一進一退夫婦道

Emi 松原

文字の大きさ
31 / 57

さらけだせ、インボディ検査

しおりを挟む


透析患者さんだけではないが、透析患者さんも定期的にやる検査で「インボディ検査」というものがある。


これは、体の中の正確な数値を測るものだ。


筋肉はどのくらいあるか、水分はどうか、脂肪は、栄養状態は……など。細かい数値が出るのである。



つい先日、いっとくさんのインボディ検査の結果がきた。

なんとなんと、項目のほとんどが〇であったのだ!!


少し書いてあったことを書くと、


BMI 標準 24.3
※透析患者さんは肥満①のBMI 25.0が最もよいと言われています


総合的な筋肉量 〇
筋肉量が良好に保たれています
さらなる筋肉量の増加を目指しましょう

足の筋肉量 〇
足の筋肉も良好に保たれており良い結果となっています

栄養 〇
タンパク質・ミネラル量が良好です
引き続き、正しく栄養をとりましょう



と、嬉しい結果だったのだ!!




実は前々回、2回前の検査では、全て△であった。


それもそのはず。


去年の7月に倒れたいっとくさん。体重が一気に減り、元々夏バテが激しいので、退院後も体重が減り続けた。


夏バテの影響だけでなく、一度生命の危機があったことが、体重増加を妨げているという話も聞いた。


そして2回前の結果は全て△。



いっとくさんが倒れてから、早いものであと3ヶ月もすれば一年が経つ。


この間、食事に関しては倒れる以前より頑張ったと思う。


透析患者さんの食事に関しては色々個人差があるが、いっとくさんにはタンパク質制限がない。(病院の管理栄養士さんの指導の元)


少し前にネットで見たところ、以前は腎臓病の人にタンパク質はNGだったが、今はタンパク質をとって筋肉量をに変わってきたとか(個人差あり、タンパク質制限が厳しい患者さんもいます)


鶏胸肉や卵でタンパク質を意識したおかずのお弁当作り。

でもそれが中心だとリンが高くなるので、病院との薬の調整。

お米がきついと言ういっとくさんに、朝ごはん(仕事帰り)には麺類を主に炭水化物も取れるようにした。



そして今回の結果である!!


時間はかかったが、ここまで結果が出たのだ。


ちなみに一番軽くなってしまった時より、今7キロ体重が増加した。




しかし、これから心臓の手術が控えている。


また体重が減るだろう。

その上夏がやってくる。

いっとくさんもだが、透析患者さんは水分が取れない分、夏バテが激しい方が多い。熱中症にもなりやすい。

さらに体重が減るだろう。



心臓の手術はとてつもなく不安だ。

一般の人が一日のICUに、透析患者さんは最低一週間入る。

合併症やリスクのパーセンテージも一般の人より高い。

しかも今回は開胸だ。




だけれど今回の結果は大きい。


時間はかかっても、頑張ってコントロールしていたら、良い結果に戻っていくと経験できたのだから。



手術前の不安の中で、今回のインボディ検査の結果は私にとって大きな励みとなった。



手術が無事終わり、いっとくさんが無事帰ってきたら、またしっかり食事に気をつけながら、良い結果を目指したいと思う。



このまま手術が良い方向に向かいますように。


心臓が補強されて、移植までいけますように。


一緒に生きていけますように。



そう願っている。


しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

熟女教師に何度も迫られて…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
二度と味わえない体験をした実話中心のショート・ショート集です

還暦の性 若い彼との恋愛模様

MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。 そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。 その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。 全7話

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

おじさん、女子高生になる

一宮 沙耶
大衆娯楽
だれからも振り向いてもらえないおじさん。 それが女子高生に向けて若返っていく。 そして政治闘争に巻き込まれていく。 その結末は?

処理中です...