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さらけだせ、インボディ検査
しおりを挟む透析患者さんだけではないが、透析患者さんも定期的にやる検査で「インボディ検査」というものがある。
これは、体の中の正確な数値を測るものだ。
筋肉はどのくらいあるか、水分はどうか、脂肪は、栄養状態は……など。細かい数値が出るのである。
つい先日、いっとくさんのインボディ検査の結果がきた。
なんとなんと、項目のほとんどが〇であったのだ!!
少し書いてあったことを書くと、
BMI 標準 24.3
※透析患者さんは肥満①のBMI 25.0が最もよいと言われています
総合的な筋肉量 〇
筋肉量が良好に保たれています
さらなる筋肉量の増加を目指しましょう
足の筋肉量 〇
足の筋肉も良好に保たれており良い結果となっています
栄養 〇
タンパク質・ミネラル量が良好です
引き続き、正しく栄養をとりましょう
と、嬉しい結果だったのだ!!
実は前々回、2回前の検査では、全て△であった。
それもそのはず。
去年の7月に倒れたいっとくさん。体重が一気に減り、元々夏バテが激しいので、退院後も体重が減り続けた。
夏バテの影響だけでなく、一度生命の危機があったことが、体重増加を妨げているという話も聞いた。
そして2回前の結果は全て△。
いっとくさんが倒れてから、早いものであと3ヶ月もすれば一年が経つ。
この間、食事に関しては倒れる以前より頑張ったと思う。
透析患者さんの食事に関しては色々個人差があるが、いっとくさんにはタンパク質制限がない。(病院の管理栄養士さんの指導の元)
少し前にネットで見たところ、以前は腎臓病の人にタンパク質はNGだったが、今はタンパク質をとって筋肉量をに変わってきたとか(個人差あり、タンパク質制限が厳しい患者さんもいます)
鶏胸肉や卵でタンパク質を意識したおかずのお弁当作り。
でもそれが中心だとリンが高くなるので、病院との薬の調整。
お米がきついと言ういっとくさんに、朝ごはん(仕事帰り)には麺類を主に炭水化物も取れるようにした。
そして今回の結果である!!
時間はかかったが、ここまで結果が出たのだ。
ちなみに一番軽くなってしまった時より、今7キロ体重が増加した。
しかし、これから心臓の手術が控えている。
また体重が減るだろう。
その上夏がやってくる。
いっとくさんもだが、透析患者さんは水分が取れない分、夏バテが激しい方が多い。熱中症にもなりやすい。
さらに体重が減るだろう。
心臓の手術はとてつもなく不安だ。
一般の人が一日のICUに、透析患者さんは最低一週間入る。
合併症やリスクのパーセンテージも一般の人より高い。
しかも今回は開胸だ。
だけれど今回の結果は大きい。
時間はかかっても、頑張ってコントロールしていたら、良い結果に戻っていくと経験できたのだから。
手術前の不安の中で、今回のインボディ検査の結果は私にとって大きな励みとなった。
手術が無事終わり、いっとくさんが無事帰ってきたら、またしっかり食事に気をつけながら、良い結果を目指したいと思う。
このまま手術が良い方向に向かいますように。
心臓が補強されて、移植までいけますように。
一緒に生きていけますように。
そう願っている。
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