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第十三章 講和会議と訓練
第九百四十話 無事にサンダーランド辺境伯家に到着です
改めて休憩を兼ねて話をすることになり、僕たちは前線基地の応接室に移動します。
「魔法使いなんですね。助けてくれて、ありがとうございます」
「恐縮です……」
応接室で、僕はジョセフさんの後ろに立っている魔法使いにお礼を言います。
緑髪のベリーショートなので男の人かと思ったけど、女の人なんだね。
でも、少し恥ずかしそうに下を向いちゃったけど、もしかして恥ずかしがり屋さんなのかな?
「彼女は、帝国の宮廷魔導師でもあるフェリスだ。『救国の天使様』と言われるレオ君に会ってみたかったそうだ」
「で、殿下、この場で言わなくても……」
フェリスさんは、更に顔を赤くしていました。
僕に会いたいと言ってくれて、とっても嬉しいです。
「拘束魔法もとても良かったですし、たくさん訓練していると直ぐに分かりました」
「あっ、ありがとうございます……」
僕がニコリとしながらフェリスさんを褒めると、フェリスさんはもっと顔を真っ赤にしちゃいました。
でも、とても良い魔法使いだと思います。
周りの人も、にこやかな感じで僕とフェリスさんのやり取りを見ていました。
「予定通り、僕はジョセフさんたちと一緒に王都まで行きます。シロちゃんたちも、一緒についていきます」
「それはとても助かる。レオ君が護衛につくなら、例えゴブリンが千匹いても余裕だろう」
ジョセフさんも、安心して話をしていました。
本当ならソラちゃんに乗ってもらうのが速いし安全なんだけど、人数が多いから難しいんだよね。
そろそろサンダーランド辺境伯家の屋敷に向けて出発するので、準備を整えます。
僕も、通信用魔導具で各所に連絡します。
ではでは、馬車に乗り込まないとね。
ピーちゃんとソラちゃんは、空から監視をするそうです。
「そういえば、もう一匹小さな猫がいたはずではないか?」
「ムギちゃんですね。実は、フォレストタイガーの赤ちゃんを保護したので、ムギちゃんがローナちゃんたちの護衛を兼ねてお母さん役をしています」
「ははは、小さな森猫が虎の母親とは凄いな。レオ君の友達だからこそできるのだろう」
ジョセフさんは、ムギちゃんのことを覚えていてくれたんですね。
ムギちゃんも役目が多くて大変だけど、頑張って仕事をしてくれています。
そんなことを話していたら、無事にサンダーランド辺境伯家の屋敷に到着しました。
もちろん、到着の挨拶を通信用魔導具で各所にします。
屋敷の応接室に行き、今度はボーガン様がジョセフさんと話をします。
「殿下、遠いところからよく来られた。本日は、ゆっくりと休んで英気を養ってくれ」
「ボーガン殿、かたじけない。お言葉に甘えるとする」
ボーガン様は、ジョセフさんたちを温かく出迎えました。
明日から王国王都への旅が始まるので、ゆっくりしてもらわないとね。
「王国内では、レオ君が物凄い勢いで領地開発を進めていると話題になっております。レオ君も、攻撃に魔法を使うのではなくこうした人々のために魔法を使うのが良いと言っています」
「レオ君だからこそ、反響も大きいのだろう。私どもも、人々のためにどうしたら魔法を有効活用できるか検証しております」
そして、ボーガン様とジョセフさんの話は、共通の話題でもある僕のことで盛り上がっていました。
ジョセフさんなら、きっと町の人のために魔法を使ってくれるはずだと思いました。
歓迎の夜会も行われたけど、ジョセフさんたちの疲労も考慮して簡素的なものでした。
でも、アンソニーちゃんが元気よく話しかけていたので、とても和やかに行われました。
「魔法使いなんですね。助けてくれて、ありがとうございます」
「恐縮です……」
応接室で、僕はジョセフさんの後ろに立っている魔法使いにお礼を言います。
緑髪のベリーショートなので男の人かと思ったけど、女の人なんだね。
でも、少し恥ずかしそうに下を向いちゃったけど、もしかして恥ずかしがり屋さんなのかな?
「彼女は、帝国の宮廷魔導師でもあるフェリスだ。『救国の天使様』と言われるレオ君に会ってみたかったそうだ」
「で、殿下、この場で言わなくても……」
フェリスさんは、更に顔を赤くしていました。
僕に会いたいと言ってくれて、とっても嬉しいです。
「拘束魔法もとても良かったですし、たくさん訓練していると直ぐに分かりました」
「あっ、ありがとうございます……」
僕がニコリとしながらフェリスさんを褒めると、フェリスさんはもっと顔を真っ赤にしちゃいました。
でも、とても良い魔法使いだと思います。
周りの人も、にこやかな感じで僕とフェリスさんのやり取りを見ていました。
「予定通り、僕はジョセフさんたちと一緒に王都まで行きます。シロちゃんたちも、一緒についていきます」
「それはとても助かる。レオ君が護衛につくなら、例えゴブリンが千匹いても余裕だろう」
ジョセフさんも、安心して話をしていました。
本当ならソラちゃんに乗ってもらうのが速いし安全なんだけど、人数が多いから難しいんだよね。
そろそろサンダーランド辺境伯家の屋敷に向けて出発するので、準備を整えます。
僕も、通信用魔導具で各所に連絡します。
ではでは、馬車に乗り込まないとね。
ピーちゃんとソラちゃんは、空から監視をするそうです。
「そういえば、もう一匹小さな猫がいたはずではないか?」
「ムギちゃんですね。実は、フォレストタイガーの赤ちゃんを保護したので、ムギちゃんがローナちゃんたちの護衛を兼ねてお母さん役をしています」
「ははは、小さな森猫が虎の母親とは凄いな。レオ君の友達だからこそできるのだろう」
ジョセフさんは、ムギちゃんのことを覚えていてくれたんですね。
ムギちゃんも役目が多くて大変だけど、頑張って仕事をしてくれています。
そんなことを話していたら、無事にサンダーランド辺境伯家の屋敷に到着しました。
もちろん、到着の挨拶を通信用魔導具で各所にします。
屋敷の応接室に行き、今度はボーガン様がジョセフさんと話をします。
「殿下、遠いところからよく来られた。本日は、ゆっくりと休んで英気を養ってくれ」
「ボーガン殿、かたじけない。お言葉に甘えるとする」
ボーガン様は、ジョセフさんたちを温かく出迎えました。
明日から王国王都への旅が始まるので、ゆっくりしてもらわないとね。
「王国内では、レオ君が物凄い勢いで領地開発を進めていると話題になっております。レオ君も、攻撃に魔法を使うのではなくこうした人々のために魔法を使うのが良いと言っています」
「レオ君だからこそ、反響も大きいのだろう。私どもも、人々のためにどうしたら魔法を有効活用できるか検証しております」
そして、ボーガン様とジョセフさんの話は、共通の話題でもある僕のことで盛り上がっていました。
ジョセフさんなら、きっと町の人のために魔法を使ってくれるはずだと思いました。
歓迎の夜会も行われたけど、ジョセフさんたちの疲労も考慮して簡素的なものでした。
でも、アンソニーちゃんが元気よく話しかけていたので、とても和やかに行われました。
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