転生したら弟がヒロインになっていた件

シモモン

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いざ、マキナス共和国へ

これからの方針

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 ラナが情報を処理して落ち着くことが出来てから約二時間、俺はラナと向き合っていた。

 まぁ何故向き合ったまま二時間も過ごしているのかと言うと、俺がラナに修行をつけているだけなのだ。

 修行といっても今行っているのは集中力を上げる為のもので、所謂座禅というもの行っている。

 では何故集中力を上げる必要があるのかというと、戦闘において体力と集中力を切らす事は死を意味する。

 そんな考えのもと、始めに体力を上げるか集中力を上げるか悩んだのだが、まだ体調が万全でないことを考慮した結果、まず集中力を上げることになった。

 この修行に関しては、かの軍曹#__ナビィ__#にも賛同してもらっている。

 ちなみにだが、この修行をしてもステータス自体に影響はなかったりする。

 ただ、ステータスに反映されないだけで、戦闘を行う際には必要不可欠な要素となる。

 ラナが座禅を組んでいる間、俺はといと周囲を警戒しつつ、座禅を組んでいるラナが見える範囲で、俺とラナの食糧を探していた。

(所でナビィ軍曹、ラナが持ってるユニークスキルってどういう効果なん? 字面からしてあまり良いような。)

 《使い方を誤らなければといったところですね。ラナのユニークスキルは、常時発動型で文字通り仲間のダメージを肩代わりし、仲間を守ることに特化したものになります。》

 なるほど、後方に回復役が入れば一人で前衛を担えたりするのか。現状ではあまり意味がないが。

 《また、これは余り知られていないのですが、ユニークスキル【自己犠牲】には派生スキルがいくつか存在します。その一つが【カウンター】です。》

(カウンターか、それはどうやって取得するんだ?)

 《派生スキルを習得するには、これと言った明確な方法はありません。ただ一つ言えることは、感情が大きく高まった時に派生スキルが生まれるということくらいです。また、高まった感情により取得する派生スキルも変わります。》

(こればかりはどうしようも狙えるものでもないのか)

 ラナのユニークスキルについてナビィと議論したが、せっかくあるユニークスキルを使わないのはもったいないという事でまとまり、【カウンター】のスキルが取れる事を願いつつ、耐久型の戦いが出来るように修行することで纏まった。

 ラナが座禅を始めて数時間が経った頃、洞窟の入り口をロックタートルの甲羅で隠し、俺は魔物狩りに出かけた。

 ラナにも一声かけてあるが集中しているようで、返事はなかったため、地面に魔物を狩ってくるとナビィ大先生の指示のもと、書き置きを残してある。

 一応万が一ということもあるので、狩りに出かけている間、ナビィ大先生にラナのことを監視してもらい、魔物が近寄ってきた場合や、ラナが移動しそうになった際には連絡してくれる様になっている。

 ラナの修行中に出掛けてきたのにも理由がある。
 それは俺自身のレベルアップと食糧調達のためである。レベルアップは次の進化までもうすぐである事と、ラナの安全性を増やす為だ。もう一つの食糧調達は文字通り飯探しだ。

 さっき探している時はほぼ何も取れなかったから、レベルアップのついでに探そうと思ったのだ。

 ちなみに今のステータスはこちら!

 はい、どん!
 ______________________________________________
【名前】ユヅル   第一進化後
【種族】ソニックイーグル(亜種)
【年齢】0歳
【性別】雄

 Lv 25 / 30
 HP : 162
 MP : 350
 
【能力値】
 STR : 263
 VIT :  71
 DEX : 315
 INT : 295
 MND : 365
 AGI : 370
 LUK : 50

【スキル】
 飛行Lv5   ファイアLv3   身体強化Lv 5   鞭術Lv 3
 帯電Lv6  放電Lv4   風魔法Lv4   尾刀化Lv2  思考加速Lv3   鑑定Lv4  経験値増加Lv-   隠密Lv4  必要経験値半減Lv-  スキル取得率上昇Lv-  怪力Lv3   俊足Lv5   追い打ちLv7 念話Lv2

【ユニークスキル】
 多様進化Lv-    人化Lv-   ナビゲーターLv-

【称号】
 弟に愛されし者  始まりの鳥 
 女神の加護(心配)  無慈悲なる者
 ランナー  殲滅者  亜人キラー

【ランク】E
 _______________________________________________

 あと5レベアップで進化が可能になる。進化すればもっとラナを守ってやれる。ちなみに進化したらランクはD~Cになるそうで楽しみでしかない。

 おら、わくわくすっぞ!

 《早く行って下さい。時間が勿体無い。》

(すいません。)

 気を取り直して、レベルアップのために魔物を探すとしますか。


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