恋の初心者

ユア教 教祖ユア

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★オマケ★

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※これはライン小説のオマケです
本編とマジで関係ないです

「今日は中秋の名月かぁ…」

私は静かに呟いた。
満月は静かに私を照らしている。
私のラインに反応してくれたのはそういえばいつだっただろう?

「…そういえば…もう夏休みは終わりかぁ…」

私は夏休みの終わりを楽しみにしていた。

彼に会えるからだ。

「…ユイナさん、久し振りに会いたいなぁ…」

そういえば、この夏休みは彼とラインをしていなかった。

まあ、私は帰省してたし、彼も忙しいだろうから…自分からラインをするのを遠慮してしまう。

だけど、今夜は満月。

結愛は携帯を取り出した。

『今日は中秋の名月で、しかも満月!めっちゃ綺麗なんで、見てください!』

まあ、直ぐには返信できないだろうし、私は月の美しさに酔うことにした。

今夜は月が綺麗ですね

これはI LOVE YOUの意訳。

どちらかと言えば、意訳した人の心が美しいと言いたい。

私の心は美しいのだろうか。

(下心あってもいいや。…彼とラインでも繋がれるなら…)

「会いたいな。」

その言葉の返事のように彼からラインが来た。

『確かに月が綺麗だね。』
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