14 / 229
第一章 棒人間の神様とケモナー
大雨の顔面
しおりを挟む
「おい、ルワント。すぐに起き上がらないと、ケルンが泣きそうになっているんだけどな。ケルンが泣いたら、親友でも、ちょっと話をしなきゃいけなくなるぞ?」
ケルンが泣きそうになったことで、ようやく、思考が動き出したのか、父様が司祭様に顔をしかめながらいった。
ちょっと怒っている父様に、ケルンの泣きそうな感情がなく…なりはしないが、まるで波のように押し寄せたりひいたりしている。このまま引いてくれたら、泣かなくていい。
「すまない、ティス。年甲斐もなく、我を忘れるとは、修行不足だったよ。だが、聖職者としては、かなり驚いてしまってな。わかるだろ?…君の息子は、秘祭殿に入ったことはあるのかい?それとも、君が話をしたのかい?」
司祭様が、興奮したように、父様に尋ねた。父様は、考え込むように、ヒゲをなでてから、答えた。
「いや…あそこには連れていっていないな。今の情勢を考えても、王家とケルンを、少しでも接触させたくなかったからな。しかし…ケルンにはボージィン様のお話をしたことはあるが、どのようなお姿かは教えていないな…」
昔話に、棒神様のことが何度か出てくる。棒神様が出てきて力を貸したとかいうものではなく、棒神様の加護がある剣で竜と戦ったとか、日照りのときに、棒神様の声をきいて、掘れと言われた場所を掘ると水がこんこんとわき出たとか。
「天啓か…いや、それでも彫像できるわけがないんだが」
「…まずいか?」
「いや、ケルンが、君達の子供でなければ、教会ではなく、神殿での私の後継者にしたいほどだよ」
「そうか…今だから、か」
「王家よりも、細君のご実家が、またうるさくなるだろうね。教会としては、厄介なことだよ。まぁ、無論、陛下は何もされないから、安心ではあるけどね」
難しい顔で二人が話し込み始めた。ケルンをほっといてだ。
あ、ヤバい。ケルンが凄く悲しんでる。気づいて!涙腺が崩壊するぞ!父様!司祭様!早く、フォローを!
「いざとなったら…」
怖い顔でいわないで!とどめだから!
エマージェンシー!警告!ほら、放水開始だよ!あああああ!
ぽろっと、涙が出た。もう無理だ。
「ご、ごめんなさぁぁい!ぼぉ、く、ぼっ、く、わるいこなんだぁ!ごめんな…うわぁぁぁん」
溢れてくる悲しみが、濁流になって思考領域をどんどん潰していく。
俺が管理している領域がぁぁぁどんどん水浸しいぇぇってか、俺も、悲しくなるじゃねぇか!
シャウト始まりました。苦しいです。えづきまくってます。人生でこんなに泣いたことないってか、普段泣かないから、泣きやみ方を知らないんだけど!うぇ。俺までえ、えづく。えぇ。
よ、よーし。フォローは俺がする。慌てて何もできない大人たちは放置だ!
落ち着け、俺。いや、ケルン。まだ、捨てられると決まったわけじゃない。たぶん、殺されはしないって!ほら!いざとなったら、森で暮らせば!
「捨てないでぇぇぇ!」
火に油をそそいじまっ、うぇ。つられる。捨てられるって、発想したのは、誰だ!俺だ!元凶は、俺だ!
