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第十二章 再びの帝国との紛争
第七百八十七話 ブランドルさんの訓示
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軍の幹部と共に王城の会議室から軍の施設に向かい、これからのことを説明する事になりました。
因みに、軍には既に戦闘が始まったと一報を入れているので、全ての軍人が帝国との戦闘のことを知っています。
軍の施設に着いたら、兵を集合させてブランドルさんが訓示を行います。
「諸君も知っていると思うが、本日帝国軍と我が国の軍の間で戦闘が発生した。前の紛争とは違い、今回帝国は魔法使いを最初から投入するなど、明らかに状況が変わっている。帝国から我が国を守るために厳しい戦いが予想されるが、勝ち抜かないと王国の明日はない。諸君も、これから自分が何をすればいいのかよく考えて行動するように」
「「「はっ」」」
現在王都にいる部隊は、いつ現地に派遣されるのか全く決まっていません。
少なくとも、治療班は現地に行くことが決まっています。
シークレア子爵領や第一師団などの部隊が、先に戦地に行くのかなと思っています。
そんな中、何故か訓示が僕の話に変わりました。
「明日朝、レオ宮廷魔導師は使い魔のドラゴンに乗って一足早く戦地に向かうことになった。前回の紛争時もレオ宮廷魔導師は先陣を切って現地に向かったが、見て分かる通りまだ小さな子どもだ。国のために、そして未来のある子どもたちの為に大人が頑張らなければならない。そういうことを念頭に置いて、常に出撃できるように準備を進めるように」
「「「はっ」」」
ブランドルさんは、僕のことを引き合いに出して兵に発破をかけたみたいです。
僕としては、目の前にいる困った人を助けるという信念は変わらないんだよね。
こうしてブランドルさんの訓示は終わり、今度は各部隊ごとに話をします。
僕は、場所を移動してアイリーンさんと共に治療班の話をします。
「軍務大臣の話の通り、レオ君は一足先に現地に向かいます。我々もサンダーランド辺境伯領とディフェンダーズ伯爵領行きの部隊を結成し、明日朝現地に向けて出発します」
アイリーンさんが治療兵を集めて今後の話をするけど、誰がどっちの領地に行くかはこれから決めるそうです。
現地の状況は治療兵にも伝わっているので、大変な治療現場になるのは想像に難くありません。
でも、一人でも多くの人を救う為に僕たちも頑張らないといけませんね。
「治療に必要な荷物は、今夜中に夜勤担当者が用意する手筈になっています。現在はまだ戦況が完全に読めていないので、最悪の事態を想定して動くようにしましょう」
「「「はい」」」
最悪の事態を想定して動けば、心にも余裕ができると僕も教わりました。
僕も、現地に着いたら何ができるのかを考えて移動するようにしよう。
こうして明日の出発に関する話し合いは終わり、僕は王城に戻ることになりました。
そのまま、ギルバートさんの執務室に向かいます。
「前回の紛争時もそうだが、我が国はレオ君に頼りっきりになってしまっている。なんとも情けないことだが、今はその力に頼らざるを得ない」
ギルバートさんが、僕に申し訳なさそうに頭を下げながら話してきた。
難しい状況だから僕もしょうがないと思うけど、王国には凄い人がいっぱいいると思うよ。
何にせよ、その凄い人たちが到着するまで僕が頑張らないといけないね。
物資などはギルバートさんたち商務部門でも用意することになっているので、ギルバートさんは今日は調整業務の為に遅くまで王城にいるそうです。
僕は、ウェンディさんとアレックスさんと共に一足先にフランソワーズ公爵家に帰ることになりました。
「えー、お兄様がまた戦いに行っちゃうの!?」
夕食時にクリスちゃんに今後のことを話したら、クリスちゃんは大声をあげる程ビックリしちゃいました。
前回はかなり長い間離れ離れになっちゃったので、今回も僕と長い間離れ離れになると思っているみたいです。
正直なところ、僕もどのくらいで王都に戻ってくるのか全く分からないんだよね。
「クリスちゃん、僕は絶対に王都に戻ってくるよ。だから、安心して待っていいてね」
「うん……」
僕が優しく話しかけても、クリスちゃんはまだ不安そうでした。
