493 / 697
第十二章 再びの帝国との紛争
第七百九十六話 作戦会議
「僕がその火魔法使いを倒せばいいんですね?」
「いや、レオ君は直接その火魔法使いを攻撃しなくていい」
あれ?
てっきり僕が火魔法使いを倒すのかと思っていたら、そうじゃないとハーデスさんに否定されちゃいました。
じゃあ、いったいどうすればいいのかな?
「レオ君なら、火魔法使いの放った魔法を長距離狙撃で打ち消せるだろう。それだけやってもらえばいい。身体拘束ができればなおいいけど、流石にそこまで無理はさせられない」
なるほど、僕はあくまでも魔法を打ち消すことだけしていればいいんですね。
ふふふ、長距離マジックキャンセルができるか試す良い機会だよ。
長距離マジックドレインも使ってみようかな。
ある意味、とっても楽しみです。
僕は、防壁の陰に隠れながら魔法を使えばいいそうです。
「シロちゃんは、万が一に備えて治療に備えてくれ。ピーちゃんとムギちゃんは、引き続き帝国側の偵察だ」
「ピッ」
「ミー!」
おお、シロちゃんたちがハーデスさんに可愛らしい敬礼をしているよ。
シロちゃんなら重傷者も治療できるし、ピーちゃんとムギちゃんならたくさんの情報を集めることができます。
僕はあくまでも兵が魔法使いの被害に遭わないようにすることが目的で、その他の帝国兵を直接攻撃することはありません。
どのような作戦をするかは兵の幹部が話し合い、無事に決定しました。
兵を集めて訓示をすることになり、僕たちも一緒に移動します。
「このあと、帝国兵が攻めて来る可能性が高くなった。帝国側は奇襲を仕掛けると思っているが、我々は粛々と撃退すればよい。今回はレオ君もいるから、多少の怪我など気にしなくても平気だ!」
「「「おー!」」」
ハーデスさんの訓示に、兵も威勢のよい声で答えました。
いつでも戦える準備を整えていて、更に僕たちが治療した兵や追加の兵も到着しています。
ということで、急いで昼食を食べて陣形を整える事になりました。
「うーん、間違いなく夜襲で起こされたユキちゃんたちの攻撃が大きいですね」
「戦闘状態なのだから、そのくらい起きて当たり前だ。寧ろ、人的被害を出さないように攻撃したのだからな。あの攻撃で、帝国側が全滅していた可能性もある」
「それに、武器などの装備がないのだから決着は直ぐにつくだろう。夕飯前には終わらせて、のんびり風呂でも入りたいものだな」
みんなと一緒に昼食を食べながら話をし、兵はこの後の戦いをかなり楽観視していました。
とはいえ、気を緩めない辺りは流石です。
こうして、王国側は着実に準備を整えました。
「いや、レオ君は直接その火魔法使いを攻撃しなくていい」
あれ?
てっきり僕が火魔法使いを倒すのかと思っていたら、そうじゃないとハーデスさんに否定されちゃいました。
じゃあ、いったいどうすればいいのかな?
「レオ君なら、火魔法使いの放った魔法を長距離狙撃で打ち消せるだろう。それだけやってもらえばいい。身体拘束ができればなおいいけど、流石にそこまで無理はさせられない」
なるほど、僕はあくまでも魔法を打ち消すことだけしていればいいんですね。
ふふふ、長距離マジックキャンセルができるか試す良い機会だよ。
長距離マジックドレインも使ってみようかな。
ある意味、とっても楽しみです。
僕は、防壁の陰に隠れながら魔法を使えばいいそうです。
「シロちゃんは、万が一に備えて治療に備えてくれ。ピーちゃんとムギちゃんは、引き続き帝国側の偵察だ」
「ピッ」
「ミー!」
おお、シロちゃんたちがハーデスさんに可愛らしい敬礼をしているよ。
シロちゃんなら重傷者も治療できるし、ピーちゃんとムギちゃんならたくさんの情報を集めることができます。
僕はあくまでも兵が魔法使いの被害に遭わないようにすることが目的で、その他の帝国兵を直接攻撃することはありません。
どのような作戦をするかは兵の幹部が話し合い、無事に決定しました。
兵を集めて訓示をすることになり、僕たちも一緒に移動します。
「このあと、帝国兵が攻めて来る可能性が高くなった。帝国側は奇襲を仕掛けると思っているが、我々は粛々と撃退すればよい。今回はレオ君もいるから、多少の怪我など気にしなくても平気だ!」
「「「おー!」」」
ハーデスさんの訓示に、兵も威勢のよい声で答えました。
いつでも戦える準備を整えていて、更に僕たちが治療した兵や追加の兵も到着しています。
ということで、急いで昼食を食べて陣形を整える事になりました。
「うーん、間違いなく夜襲で起こされたユキちゃんたちの攻撃が大きいですね」
「戦闘状態なのだから、そのくらい起きて当たり前だ。寧ろ、人的被害を出さないように攻撃したのだからな。あの攻撃で、帝国側が全滅していた可能性もある」
「それに、武器などの装備がないのだから決着は直ぐにつくだろう。夕飯前には終わらせて、のんびり風呂でも入りたいものだな」
みんなと一緒に昼食を食べながら話をし、兵はこの後の戦いをかなり楽観視していました。
とはいえ、気を緩めない辺りは流石です。
こうして、王国側は着実に準備を整えました。
あなたにおすすめの小説
悪役令嬢にされたので婚約破棄を受け入れたら、なぜか全員困っています
かきんとう
恋愛
王城の大広間は、いつも以上に華やいでいた。