「ケ、ケルン!落ち着きなさい!」
「お、おい、ティス!早くあやしてあげ」
混乱極まっている最中に、一陣の風がふいた。
「あらあら、私の可愛い坊や。今日は、貴方が産まれた大切な日なのよ?ケルン。私の可愛いケルン。私の宝物。誰が貴方を悲しませたのかしら?お母様に教えて?」
母様が、抱きしめて背中をなでてくれる。よほど慌てたのか、ドレスのすそを踏んでいる。
慌てて走ってきたんだろうな。ケルンがこうやって制作をしていて、汚れた姿になっても母様はいつもドレスが汚れても気にしない。
「うっく、ひっく…母様!ぼく、僕が!ひっく…悪いのぉ!うわぁぁぁん!」
母様に抱き締められて、安心したけど、悲しさがまたぶり返した。俺に影響が出ないだけ、さっきよりは、大分ましだがな。
思考領域の水を排水しつつ、冷静に考えれば、この両親がケルンを捨てるはずはないってのに。俺まで余裕がなくなっていたな。
ただ、今強く出ている感情は、怖いというよりも、ごめんなさいという謝罪の気持ちが強く出ている。
だって、父様や司祭様を困らせたくなかったのだ。
「ティス、それにルワント様?今日の主役を泣かせたままでいいのかしら?ねぇ…踊りましょうか?」
寒っ。なんだ、寒気がするぞ。泣きすぎて風邪でもひきかけてるのかもしれないな。
母様の言葉に、父様は、母様ごとケルン抱きしめて、即答した。
「誰がケルンを捨てるものか!ケルンは私の命よりも大切なものだぞ!もし、ケルンを手放すようなことになったら…そうなったら、父様はこの国を滅ぼすからね!」
「ティス…いや、確かにやりそうというか、今までの事を思い出すとやれるだろうけど、そうじゃなくて、まずは、誤解を解くのが先だろう?」
父様の発言もだが、司祭様の発言も発言だ。いくら、父様だって、国は滅ぼさないだろう。そんなの人間離れしすぎだって。
「ケルン、父様はケルンの味方だからな!誰にもケルンを渡さないから、安心しなさい!」
「昔から、興奮すると周りが見えなくなるその悪癖を、なおせよ」
まったく、聞いちゃいないな。そういって、司祭様は、ケルンにむかって、言いにくそうに尋ねられた。
「そういえば、ケルン。この石像はどうするんだい?また王都にでも持っていくのかい?」
注文を受けたものと思われたようだ。彫刻の作品は、たまに作って王都に欲しいという人に売っているから、そのためだろう。
「今日、祝福してくれる司祭様に…ひっく…あげようと思ってました…」
「私に?今日は、君の誕生日なのに?」
不思議そうな顔をする司祭様。もしかして、知らない?
「父様と母様や…えっぐ…他のみんなには、絵をあげたの…ひっく」
今日はどうしても帰ってこれないと、残念がっていた三兄弟にも、ちゃんと絵を描いて送っている。今日に間に合うように、一昨日、カルドに送ってもらっていた。
「だって、今日は、僕が産まれた大切な日だから、みんなに、ありがとうって…」
誕生日は、本当に勘弁してもらいたいんだよな。人数が増えると絵の枚数が増えるし。描くのは嫌じゃないが、知り合いを描いている方が楽しいし、鍛冶とかができるようになったら、選択肢がもうちょっと増えるから、早く鍛冶がしたいな、まったく。
誕生日には大好きな人や、お世話になった人に感謝の手紙や贈り物をするのなんて常識…あれ?この世界じゃなかったかも。まぁ、いいか。みんな喜んでくれたのだし。
棒神様の石像を司祭様に贈ったのは、司祭様が棒神様を敬っているのと、司祭様は自分のものを持つのが好きではないからだ。だから、教会のどこかとかに飾ってくれたらなって思った。
あれ?大人全員泣いてね?母様もうっすら、涙ぐんでる。父様と司祭は、涙を見せないようにしてるけど、鼻をすすっているし。