僕がディフェンダーズ伯爵領に行くのも、急に決まった事だもんね。
何とか早いうちに戦闘が終わって、王都に戻ってくれば良いなと思いました。
因みに、軍には既に戦闘が始まったと一報を入れているので、全ての軍人が帝国との戦闘のことを知っています。
軍の施設に着いたら、兵を集合させてブランドルさんが訓示を行います。
「諸君も知っていると思うが、本日帝国軍と我が国の軍の間で戦闘が発生した。前の紛争とは違い、今回帝国は魔法使いを最初から投入するなど、明らかに状況が変わっている。帝国から我が国を守るために厳しい戦いが予想されるが、勝ち抜かないと王国の明日はない。諸君も、これから自分が何をすればいいのかよく考えて行動するように」
「「「はっ」」」
現在王都にいる部隊は、いつ現地に派遣されるのか全く決まっていません。
少なくとも、治療班は現地に行くことが決まっています。
シークレア子爵領や第一師団などの部隊が、先に戦地に行くのかなと思っています。
そんな中、何故か訓示が僕の話に変わりました。
「明日朝、レオ宮廷魔導師は使い魔のドラゴンに乗って一足早く戦地に向かうことになった。前回の紛争時もレオ宮廷魔導師は先陣を切って現地に向かったが、見て分かる通りまだ小さな子どもだ。国のために、そして未来のある子どもたちの為に大人が頑張らなければならない。そういうことを念頭に置いて、常に出撃できるように準備を進めるように」
「「「はっ」」」
ブランドルさんは、僕のことを引き合いに出して兵に発破をかけたみたいです。
僕としては、目の前にいる困った人を助けるという信念は変わらないんだよね。
こうしてブランドルさんの訓示は終わり、今度は各部隊ごとに話をします。
僕は、場所を移動してアイリーンさんと共に治療班の話をします。
「軍務大臣の話の通り、レオ君は一足先に現地に向かいます。我々もサンダーランド辺境伯領とディフェンダーズ伯爵領行きの部隊を結成し、明日朝現地に向けて出発します」
アイリーンさんが治療兵を集めて今後の話をするけど、誰がどっちの領地に行くかはこれから決めるそうです。
現地の状況は治療兵にも伝わっているので、大変な治療現場になるのは想像に難くありません。
でも、一人でも多くの人を救う為に僕たちも頑張らないといけませんね。
「治療に必要な荷物は、今夜中に夜勤担当者が用意する手筈になっています。現在はまだ戦況が完全に読めていないので、最悪の事態を想定して動くようにしましょう」
「「「はい」」」
最悪の事態を想定して動けば、心にも余裕ができると僕も教わりました。
僕も、現地に着いたら何ができるのかを考えて移動するようにしよう。
こうして明日の出発に関する話し合いは終わり、僕は王城に戻ることになりました。
そのまま、ギルバートさんの執務室に向かいます。
「前回の紛争時もそうだが、我が国はレオ君に頼りっきりになってしまっている。なんとも情けないことだが、今はその力に頼らざるを得ない」
ギルバートさんが、僕に申し訳なさそうに頭を下げながら話してきた。
難しい状況だから僕もしょうがないと思うけど、王国には凄い人がいっぱいいると思うよ。
何にせよ、その凄い人たちが到着するまで僕が頑張らないといけないね。
物資などはギルバートさんたち商務部門でも用意することになっているので、ギルバートさんは今日は調整業務の為に遅くまで王城にいるそうです。
僕は、ウェンディさんとアレックスさんと共に一足先にフランソワーズ公爵家に帰ることになりました。
「えー、お兄様がまた戦いに行っちゃうの!?」
夕食時にクリスちゃんに今後のことを話したら、クリスちゃんは大声をあげる程ビックリしちゃいました。
前回はかなり長い間離れ離れになっちゃったので、今回も僕と長い間離れ離れになると思っているみたいです。
正直なところ、僕もどのくらいで王都に戻ってくるのか全く分からないんだよね。
「クリスちゃん、僕は絶対に王都に戻ってくるよ。だから、安心して待っていいてね」
「うん……」
僕が優しく話しかけても、クリスちゃんはまだ不安そうでした。
僕がディフェンダーズ伯爵領に行くのも、急に決まった事だもんね。
何とか早いうちに戦闘が終わって、王都に戻ってくれば良いなと思いました。
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