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窓際の不思議な彼-part18-高校デビュー
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■高校デビュー
「良しっ!」
「バッチリだ!」
「今日が初日だからな!」
「決めるぜ!」
「・・・」
「・・・」
「(なんで?)」
「(誰か話し掛けてこいよ!)」
「(俺の髪型、バッチリ決まってるだろ?)」
「(眉毛も整えた。制服だってアイロンかけた・・・)」
「(ほんのり香る女性にモテる香水もつけた・・・)」
「(ヤ、ヤバイ。どんどん他の奴ら同士で・・・)」
「(け、計画が・・・俺の計画が・・・)」
「(初日で人気者になる予定が・・・)」
「(本気でヤバイ・・・もう、初日が終わる)」
「(詰んだ・・・)」
「(マジで、自己紹介の時しか喋ってない・・・)」
「(ヤーバイ。もう帰りのホームルーム・・・)」
「(俺の、夢見た、高校生活、完。次回作はありません)」
「(オワタ・・・)」
「ほえ?あ、ああ・・・よろしく」
「(魂抜けてたわ。変な声出た・・・)」
「え?なんで敬語?タメじゃん?」
「え?俺、もしかして勘違いされてる?」
「違う違う。ダブってないよ」
「同じ新1年生だって」
「え?なんか雰囲気が違くて?」
「気合入ってる感じだった?」
「話し掛けずらかったの?」
「(自分のせいじゃん!)」
「(マジかよ。気合入れ過ぎてた?)」
「(逆効果だったの・・・)」
「(少し予定とは違うが、良し!)」
「そうなんだ。全然、普通の人でーす」
「よろしくね。同じ中学の子もいるの?」
「うん。是非、紹介してよ」
「よろしくね」
「うん。違うよ、ヤンキーとかじゃないよー」
「え?この髪型?ありがとう」
「一緒に帰る?うん。もちろん」
「みんなは部活なに入るの?」
「そうなんだ、うーん。俺はなに入ろうかなー」
「おう。じゃあ、また明日ー」
「うーん。俺が思うよりも・・・」
「みんな純粋だった・・・」
「さすがに気合入れ過ぎたか・・・」
「でもなー。明日から気を抜くと・・・」
「キャラがブレるからなー・・・」
「しばらくは、このままだな・・・」
「制服にアイロンかけよ」
「いただきまーす!」
「うん。学校はバッチリだったよ」
「え?えーと。ちゃんと友達ができたよ」
「うん。明後日から部活動も始まるって」
「うーん。なにに入るかは決めてない」
「運動部?髪型が崩れるから却下・・・」
「ちょっ、ちょっと姉ちゃん。痛い!」
「髪をネジネジすんなよ!」
「ったく、え?うん・・・」
「香水・・・つけてるよ」
「えー。なんで?没収?」
「高かったのに・・・」
「はいはい。あとで持ってくるよ」
「うーん。いや、帰宅部にはならないよ」
「誰か友達のいる部活に入るかなー」
「おはよ。はは。ありがと」
「そうそう。結構この髪型を維持するのがムズイ」
「気付いてた?でも、香水は没収されちゃった」
「おお。いいね。今度、買い物一緒に行く?」
「うん。教えるよ。良い店あるんだ」
「部活の見学?いやー。まだ決めてない」
「運動部は・・・パスかな・・・」
「うん。いくつか見学してみるよ」
「誰かと一緒に入れたら一番良いけど・・・」
「今日の新たな出会いに期待かな」
「(気になっている奴がいるんだよなー)」
「(アイツは・・・モテる!)」
「(初日から女子と話していたのを見逃さなかったぜ)」
「(窓際がお似合いのスカした野郎だが・・・)」
「(仲良くなって損は無い・・・と)」
「(俺の直感が告げている)」
「(それに、アイツの周りには常に誰かいる・・・)」
「(一気に交友関係を築けるチャンスだ!)」
