転生しても実家を追い出されたので、今度は自分の意志で生きていきます

藤なごみ

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第三十三章 二年生

千三百七十一話 教皇国と共和国に挨拶に行きます

 学園の話も一段落し、僕たちは次の目的地である教皇国に向かった。
 リルムたちとはルーシーお姉様の結婚式で直ぐに会うし、とてもにこやかに挨拶をした。
 そして、やってきたのは教皇国です。
 ちょうど新年のお祈りが終わったところで、人々が大聖堂から出てきたところでした。
 僕たちを知っている人が話しかけてきたけど、やっぱりカレン様に話しかける人がたくさんいました。
 大聖堂に入ると、何故か教皇猊下と各枢機卿がオカマさんとにこやかに話していた。

「「「「「おめでとうございます!」」」」」
「あらあ、みんなじゃない。新年おめでとう」
「うむ、元気な挨拶で何よりじゃ」

 ちびっ子たちの元気の良い挨拶に、オカマさんも教皇猊下もニコニコしていますね。

「教皇猊下、息子ルーカスの結婚式に参列頂きありがとうございます」
「いやいや、とても素晴らしい結婚式だった。こちらこそ、参加して本当に良かったと思っているぞ」

 王妃様と教皇猊下は、お互いににこやかに話をしていました。
 直ぐにルーシーお姉様の結婚式があるから、また教皇猊下も結婚式に参加する予定だね。

「そういえば、何でオカマさんはここにいるの?」
「それはね、普通に新年のお祈りに来たのよ。それに、お店の新作の話もしていたのよ」

 リズは不思議そうにオカマさんに話しかけていたけど、よく考えると大聖堂の目の前にオカマさんのお店があるんだ。
 そして、イヨの剣技大会の話となった。

「まだ一年生なのだから、しょうがないわよ。しかも、相手はルーシー様よ」
「でも、リズとアレクは出ていない」
「まあ、リズちゃんとアレク君は反則気味に強いわよね」

 この場にいる全員が、僕とリズを見ていた。
 流石に、僕とリズも参加者のレベルを見れば本気でやらないよ。
 次の新年のお祈りの準備やオカマさんもお店の準備があるので、ここでお別れして共和国に向かうことになりました。

「あれ? クレイモアさんは?」
「新しい屋敷を購入して暮らすことになりました。もちろん、両家の家族もカーラちゃんの面倒をみています」

 リズの質問に、ジェットさんが返事をしていました。
 そして、新婚ってのもあるのでジェットさんとクレイモアさんのお父さんが外交を担当することになったそうです。

「先日の娘の結婚式を見て、息子とルーシー様の結婚式が楽しみになりました」
「あんなに楽しそうで幸せな結婚式は、私も見たことはありません。きっと素晴らしい結婚式になるはずですわ」

 ジェットさんのお父さんとお母さんも、とても結婚式を楽しみにしていました。
 ジェットさんとルーシーお姉様はとても仲良しだし、きっといい結婚式になるはずですね。

「「「「「お手伝いするー!」」」」」

 結婚式の演出ならお任せと、ちびっ子たちも盛り上がっていました。
 また共和国の孤児院の子どもたちもお手伝いをする予定だし、きっと華やかな結婚式になるはずですね。
 こうして、各国の要人への挨拶も無事に終わりました。
 もう少し冬休みはあるので、新年の謁見が終わったらみんなで冒険者活動をする予定です。
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