗った。
「ありがとう。私は防衛隊作戦部長を務めてる神崎 武だ。」
神崎は美しい敬礼をして見せた。
「田舎に近い小さな村で、君達と似たような被害が3か所ほど確認された。死者もいる。確実にここで、呪術師の横暴を止める。」
皇居の地図を広げる。
やはり、大きい場所でここを隈なく防衛することは多大な人数が必要であることは明白だった。
「見てもらったら分かる通り、皇居の地図だ。防衛隊は中心をメインに防衛するから、臨時隊員達は外側を防衛してほしい。」
「呪術師と会敵した場合は。」
「見つけ次第殺せ。撤退を余儀なくされた場合は逐一報告せよ。近くの隊員が駆け付ける。」
「了解しました。」
「今回招集出来た、臨時隊員は君達よりも経験が浅い為、君達の方が他の場所よりも重要である。」
エレスト達が防衛する場所は3箇所。
広い割に、重要度が低い場所にはエレスト、エウル、トーラスの3人が。
救護室に一番近い場所には奏道、閃撃の2人が。
一番重要な場所には浅村、橋本が防衛することになった。
「想定では1人会敵するか否かであるとされている。エレスト達はもしかすると会敵する数が多いかもしれない。いけるか?」
「全然平気。」
「なら良し。できることなら、今からでもしてほしい。ずっと他の隊員が休みなしで見張ってくれている。」
「了解しました。引き継ぎます。」
そして、全員が各々の位置に行くことになった。
「なんでユウのところが一番大変なんだ?」
「簡単に言えば裏口なんだよ。皇居のね。普段使われないし。ここを基本的に守る前提で動いてるから、破綻できない。勿論、僕たちの前に防衛本隊が守ってるけど。」
「ふーん。じゃあ、まだ平気か。でも、それなら、呪術師来ること無いんじゃないか?」
「油断させないために言ってるんだよ。一応軍隊だからね。」
「成程ね。」
久し振りの呪術師との戦いだと感じる。
亜人国でのエルフの里以降だろうか。
「療。ちゃんと俺を守ってくれよな。」
「貴方もよ。颯人。」
二人は信頼し合っているようだ。
「トーラスは呪術師を殺したことがあるのか?」
「数回な。お前らも呪術師と会ったことがあるんだろ?」
「一人殺したわ。」
「俺も。」
「エレストはともかく、エウルは意外だな。そういう奴、殺さない主義だと思ってたぜ。」
「呪術師は殺すべきなんでしょ。もう既に腹は括ってたという話よ。」
「ま、皆怪我無く終わらそう。で、観光の再開といこうじゃないか。」
「それが一番いいですね!」
「ああ。そうしよう。」
「じゃあ、また。」
「ああ。」
「お二人も気を付けて下さいね!」
「当り前だぜ!」
「そっちもね。」
3組はそれぞれ分かれ始めた。
エレスト組
「よろしくお願いします。」
「ああ、頼まれた。」
到達し、防衛隊の引継ぎを完了した。
「確かに他のところより若干広いわね。」
「若干な。」
「確か日没までだったよな。」
エレストは確認をする。
「ああ、それまで、ボーエイだ。」
「来てほしくないけど、来ないのも怖いわよね。」
「呪術師なんて、意味不明集団だし、そんなものだろ。」
「一体殺しても、蛆虫の様に湧くからな、あいつら。」
「本当に気持ち悪い例え方、するわよね。」
「それが呪術師ってもんだろ。」
「それもそうね。」
軽めの話をしながら、辺りを見渡していく。
恐ろしいくらい、何も起きなかった。
奏道組
「二人きりに慣れて嬉しいよ。療ちゃん。」
「遊びじゃないのよ。…で、何をそんなに不安がっているの?」
少しびっくりした顔で、閃撃は奏道を見た。
「…分かった?」
「だてに二年も貴方と関わってないわ。」
「流石療だぜ…隠したつもりだけどな。」
「らしくないわね。どうしたの?」
「俺にしては珍しく、嫌な予感がするんだよな。俺達こんなにも強いのにさ。」
「エレスト達を心配してるの?」
「…そうかもな。ま、あいつらもなんとかするだろ!エレストの紋章強いし!」
「確かにね。この仕事終わらせて、エレスト達を楽しませましょ!」
「ああ!」
閃撃は元の調子に戻ったようだ。
浅村組
「…」
「…」
気まずい。
「呪術師は今のところいないみたいだね。」
「は、はい!」
橋本は緊張している。
非常に。
何故なら、橋本は絶賛浅村に片思い中だからだ。
橋本的には自然に二人きりになるという『激熱』な状況である。
これが、何もない平和な時間ならいいのだが、今は呪術師にいつ襲われるか分からない状況だ。
これで宿屋で二人きりになった中だというのに、何もできないというのが非常に滑稽である。
「…アハハハ!」
突如浅村は笑い始めた。
「緊張し過ぎだよ、橋本さん。もっとリラックスして。」
「は、ひゃい…」
笑われたことも、噛んだことも橋本は色々恥ずかしかった。
「…そ、それにしても、なんで呪術師がこっちにテロみたいなこと起こすんでしょうね。」
「ま、愉快犯にしては喧嘩を売る相手を間違えている気もするし、確かにね。」
すると、遠くから何かが見える。
「は」
その瞬間耳が破裂しそうになる程の大きい爆発音が聞こえた。
「ううううう、くっ…」
耳がキーンと鳴る。
間違いない。
呪術師の仕業だ。
「正門から、門を爆破しやがったのか!クソ呪術師!」
橋本は隣に浅村がいることも忘れ、叫ぶ。
「大丈夫!?」
「だ、大丈夫です!」
「派手にやるつもりなのか…これじゃあ、どこから呪術師が来るか分からないじゃないか…!あっちは無事なのか…!?」
呪術師との戦争が今始まる。
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