磨き上げられた床は燭台の光を反射し、色とりどりのドレスが揺れるたびに、まるで花畑が動いているかのように見える。貴族たちの笑い声、楽団の優雅な旋律、そして、ひそやかな噂話が、空気を満たしていた。
その中心に、私は立っていた。
――今日、この瞬間のために。
「エレノア・フォン・リーベルト嬢」
高らかに呼ばれた私の名に、ざわめきがぴたりと止む。
「通訳など辞書で足りる」と追放された令嬢——三国会談で、婚約者は一言も話せなくなった
歩人
ファンタジー
宮廷通訳官エレノーラは五つの言語を操り、婚約者クラウスの外交を陰で支えてきた。
だがクラウスは言った。「通訳など辞書で足りる。お前は要らない」
追放されたエレノーラは隣国で新たな道を歩み始める。
一方、クラウスは三国会談の場で辞書片手に立ち往生。
誤訳が外交問題に発展し、窮地に陥ったその場に、隣国の通訳官として現れたのは——。
「その言葉は、もう翻訳できません」
何もしなかっただけです
希臘楽園
ファンタジー
公爵令嬢であり王太子の婚約者であった私は、「地味だ」という理由で婚約を破棄され、王宮を去った。
それまで私が担っていた役目を、誰も知らないまま。
――ただ何もしなくなっただけで、すべては静かに崩れていく。
AIに書かせてみた第14弾は、「追放ざまぁ」系の短編。
『お前の針仕事など誰でもできる』——なら社交界のドレスの裏地を、めくってごらんなさい
歩人
ファンタジー
「地味な針仕事しかできない令嬢は要らない」——公爵家の嫡男にそう言い渡された伯爵令嬢ティナは、
裁縫道具だけを持って屋敷を出た。その翌週、社交界が凍りつく。王妃の夜会服も、公爵令嬢の舞踏会
ドレスも、第一王女の外交用ローブも——仕立てた職人が消えたのだ。しかもティナが十年かけて縫った
全てのドレスの裏地には、二重縫いで隠された署名が残されていて——。
辺境の小さな仕立て屋で穏やかに暮らすティナの元に、王都から使者がやってくる。
【完結】小さな元大賢者の幸せ騎士団大作戦〜ひとりは寂しいからみんなで幸せ目指します〜
るあか
ファンタジー
僕はフィル・ガーネット5歳。田舎のガーネット領の領主の息子だ。
でも、ただの5歳児ではない。前世は別の世界で“大賢者”という称号を持つ大魔道士。そのまた前世は日本という島国で“独身貴族”の称号を持つ者だった。
どちらも決して不自由な生活ではなかったのだが、特に大賢者はその力が強すぎたために側に寄る者は誰もおらず、寂しく孤独死をした。
そんな僕はメイドのレベッカと近所の森を散歩中に“根無し草の鬼族のおじさん”を拾う。彼との出会いをきっかけに、ガーネット領にはなかった“騎士団”の結成を目指す事に。
家族や領民のみんなで幸せになる事を夢見て、元大賢者の5歳の僕の幸せ騎士団大作戦が幕を開ける。
本の虫な転生赤ちゃんは血塗りの宰相の義愛娘~本の世界に入れる『ひみちゅのちから』でピンチの帝国を救ったら、冷酷パパに溺愛されてます
青空あかな
ファンタジー
ブラック企業に勤める本の虫でアラサーOLの星花は、突然水に突き落とされた衝撃を感じる。
藻掻くうちに、自分はなぜか赤ちゃんになっていることを理解する。
溺死寸前の彼女を助けたのは、冷徹な手腕により周囲から「血塗りの宰相」と恐れられるアイザック・リヴィエール公爵だった。
その後、熱に浮かされながら見た夢で前世を思い出し、星花は異世界の赤ちゃんに転生したことを自覚する。
目覚めた彼女は周囲の会話から、赤ちゃんの自分を川に落としたのは実の両親だと知って、強いショックを受けた。
前世の両親もいわゆる毒親であり、今世では「親」に愛されたかったと……。
リヴィエール公爵家の屋敷に連れて行かれると、星花にはとても貴重な聖属性の魔力があるとわかった。
アイザックに星花は「ステラ」と名付けられ彼の屋敷で暮らすようになる。
当のアイザックとはほとんど会わない塩対応だが、屋敷の善良な人たちに温かく育てられる。
そんなある日、精霊と冒険する絵本を読んだステラはその世界に入り込み、実際に精霊と冒険した。
ステラには「本の世界に入り込み、その本の知識や内容を実際に体験したように習得できる特別な力」があったのだ。
彼女はその力を使って、隣国との条約締結に関する通訳不在問題や皇帝陛下の病気を治す薬草探索など、様々な問題を解決する。
やがて、アイザックは最初は煩わしかったはずのステラの活躍と愛らしさを目の当たりにし、彼女を「娘として」大切に思うようになる。
これは赤ちゃんに転生した本好きアラサーの社畜OLが、前世の知識と本好きの力を活かして活躍した結果、冷徹な義父から溺愛される話である。
「お前がいると息が詰まる」と追放された令嬢——翌週から公爵家の予定が全て狂った
歩人
ファンタジー
クラリッサは公爵家の日程管理を一手に担う令嬢。前世の社畜経験を活かし、行事計画、来客対応、予算管理まで完璧にこなしていた。
だが婚約者ヴィクトルは言った。「お前がいると息が詰まる。もっと華やかな女がいい」
追放されたクラリッサが去った翌週、公爵家の予定が全て狂い始める。
舞踏会の招待状は届かず、外交晩餐会の料理は手配されず、決算書類は行方不明。
一方クラリッサは、若き領主の元で「定時退社」という夢を叶えていた。
「もう、残業はしません」