「(昼飯の時が、勝負だ!)」
「こんちは。一緒に食べない?」
「ありがと。よろしくね」
「え?髪型?はは。ありがと」
「そう。眉毛も。よく気付いたね」
「ははは。そうそう。え?俺の中学の奴を知ってる?」
「マジ?うん。俺もそいつと友達!」
「ははは。うんうん。おもしろ!」
「(・・・変な打算は辞めよ)」
「(こいつとは、いや、他の人とも普通に付き合おう)」
「部活なに入るか決めた?」
「え?文芸部?」
「本が好きなの?」
「俺は漫画専門だから・・・」
「そうなの?漫画もアリ?」
「・・・そうなんだ。どうするかなー」
「え?一緒に?見学?」
「・・・うん。行くよ」
「じゃあ、また、放課後に!」
「もう、卒業か・・・」
「懐かしいなー。俺さ、高校に入った時に・・・」
「高校デビューを狙っててさ・・・」
「そうそう。今、思い出すと・・・」
「恥ずかしい・・・」
「はは。まあ、途中から、というか・・・」
「お前と出会って、どうでもよくなったかな」
「うん。俺がこんなに本が好きになるなんて」
「お前の影響だろうな・・・」
「お互いに本に関わる道に行くなんて・・・」
「不思議なもんだ・・・」
「俺さ、ずっと、不安だった。人間関係が上手くいくか」
「高校に入る前から・・・」
「ずっと、考えてた・・・」
「ずっと、親友もできないんじゃないかって」
「ずっと、付き合いが続く奴ができないんじゃないかって」
「まあ、そんな悩みはすぐに解決したけど・・・」
「ありがとう。俺と友達になってくれて」
「はい!もう、お堅いモード終わり!」
「つか、お前さー。○○ちゃんと付き合っての?」
「え?ないしょ?ふざけんなよ!」
「あの子、マジで可愛いよな!」
「この時期に急にイメチェンしてさー」
「俺も狙ってたんだけど・・・」
「もう卒業だから?諦めろ?」
「いや、まあ。そうだよな・・・」
「そんで?」
「現、部長さま」
「あの席の後継者は決めたのか?」
「良しっ!」
「バッチリだ!」
「今日が初日だからな!」
「決めるぜ!」
「・・・」
「・・・」
「(なんで?)」
「(誰か話し掛けてこいよ!)」
「(俺の髪型、バッチリ決まってるだろ?)」
「(眉毛も整えた。制服だってアイロンかけた・・・)」
「(ほんのり香る女性にモテる香水もつけた・・・)」
「(ヤ、ヤバイ。どんどん他の奴ら同士で・・・)」
「(け、計画が・・・俺の計画が・・・)」
「(初日で人気者になる予定が・・・)」
「(本気でヤバイ・・・もう、初日が終わる)」
「(詰んだ・・・)」
「(マジで、自己紹介の時しか喋ってない・・・)」
「(ヤーバイ。もう帰りのホームルーム・・・)」
「(俺の、夢見た、高校生活、完。次回作はありません)」
「(オワタ・・・)」
「ほえ?あ、ああ・・・よろしく」
「(魂抜けてたわ。変な声出た・・・)」
「え?なんで敬語?タメじゃん?」
「え?俺、もしかして勘違いされてる?」
「違う違う。ダブってないよ」
「同じ新1年生だって」
「え?なんか雰囲気が違くて?」
「気合入ってる感じだった?」
「話し掛けずらかったの?」
「(自分のせいじゃん!)」
「(マジかよ。気合入れ過ぎてた?)」
「(逆効果だったの・・・)」
「(少し予定とは違うが、良し!)」
「そうなんだ。全然、普通の人でーす」
「よろしくね。同じ中学の子もいるの?」
「うん。是非、紹介してよ」
「よろしくね」
「うん。違うよ、ヤンキーとかじゃないよー」
「え?この髪型?ありがとう」
「一緒に帰る?うん。もちろん」
「みんなは部活なに入るの?」
「そうなんだ、うーん。俺はなに入ろうかなー」
「おう。じゃあ、また明日ー」
「うーん。俺が思うよりも・・・」
「みんな純粋だった・・・」
