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夏休み
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夏休みに入り、俺、周、梨夢の3人は毎日バスケ部の練習のため学校へ行っていた。
廉ちゃんは3年生だから部活は1学期で終了。
週に2日、学校の補修に行く以外は家で勉強をしていた。
他の子はみんな塾へ行っているようだったけど、廉ちゃんは頭いいから塾なんて行かなくてもいつも成績はトップだった。
あの盗撮事件の後、久保田は体調不良を理由に学校を休み、1学期の終業式で地方の学校への転任が発表されたが、その場にもやはり現れることはなかった。
不思議に思う生徒もいたみたいだったが、みんな夏休みのことで頭がいっぱいで終業式が終わるころには久保田のことを話題にする生徒はいなかった。
「今日から護、バイトだっけ」
学校へ向かう途中、梨夢がそう言った。
「だね。あの人ちゃんとできんのかな」
周が暑さに顔をしかめながら答える。
「でもなんでバイト先がパン屋なんだろ。コンビニとかたくさんあるのに」
と、俺は首を傾げた。
家の前にあるコンビニでもバイト募集してたし、駅前のファーストフード店でも募集してた。
でも護がバイトを決めたのは家から自転車で5分のパン屋だった。
「いい匂いがしたんだって」
梨夢がそう言って、楽しそうにくすくすと笑った。
梨夢の笑顔に、俺も周もほっとした。
あの盗撮の件以降、梨夢は家にいるときは自分の部屋に引き込もっていることが多くなった。
口数も減り、笑顔も・・・・
反抗的な態度をとるわけではなく、学校も休まず友達といるときも特に変わった様子はなかった。
ただ、うちにいるときだけなぜか様子が変わってしまったのだ。
それでも毎日俺たちのために食事も作ってくれるし、話しかければ普通に答えてはくれていた。
そんな梨夢の様子に、俺たちは全員戸惑うばかりで何もできないでいた。
あまり笑顔を見せなくなった梨夢は前よりも大人っぽくなったような気がした。
そして、無口になったその様子がアンニュイで、かわいいというよりは綺麗になったような気がして・・・・
今までのように一緒にお風呂に入るのも、梨夢が早く出るようになったのもあってできなくなっていた。
バスケ部の練習が終わり、俺たちは近くのコンビニでアイスを買って、食べながら家への道を歩いていた。
「もうすぐ部活も休みになるから、そしたらみんなで海行きたいねー」
コンビニで無料で配っていた団扇であおぎながら俺がそう言うと、周がげんなりした顔をする。
「え~、海って砂がくっつくから嫌なんだよな~、べたつくし」
「お前、昔っからそれ言うね。梨夢は?海、好きでしょ?」
「好き、だけど―――。日に焼けるし」
やっぱりテンションが低い。
周とちらりと目を見かわす。
「じゃ、梨夢くんはどこ行きたい?」
「どこかな・・・・今、思いつかないけど、考えとく」
そう言って、ちょっと微笑んで俺たちを見る梨夢。
その笑顔も、どこか元気がなくて・・・・
「ん、わかった」
周もそう言ったけれど、その目は心配そうに梨夢を見つめていた。
その夜、最後にお風呂に入った梨夢が、パジャマ姿で俺の部屋に来た。
「慎くん、洗濯物持ってきた」
「あ、サンキュ、梨夢」
そう言って、俺は梨夢の手から洗濯物を受け取った。
「ん、じゃ」
そう言って部屋を出て行こうとする梨夢の手を、俺は反射的につかんでいた。
「梨夢!」
「何?」
「あ・・・あのさ、ちょっと話してかない?最近、あんまり話してないじゃん」
「・・・・そうかな」
俺から目をそらし、俯く梨夢。
長い睫毛が白い肌に影を落とす。
「・・・ちょっと、座って」
そう言って俺は、梨夢の手を引きベッドに腰を下ろした。
梨夢も特に抵抗することなく、俺の隣に座る。
「・・・心配なんだ、梨夢、最近あんまり笑わないしさ。みんな、心配してるんだよ」
「・・・・わかってる。ごめん・・・・」
「いや、謝らなくてもいいよ。ただ、もし何か悩んでるなら、話してほしいなって。俺、廉ちゃんみたいに頭良くないからいいアドバイスなんてできないかもだけど、話聞くくらいならいくらでもできるからさ」
「・・・・ありがと、慎くん」
梨夢が俺を見て、ちょっと笑う。
まだ少し湿った髪が白く滑らかな肌に張り付き、俺なんかでもドキッとするほど艶っぽく見えた。
「大丈夫だよ、俺は」
「でも」
「ホントに、大丈夫。もう、部屋に引きこもったりしないから・・・・心配しないで」
「ほ・・・んとに?」
「うん、ほんとに。さっき、周とも話してたんだ。休みの間にどこに行きたいか」
「そうなの?どこ行きたい?」
「・・・・お母さんたちのところ」
「―――!!」
10年前亡くなった俺らの母親と4年前に亡くなった梨夢の母親のお墓は、同じお寺の墓地の隣同士にあった。
毎年秋のお彼岸の時期にはみんなでお墓参りに行っていた。
「あのお寺の近くに高台の公園があったでしょ?あそこに行きたいんだ」
「ん、わかった」
正直、海とかプールとか、それに山とか?
