薄幸な子爵は捻くれて傲慢な公爵に溺愛されて逃げられない

くまだった

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 「痛い、痛いです」
 レイモンドの長い睫毛に覆われた青い目に涙が浮かぶ。
 そう言いながら、彼のペニスは緩く立ち上がっていた。尿道口には涙みたいに雫が垂れていた。おれはそれを撫でると、彼に自分で服を全部脱ぐように指示する。彼は顔を青ざめさせたり、赤らめたりしながら、服を脱いだ。時折り涙を流して子供みたいにしゃくりあげている。
 だれがどう見てもおれが悪者だ。
 正面で向かいあって、レイモンドはおれの勃起した陰茎を見て「・・っ大きい。怖い。無理です。ごめんなさい」と震えながらもっと泣き始める。
 どれもおれを煽る効果しかない。
 おれはレイモンドの頭を撫でてやる。
 「大丈夫だ。ひどくしない。・・たぶん」そういうとレイモンドの可愛い穴にたっぷりとオイルを塗った陰茎を押し当てる。くちゅりと滑りを確認してから入りこみ貫いた。ミシミシと音が鳴りそうなくらい、締まっている。
 泣いているレイモンドをあやしながら顔を上げさせる。だれがレイモンドと結ばれているのか、楔をいれているのは誰か見ろ。レイモンドの涙もペロペロと舐める。
 レイモンドは初めての交接に痛みの声を上げていた。耐えようと我慢している声が健気だ。勃ち上がったものはしんなりしている。
 どうしても逃げようとする体を追いかけて押さえつけ、元に戻す。
 狭くてきつくてこちらも痛いほどだ。
 「痛いか、お前がおれを拒否するからだ。拒否しなければもっと優しくしてやったのに」
 オイルを足して滑るようにして蹂躙を続ける。レイモンドは痛みのあまりか抵抗しようとおれの腕を掴むが、レイモンドとおれの体は骨格や筋肉の厚みから違う。
 ひ弱なレイモンドはおれを押さえ込めず、反対におれにしがみついているようになっていた。

 なんとか半分まで入れたところで、これ以上は入らず動きを止める。おれの汗がレイモンドに滴り落ちる。熱気で体から湯気が出そうだ。レイモンドの乱れた金髪をかき上げると、生え際に汗のつぶが吹き出ている。そんなところまできれいだ。
 同じように熱くなっていると嬉しくなる。

 馴染ませるために動かず、ジッとレイモンドを抱きしめてレイモンドを堪能する。
 レイモンドは髪をかきあげられ乱れたままである。息は浅くせいており、吸いこまれそうな青い瞳を見開いたまま、ハラハラと涙を流している。茫然自失の姿さえ美しく、アーノルドの胸を掻きむしる。レイモンドだけがアーノルドの情動を引き起こす。
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