普通の学園生活を送っていたはずなんだが???

あむ

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第1章

1話

初っ端バスケしてるところから始まりますが、バスケが本軸の小説では無いのでご了承を……笑


ーーーーーーーー



っボールパスされたけど残り時間ももう無いし、打つしかないか!

「……っし!スリーポイントシュートっ」

「うわ、まじかよ勝ってたのに!!!!」

部活内の練習試合は山田唯斗による逆転シュートで勝敗が決まった。


「相変わらずやるな唯斗」

「いや先輩にはまだまだ敵わないっすよ」

「ははっそんなこと言われたら負けてらんねェな」

「いやお手柔らかにお願いしますよ!」


俺の名前は山田唯斗。しがないバスケ部員だ。



「あっ、唯斗先輩!タオルならこれを……!!」

「ん?ぁあサンキュ。…これ新品みたいに綺麗だけど使っていいのか?」

「はっはい!使って貰えたら嬉しいです!」

「んじゃ有難く。」

「唯斗先輩!さっき作ったばっかのスポーツドリンクです」

「おうありがとう。気遣わせて悪いな」

「いえいえそんな!」





……しがないバスケ部員…のはずなんだがな?

まぁこの謎の文化?について説明する前に一旦この学園について少し知ってもらおう。

ここは蛍雪学園。堅苦しい名をしているがそこそこの学力があれば誰でも入ることの出来る男子校だ。
中にはエリートの御曹司やらなんやらもいるわけだが意外と庶民的な学校である。

他と違うところと言えば、そうさっきのあれ。
何故か俺についてるファンみたいな子達。
つっても俺はまだ少ない方で、生徒会とかになるともう数え切れないほどのファンがうじゃうじゃといるわけだが。

この学校は中高一貫クラスと高校からのクラスがあって、俺は後者。
んでこの学校特有の文化?は中高一貫の奴らに強く根付いているらしく、高校から入ってきた俺らは詳しいことは分からない。

俺は一種の娯楽みたいな物だと思ってるんだけど……女の子がいない学園生活で夢中になるための代わり見たいな。


さっきは当たり前のように対応出来てたけど、1年の頃とかはもっとキョドってた記憶がある。

2年生となった今はもうさすがに慣れて、チヤホヤされるのは意外と楽しいと思えるようになってきた。

生活に支障があるわけでもないし、スポーツとか勉強がある程度出来るだけでその対象になれるからな。


「ゆーいとっ!」

「うおっ」
今何食わぬ顔で全力タックルしてきたのは片岡陽かたおかはる。俺のクラスメイトだ。

「反応薄っ笑 部長がもう片付けるから手伝えってさ!」

「おー分かったあんがとあんがと」

「ちょお礼雑じゃない?1年の子達にはあんな優しいのにぃ」

「お前にはこんぐらいが丁度いいだろ?」

「お前にはってなんだお前にはって~!!」

「はいはい片付け片付け。部長がお呼びですよ~」

「それ俺のセリフ!!! ったくもーこれだから」

陽は名前通り陽気な性格で、何かと俺を気にかけてくれる良い友人だ。
背は俺より少し低く、髪色は明るいオレンジ。この学園で初めてできた友達だが、今では弟みたいな存在だと思う。

ブツブツと文句を言いながら後片付けへと彼を追って俺も体育館倉庫へ向かった。
感想 1

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