そういうところへみんなで行って思いっきり遊んで梨夢が楽しめればって思ってた。
お墓参りはいつでも行ける。
なんで、夏休みに?
そう思ったけど、聞けなかった。
きっと何か理由があるんだろう。
そう思ったから。
「慎、入るよ」
梨夢が部屋を出て行くと、その後周が部屋へ入ってきた。
「周。さっき、梨夢に聞いたよ」
「ん。お墓参りでしょ?」
「そう。ねえ、なんでお墓参りなのか、梨夢言ってた?」
俺がそう聞くと、周はベッドに座りながら、ちょっと息をついて口を開いた。
「何か・・・お母さんに報告したいって言ってた」
「報告?それって、いつも行く秋のお彼岸じゃダメなやつなのかな」
「わかんないよ。でも、梨夢くんが行きたいって言うんだもん、そしたら断れないじゃん」
「そうだけど」
「ま、けど墓参りなんて1日で終わっちゃうし、他の日にまたどっか遊びに行けばいいじゃん?今年はなんかいろいろあって前もって決められなかったから泊りがけとかできないけど」
「だね。父さんも帰ってこれないって言うし、護くんがバイトの面接行ってたり廉ちゃんの受験とか生徒会の引継ぎとか、俺もバスケ部のキャプテンになっちゃったし」
「そうそう。バスケ部のキャプテンってバカでもなれるんだね」
「おい!」
「まあ、それはどうでもいいんだけど。梨夢くんを盗撮する変態教師もいたしね」
そう言って周はため息をついた。
「日帰りで、梨夢くんが楽しんでくれそうなとこってどこかな」
「それね。よし、俺たちで考えよう!」
毎年、夏休みに1週間くらいの休みを取って日本に帰ってくる父さんと旅行を計画して行くんだけど。
父さんからは兄弟だけで旅行に行ってもいいとは言われていた。
でもなんだかんだと俺らもいろいろあって結局計画が立てられなかったから、今年は日帰りでどこか遊びに行こうとは言ってはいたんだ。
いつもなら梨夢を中心に5人で相談して決める。何事も。
でも今年は、梨夢が引きこもりがちになり俺らも何も計画を立てられないでいた。
だけど、せっかくの夏休み。
5人で楽しみたい。
今年の夏休みは、今年だけだから・・・・・。
廉ちゃんは3年生だから部活は1学期で終了。
週に2日、学校の補修に行く以外は家で勉強をしていた。
他の子はみんな塾へ行っているようだったけど、廉ちゃんは頭いいから塾なんて行かなくてもいつも成績はトップだった。
あの盗撮事件の後、久保田は体調不良を理由に学校を休み、1学期の終業式で地方の学校への転任が発表されたが、その場にもやはり現れることはなかった。
不思議に思う生徒もいたみたいだったが、みんな夏休みのことで頭がいっぱいで終業式が終わるころには久保田のことを話題にする生徒はいなかった。
「今日から護、バイトだっけ」
学校へ向かう途中、梨夢がそう言った。
「だね。あの人ちゃんとできんのかな」
周が暑さに顔をしかめながら答える。
「でもなんでバイト先がパン屋なんだろ。コンビニとかたくさんあるのに」
と、俺は首を傾げた。
家の前にあるコンビニでもバイト募集してたし、駅前のファーストフード店でも募集してた。
でも護がバイトを決めたのは家から自転車で5分のパン屋だった。
「いい匂いがしたんだって」
梨夢がそう言って、楽しそうにくすくすと笑った。
梨夢の笑顔に、俺も周もほっとした。
あの盗撮の件以降、梨夢は家にいるときは自分の部屋に引き込もっていることが多くなった。
口数も減り、笑顔も・・・・
反抗的な態度をとるわけではなく、学校も休まず友達といるときも特に変わった様子はなかった。
ただ、うちにいるときだけなぜか様子が変わってしまったのだ。
それでも毎日俺たちのために食事も作ってくれるし、話しかければ普通に答えてはくれていた。
そんな梨夢の様子に、俺たちは全員戸惑うばかりで何もできないでいた。
あまり笑顔を見せなくなった梨夢は前よりも大人っぽくなったような気がした。
そして、無口になったその様子がアンニュイで、かわいいというよりは綺麗になったような気がして・・・・
今までのように一緒にお風呂に入るのも、梨夢が早く出るようになったのもあってできなくなっていた。
バスケ部の練習が終わり、俺たちは近くのコンビニでアイスを買って、食べながら家への道を歩いていた。
「もうすぐ部活も休みになるから、そしたらみんなで海行きたいねー」
コンビニで無料で配っていた団扇であおぎながら俺がそう言うと、周がげんなりした顔をする。
「え~、海って砂がくっつくから嫌なんだよな~、べたつくし」