おかしいな…確かに祝われるだけの世界もあるが、世話になった人にお返しをするっていうのが、誕生日ってのが多いんだけどな。
「ティス。いざとなったら、私も…いや、教会も神殿も多少ではあるけど、協力するよ。ボージィン様に誓ってね。こんなに良い子を悲しませるものではないからね」
そういって、司祭様はにこりと微笑まれた。
父様は嗚咽まで聞こえるほど大号泣している。
「ほら、ティス。良い子に育っているのは、私も同感だけどね、いつまでも泣かないの。まったく親子なんだから泣き方が私たちの坊やとそっくりよ?ふふっ。ああ、ちょうどいい時に来たわね。エセニア。貴女も笑顔になりなさい?かわいい顔が台無しよ?ほら、ケルンを着替えさせてあげて」
てきぱきしている母様はさすがだと思う。
ケルンが泣きそうになったことで、ようやく、思考が動き出したのか、父様が司祭様に顔をしかめながらいった。
ちょっと怒っている父様に、ケルンの泣きそうな感情がなく…なりはしないが、まるで波のように押し寄せたりひいたりしている。このまま引いてくれたら、泣かなくていい。
「すまない、ティス。年甲斐もなく、我を忘れるとは、修行不足だったよ。だが、聖職者としては、かなり驚いてしまってな。わかるだろ?…君の息子は、秘祭殿に入ったことはあるのかい?それとも、君が話をしたのかい?」
司祭様が、興奮したように、父様に尋ねた。父様は、考え込むように、ヒゲをなでてから、答えた。
「いや…あそこには連れていっていないな。今の情勢を考えても、王家とケルンを、少しでも接触させたくなかったからな。しかし…ケルンにはボージィン様のお話をしたことはあるが、どのようなお姿かは教えていないな…」
昔話に、棒神様のことが何度か出てくる。棒神様が出てきて力を貸したとかいうものではなく、棒神様の加護がある剣で竜と戦ったとか、日照りのときに、棒神様の声をきいて、掘れと言われた場所を掘ると水がこんこんとわき出たとか。
「天啓か…いや、それでも彫像できるわけがないんだが」
「…まずいか?」
「いや、ケルンが、君達の子供でなければ、教会ではなく、神殿での私の後継者にしたいほどだよ」
「そうか…今だから、か」
「王家よりも、細君のご実家が、またうるさくなるだろうね。教会としては、厄介なことだよ。まぁ、無論、陛下は何もされないから、安心ではあるけどね」
難しい顔で二人が話し込み始めた。ケルンをほっといてだ。
あ、ヤバい。ケルンが凄く悲しんでる。気づいて!涙腺が崩壊するぞ!父様!司祭様!早く、フォローを!
「いざとなったら…」
怖い顔でいわないで!とどめだから!
エマージェンシー!警告!ほら、放水開始だよ!あああああ!
ぽろっと、涙が出た。もう無理だ。
「ご、ごめんなさぁぁい!ぼぉ、く、ぼっ、く、わるいこなんだぁ!ごめんな…うわぁぁぁん」
溢れてくる悲しみが、濁流になって思考領域をどんどん潰していく。
俺が管理している領域がぁぁぁどんどん水浸しいぇぇってか、俺も、悲しくなるじゃねぇか!
シャウト始まりました。苦しいです。えづきまくってます。人生でこんなに泣いたことないってか、普段泣かないから、泣きやみ方を知らないんだけど!うぇ。俺までえ、えづく。えぇ。
よ、よーし。フォローは俺がする。慌てて何もできない大人たちは放置だ!
落ち着け、俺。いや、ケルン。まだ、捨てられると決まったわけじゃない。たぶん、殺されはしないって!ほら!いざとなったら、森で暮らせば!
「捨てないでぇぇぇ!」
火に油をそそいじまっ、うぇ。つられる。捨てられるって、発想したのは、誰だ!俺だ!元凶は、俺だ!