「さすがに気合入れ過ぎたか・・・」
「でもなー。明日から気を抜くと・・・」
「キャラがブレるからなー・・・」
「しばらくは、このままだな・・・」
「制服にアイロンかけよ」
「いただきまーす!」
「うん。学校はバッチリだったよ」
「え?えーと。ちゃんと友達ができたよ」
「うん。明後日から部活動も始まるって」
「うーん。なにに入るかは決めてない」
「運動部?髪型が崩れるから却下・・・」
「ちょっ、ちょっと姉ちゃん。痛い!」
「髪をネジネジすんなよ!」
「ったく、え?うん・・・」
「香水・・・つけてるよ」
「えー。なんで?没収?」
「高かったのに・・・」
「はいはい。あとで持ってくるよ」
「うーん。いや、帰宅部にはならないよ」
「誰か友達のいる部活に入るかなー」
「おはよ。はは。ありがと」
「そうそう。結構この髪型を維持するのがムズイ」
「気付いてた?でも、香水は没収されちゃった」
「おお。いいね。今度、買い物一緒に行く?」
「うん。教えるよ。良い店あるんだ」
「部活の見学?いやー。まだ決めてない」
「運動部は・・・パスかな・・・」
「うん。いくつか見学してみるよ」
「誰かと一緒に入れたら一番良いけど・・・」
「今日の新たな出会いに期待かな」
「(気になっている奴がいるんだよなー)」
「(アイツは・・・モテる!)」
「(初日から女子と話していたのを見逃さなかったぜ)」
「(窓際がお似合いのスカした野郎だが・・・)」
「(仲良くなって損は無い・・・と)」
「(俺の直感が告げている)」
「(それに、アイツの周りには常に誰かいる・・・)」
「(一気に交友関係を築けるチャンスだ!)」
「(昼飯の時が、勝負だ!)」
「こんちは。一緒に食べない?」
「ありがと。よろしくね」
「え?髪型?はは。ありがと」
「そう。眉毛も。よく気付いたね」
「ははは。そうそう。え?俺の中学の奴を知ってる?」
「マジ?うん。俺もそいつと友達!」
「ははは。うんうん。おもしろ!」
「(・・・変な打算は辞めよ)」
「(こいつとは、いや、他の人とも普通に付き合おう)」
「部活なに入るか決めた?」
「え?文芸部?」
「本が好きなの?」
「俺は漫画専門だから・・・」
「そうなの?漫画もアリ?」
「・・・そうなんだ。どうするかなー」
「え?一緒に?見学?」
「・・・うん。行くよ」
「じゃあ、また、放課後に!」
「もう、卒業か・・・」
「懐かしいなー。俺さ、高校に入った時に・・・」
「高校デビューを狙っててさ・・・」
「そうそう。今、思い出すと・・・」
「恥ずかしい・・・」
「はは。まあ、途中から、というか・・・」
「お前と出会って、どうでもよくなったかな」
「うん。俺がこんなに本が好きになるなんて」
「お前の影響だろうな・・・」
「お互いに本に関わる道に行くなんて・・・」
「不思議なもんだ・・・」
「俺さ、ずっと、不安だった。人間関係が上手くいくか」
「高校に入る前から・・・」
「ずっと、考えてた・・・」
「ずっと、親友もできないんじゃないかって」
「ずっと、付き合いが続く奴ができないんじゃないかって」
「まあ、そんな悩みはすぐに解決したけど・・・」
「ありがとう。俺と友達になってくれて」
「はい!もう、お堅いモード終わり!」
「つか、お前さー。○○ちゃんと付き合っての?」
「え?ないしょ?ふざけんなよ!」
「あの子、マジで可愛いよな!」
「この時期に急にイメチェンしてさー」
「俺も狙ってたんだけど・・・」
「もう卒業だから?諦めろ?」
「いや、まあ。そうだよな・・・」
「そんで?」
「現、部長さま」
「あの席の後継者は決めたのか?」
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