「お前、昔っからそれ言うね。梨夢は?海、好きでしょ?」
「好き、だけど―――。日に焼けるし」
やっぱりテンションが低い。
周とちらりと目を見かわす。
「じゃ、梨夢くんはどこ行きたい?」
「どこかな・・・・今、思いつかないけど、考えとく」
そう言って、ちょっと微笑んで俺たちを見る梨夢。
その笑顔も、どこか元気がなくて・・・・
「ん、わかった」
周もそう言ったけれど、その目は心配そうに梨夢を見つめていた。
その夜、最後にお風呂に入った梨夢が、パジャマ姿で俺の部屋に来た。
「慎くん、洗濯物持ってきた」
「あ、サンキュ、梨夢」
そう言って、俺は梨夢の手から洗濯物を受け取った。
「ん、じゃ」
そう言って部屋を出て行こうとする梨夢の手を、俺は反射的につかんでいた。
「梨夢!」
「何?」
「あ・・・あのさ、ちょっと話してかない?最近、あんまり話してないじゃん」
「・・・・そうかな」
俺から目をそらし、俯く梨夢。
長い睫毛が白い肌に影を落とす。
「・・・ちょっと、座って」
そう言って俺は、梨夢の手を引きベッドに腰を下ろした。
梨夢も特に抵抗することなく、俺の隣に座る。
「・・・心配なんだ、梨夢、最近あんまり笑わないしさ。みんな、心配してるんだよ」
「・・・・わかってる。ごめん・・・・」
「いや、謝らなくてもいいよ。ただ、もし何か悩んでるなら、話してほしいなって。俺、廉ちゃんみたいに頭良くないからいいアドバイスなんてできないかもだけど、話聞くくらいならいくらでもできるからさ」
「・・・・ありがと、慎くん」
梨夢が俺を見て、ちょっと笑う。
まだ少し湿った髪が白く滑らかな肌に張り付き、俺なんかでもドキッとするほど艶っぽく見えた。
「大丈夫だよ、俺は」
「でも」
「ホントに、大丈夫。もう、部屋に引きこもったりしないから・・・・心配しないで」
「ほ・・・んとに?」
「うん、ほんとに。さっき、周とも話してたんだ。休みの間にどこに行きたいか」
「そうなの?どこ行きたい?」
「・・・・お母さんたちのところ」
「―――!!」
10年前亡くなった俺らの母親と4年前に亡くなった梨夢の母親のお墓は、同じお寺の墓地の隣同士にあった。
毎年秋のお彼岸の時期にはみんなでお墓参りに行っていた。
「あのお寺の近くに高台の公園があったでしょ?あそこに行きたいんだ」
「ん、わかった」
正直、海とかプールとか、それに山とか?
そういうところへみんなで行って思いっきり遊んで梨夢が楽しめればって思ってた。
お墓参りはいつでも行ける。
なんで、夏休みに?
そう思ったけど、聞けなかった。
きっと何か理由があるんだろう。
そう思ったから。
「慎、入るよ」
梨夢が部屋を出て行くと、その後周が部屋へ入ってきた。
「周。さっき、梨夢に聞いたよ」
「ん。お墓参りでしょ?」
「そう。ねえ、なんでお墓参りなのか、梨夢言ってた?」
俺がそう聞くと、周はベッドに座りながら、ちょっと息をついて口を開いた。
「何か・・・お母さんに報告したいって言ってた」
「報告?それって、いつも行く秋のお彼岸じゃダメなやつなのかな」
「わかんないよ。でも、梨夢くんが行きたいって言うんだもん、そしたら断れないじゃん」
「そうだけど」
「ま、けど墓参りなんて1日で終わっちゃうし、他の日にまたどっか遊びに行けばいいじゃん?今年はなんかいろいろあって前もって決められなかったから泊りがけとかできないけど」
「だね。父さんも帰ってこれないって言うし、護くんがバイトの面接行ってたり廉ちゃんの受験とか生徒会の引継ぎとか、俺もバスケ部のキャプテンになっちゃったし」
「そうそう。バスケ部のキャプテンってバカでもなれるんだね」
「おい!」
「まあ、それはどうでもいいんだけど。梨夢くんを盗撮する変態教師もいたしね」
そう言って周はため息をついた。
「日帰りで、梨夢くんが楽しんでくれそうなとこってどこかな」
「それね。よし、俺たちで考えよう!」
毎年、夏休みに1週間くらいの休みを取って日本に帰ってくる父さんと旅行を計画して行くんだけど。
父さんからは兄弟だけで旅行に行ってもいいとは言われていた。
でもなんだかんだと俺らもいろいろあって結局計画が立てられなかったから、今年は日帰りでどこか遊びに行こうとは言ってはいたんだ。
いつもなら梨夢を中心に5人で相談して決める。何事も。
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