「ケ、ケルン!落ち着きなさい!」
「お、おい、ティス!早くあやしてあげ」
混乱極まっている最中に、一陣の風がふいた。
「あらあら、私の可愛い坊や。今日は、貴方が産まれた大切な日なのよ?ケルン。私の可愛いケルン。私の宝物。誰が貴方を悲しませたのかしら?お母様に教えて?」
母様が、抱きしめて背中をなでてくれる。よほど慌てたのか、ドレスのすそを踏んでいる。
慌てて走ってきたんだろうな。ケルンがこうやって制作をしていて、汚れた姿になっても母様はいつもドレスが汚れても気にしない。
「うっく、ひっく…母様!ぼく、僕が!ひっく…悪いのぉ!うわぁぁぁん!」
母様に抱き締められて、安心したけど、悲しさがまたぶり返した。俺に影響が出ないだけ、さっきよりは、大分ましだがな。
思考領域の水を排水しつつ、冷静に考えれば、この両親がケルンを捨てるはずはないってのに。俺まで余裕がなくなっていたな。
ただ、今強く出ている感情は、怖いというよりも、ごめんなさいという謝罪の気持ちが強く出ている。
だって、父様や司祭様を困らせたくなかったのだ。
「ティス、それにルワント様?今日の主役を泣かせたままでいいのかしら?ねぇ…踊りましょうか?」
寒っ。なんだ、寒気がするぞ。泣きすぎて風邪でもひきかけてるのかもしれないな。
母様の言葉に、父様は、母様ごとケルン抱きしめて、即答した。
「誰がケルンを捨てるものか!ケルンは私の命よりも大切なものだぞ!もし、ケルンを手放すようなことになったら…そうなったら、父様はこの国を滅ぼすからね!」
「ティス…いや、確かにやりそうというか、今までの事を思い出すとやれるだろうけど、そうじゃなくて、まずは、誤解を解くのが先だろう?」
父様の発言もだが、司祭様の発言も発言だ。いくら、父様だって、国は滅ぼさないだろう。そんなの人間離れしすぎだって。
「ケルン、父様はケルンの味方だからな!誰にもケルンを渡さないから、安心しなさい!」
「昔から、興奮すると周りが見えなくなるその悪癖を、なおせよ」
まったく、聞いちゃいないな。そういって、司祭様は、ケルンにむかって、言いにくそうに尋ねられた。
「そういえば、ケルン。この石像はどうするんだい?また王都にでも持っていくのかい?」
注文を受けたものと思われたようだ。彫刻の作品は、たまに作って王都に欲しいという人に売っているから、そのためだろう。
「今日、祝福してくれる司祭様に…ひっく…あげようと思ってました…」
「私に?今日は、君の誕生日なのに?」
不思議そうな顔をする司祭様。もしかして、知らない?
「父様と母様や…えっぐ…他のみんなには、絵をあげたの…ひっく」
今日はどうしても帰ってこれないと、残念がっていた三兄弟にも、ちゃんと絵を描いて送っている。今日に間に合うように、一昨日、カルドに送ってもらっていた。
「だって、今日は、僕が産まれた大切な日だから、みんなに、ありがとうって…」
誕生日は、本当に勘弁してもらいたいんだよな。人数が増えると絵の枚数が増えるし。描くのは嫌じゃないが、知り合いを描いている方が楽しいし、鍛冶とかができるようになったら、選択肢がもうちょっと増えるから、早く鍛冶がしたいな、まったく。
誕生日には大好きな人や、お世話になった人に感謝の手紙や贈り物をするのなんて常識…あれ?この世界じゃなかったかも。まぁ、いいか。みんな喜んでくれたのだし。
棒神様の石像を司祭様に贈ったのは、司祭様が棒神様を敬っているのと、司祭様は自分のものを持つのが好きではないからだ。だから、教会のどこかとかに飾ってくれたらなって思った。
あれ?大人全員泣いてね?母様もうっすら、涙ぐんでる。父様と司祭は、涙を見せないようにしてるけど、鼻をすすっているし。
おかしいな…確かに祝われるだけの世界もあるが、世話になった人にお返しをするっていうのが、誕生日ってのが多いんだけどな。
「ティス。いざとなったら、私も…いや、教会も神殿も多少ではあるけど、協力するよ。ボージィン様に誓ってね。こんなに良い子を悲しませるものではないからね」
そういって、司祭様はにこりと微笑まれた。
父様は嗚咽まで聞こえるほど大号泣している。
「ほら、ティス。良い子に育っているのは、私も同感だけどね、いつまでも泣かないの。まったく親子なんだから泣き方が私たちの坊やとそっくりよ?ふふっ。ああ、ちょうどいい時に来たわね。エセニア。貴女も笑顔になりなさい?かわいい顔が台無しよ?ほら、ケルンを着替えさせてあげて」
てきぱきしている母様はさすがだと思う。
10
あなたにおすすめの小説
スライムからパンを作ろう!〜そのパンは全てポーションだけど、絶品!!〜
櫛田こころ
ファンタジー
僕は、諏方賢斗(すわ けんと)十九歳。
パンの製造員を目指す専門学生……だったんだけど。
車に轢かれそうになった猫ちゃんを助けようとしたら、あっさり事故死。でも、その猫ちゃんが神様の御使と言うことで……復活は出来ないけど、僕を異世界に転生させることは可能だと提案されたので、もちろん承諾。
ただ、ひとつ神様にお願いされたのは……その世界の、回復アイテムを開発してほしいとのこと。パンやお菓子以外だと家庭レベルの調理技術しかない僕で、なんとか出来るのだろうか心配になったが……転生した世界で出会ったスライムのお陰で、それは実現出来ることに!!
