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1章
2話 俺のことが大好きな妹
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「おにぃうるさい!!家の中でバタバタしないで!!」
そう言いながら、洗面台の鏡で自分の瞳を確認していた柊の目の前に現れたのは、自分の妹には勿体ないくらいの美貌の持ち主である中学三年生の妹、白石茜である。
「見ろよ茜!!下校中、急に目が痛くなったから急いで帰って確認してみたら目がおかしなことになってんだよ!」
嬉々としながら自分に起こった出来事を報告してくる兄に対して、妹である茜は、何かいけないものでも見てしまったかのような表情で、
「もしかしてだけど、、とうとうカラコンデビュー?おにぃがそういう趣味を持ってることは知ってたけどさ。流石にキモイ。。。妹であるうちの身にもなって欲しいんだけど。おかしいのは目じゃなくて頭でしょ。」
そう言いながらバタバタと音を立てながら自分の部屋に戻っていく妹を見て、人のこと言えないだろと思いつつ、とてつもない羞恥心に襲われた俺は、自分に起こった出来事を正確に茜に説明するため、彼女の部屋へと急いで向かった。
「茜!!入るからな!」
ドアを開けた瞬間、何か柔らかい物体が光速に迫るスピードで俺の顔面を打った。
「いったぁぁあ!!なに急に投げてんだよ!ゴリラ女!!」
「はぁぁぁあ!?おにぃがノックもせずに入ってきたからでしょ!!しかもそれ、うちのお気に入りのぬいぐるみなのに!洗って返してよね」
全く、最近の女子中学生は全員こんなに凶暴なのか?それに今日は何故か顔面に物をよく投げられるな。
「それは悪かった。だがぬいぐるみに関しては知らん。兄の顔面の皮脂が付いたぬいぐるみを抱き枕にして眠ってくれ。」
「ほんとに細胞レベルでキモイんですけど...」
「そんな事よりさっきの話だけど、まじでカラコンじゃないからな。よく見てみろ。」
そう言うと茜は俺の目を近くで確認するため、顔を近づけてきた。
「う~~ん。確かにカラコンじゃないね。じゃあなんなのこれ。」
「俺も分からないんだよ。さっき急に眩しくなったと思ったら目が焼けるように痛くなったんだ。痛み自体は少し時間が経ったら治ったんだけど、目の色が変わってたんだよ!」
「興奮しすぎててキモイんですけど。。。でも外が急に明るくは、なったかも。部屋にいたから、あんまり分かんなかったけど、一瞬眩しくなった気がする。」
「だよな!?もしかしたら本当に超能力的な何かが宿ったんじゃないかな!」
「そんなわけないでしょ。とりあえず今は何もないんでしょ?だったらお母さんとお父さん帰ってくるまで取り敢えず様子見じゃない?」
「そうだな!サンキュー茜!」
「・・・うん」
顔を赤らめながら返事をする茜に、やっぱりこいつは可愛いなと思いながら、柊は自分の部屋に戻った。
部屋に戻った俺は、あの時の状況をもう一度思い返していた。
(そういえば、あの時は痛みでそれどころじゃ無かったけど、頭の中に何かが流れ込んできた気がするな。。。「英呪」と「英精」っだったっけ?何なんだあれは、、、っていうか、そんな事よりも今はこの目について考えなくちゃ!)
そう言いながら、洗面台の鏡で自分の瞳を確認していた柊の目の前に現れたのは、自分の妹には勿体ないくらいの美貌の持ち主である中学三年生の妹、白石茜である。
「見ろよ茜!!下校中、急に目が痛くなったから急いで帰って確認してみたら目がおかしなことになってんだよ!」
嬉々としながら自分に起こった出来事を報告してくる兄に対して、妹である茜は、何かいけないものでも見てしまったかのような表情で、
「もしかしてだけど、、とうとうカラコンデビュー?おにぃがそういう趣味を持ってることは知ってたけどさ。流石にキモイ。。。妹であるうちの身にもなって欲しいんだけど。おかしいのは目じゃなくて頭でしょ。」
そう言いながらバタバタと音を立てながら自分の部屋に戻っていく妹を見て、人のこと言えないだろと思いつつ、とてつもない羞恥心に襲われた俺は、自分に起こった出来事を正確に茜に説明するため、彼女の部屋へと急いで向かった。
「茜!!入るからな!」
ドアを開けた瞬間、何か柔らかい物体が光速に迫るスピードで俺の顔面を打った。
「いったぁぁあ!!なに急に投げてんだよ!ゴリラ女!!」
「はぁぁぁあ!?おにぃがノックもせずに入ってきたからでしょ!!しかもそれ、うちのお気に入りのぬいぐるみなのに!洗って返してよね」
全く、最近の女子中学生は全員こんなに凶暴なのか?それに今日は何故か顔面に物をよく投げられるな。
「それは悪かった。だがぬいぐるみに関しては知らん。兄の顔面の皮脂が付いたぬいぐるみを抱き枕にして眠ってくれ。」
「ほんとに細胞レベルでキモイんですけど...」
「そんな事よりさっきの話だけど、まじでカラコンじゃないからな。よく見てみろ。」
そう言うと茜は俺の目を近くで確認するため、顔を近づけてきた。
「う~~ん。確かにカラコンじゃないね。じゃあなんなのこれ。」
「俺も分からないんだよ。さっき急に眩しくなったと思ったら目が焼けるように痛くなったんだ。痛み自体は少し時間が経ったら治ったんだけど、目の色が変わってたんだよ!」
「興奮しすぎててキモイんですけど。。。でも外が急に明るくは、なったかも。部屋にいたから、あんまり分かんなかったけど、一瞬眩しくなった気がする。」
「だよな!?もしかしたら本当に超能力的な何かが宿ったんじゃないかな!」
「そんなわけないでしょ。とりあえず今は何もないんでしょ?だったらお母さんとお父さん帰ってくるまで取り敢えず様子見じゃない?」
「そうだな!サンキュー茜!」
「・・・うん」
顔を赤らめながら返事をする茜に、やっぱりこいつは可愛いなと思いながら、柊は自分の部屋に戻った。
部屋に戻った俺は、あの時の状況をもう一度思い返していた。
(そういえば、あの時は痛みでそれどころじゃ無かったけど、頭の中に何かが流れ込んできた気がするな。。。「英呪」と「英精」っだったっけ?何なんだあれは、、、っていうか、そんな事よりも今はこの目について考えなくちゃ!)
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