相棒のスライムは、パン製造の出来るレアスライム!
けど、出来たパンはすべて回復などを実現出来るポーションだった!!
パン職人が夢だった青年の異世界のんびりスローライフが始まる!!
家族転生 ~父、勇者 母、大魔導師 兄、宰相 姉、公爵夫人 弟、S級暗殺者 妹、宮廷薬師 ……俺、門番~
北条新九郎
ファンタジー
三好家は一家揃って全滅し、そして一家揃って異世界転生を果たしていた。
父は勇者として、母は大魔導師として異世界で名声を博し、現地人の期待に応えて魔王討伐に旅立つ。またその子供たちも兄は宰相、姉は公爵夫人、弟はS級暗殺者、妹は宮廷薬師として異世界を謳歌していた。
ただ、三好家第三子の神太郎だけは異世界において冴えない立場だった。
彼の職業は………………ただの門番である。
そして、そんな彼の目的はスローライフを送りつつ、異世界ハーレムを作ることだった。
週二回更新になります。お気に入り・感想、宜しくお願いします。
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
【完結】憧れのスローライフを異世界で?
さくらもち
ファンタジー
アラフォー独身女子 雪菜は最近ではネット小説しか楽しみが無い寂しく会社と自宅を往復するだけの生活をしていたが、仕事中に突然目眩がして気がつくと転生したようで幼女だった。
日々成長しつつネット小説テンプレキターと転生先でのんびりスローライフをするための地盤堅めに邁進する。
腹違いの妹にすべてを奪われた薄幸の令嬢が、義理の母に殴られた瞬間、前世のインテリヤクザなおっさんがぶちギレた場合。
灯乃
ファンタジー
十二歳のときに母が病で亡くなった途端、父は後妻と一歳年下の妹を新たな『家族』として迎え入れた。
彼らの築く『家族』の輪から弾き出されたアニエスは、ある日義母の私室に呼び出され――。
タイトル通りのおっさんコメディーです。
異世界に転移してしまった私、古民家をもらったのでカフェを始めたら大盛況。国王陛下が頻繁に来るのですが、どうしたらいいですか?
来栖とむ
ファンタジー
ブラック企業で疲れ果てた30歳の元OL・美里(みさと)が転移した先は、見渡す限りの深い森。
そこで彼女が授かったのは、魔女の称号……ではなく、一軒の**「日本の古民家」**だった!
亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。
「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」
「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」
おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。
現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。
お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、
美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!
神のミスで転生したけど、幼女化しちゃった! 神具【調薬釜】で、異世界ライフを楽しもう!
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
旧題:神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!
電子書籍は、2026/3/9に発売です!
書籍は2026/3/11に発売(予約受付中)です!メロンブックス様より、特典の描き下ろしSSペーパーがあります。詳しくは、メロンブックス様へお願い致します。
イラストは、にとろん様です。よろしくお願い致します!
ファンタジー小説大賞に投票して頂いた皆様には、大変感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる