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ごほうびななつめ♡ おバカなりに頑張っていこーと思いまっす♡♡♡(終)
しおりを挟むなんていうかさ、学校のヤツらは「フツメンすぎる」とか「マジ地味」とか「授業内容まで普通にもほどがある」とか、そりゃあもう毎日毎日好き勝手なことばっか言いやがってる、けど――
「どう考えたって、こんなに可愛くてえろくて超さいこーな真紀せんせーを知らないなんて人生の半分ってか、人生まるごと損してるよなぁ…♡♡♡」
「んんぅ……へ? 空也、何か言った…?」
「ん~ん、今日の真紀せんせーのごほうびもめっちゃヤバすぎて幸せだったって言ったんだぁ♡♡」
「っ!! …も、大袈裟すぎだってばぁ……で、でも、」
「せんせ?」
「僕もその…今日の空也とのご褒美セックスもとっても気持ちよくて、幸せだったから……一緒、だね♡♡」
「っっ!!??? ~~~~~っだあぁぁぁもぉぉぉこれだから真紀せんせーはぁぁぁっ♡♡♡」
「へっ、えっわっくうやっんむぅぅっ!!?」
ほらぁぁっ!!! 絶対ぜ~~~ったい人生損しまくってるに決まってるって♡♡♡♡
なぁんて言ってはいても、
「ぷはぁっ!! …ふ、ははっまったくもう、いっぱいえっちした後だっていうのにまだまだフルパワー全開のキスしてくるとか、ほんと空也はしょうがない子なんだからぁ♡」
「へへっごめんごめん♡ けどさ、そーいうおれがせんせーは好き、なんでしょ♡♡」
「! ……っうん、好き♡ 空也大好き…♡♡♡」
「っ、おれも…おれも好き♡♡ 真紀せんせーのことが大大大っだ~いすきっだよ♡♡♡」
「ふふ、ソレはずっとずっと前から知ってるよ♡」
こんなにもおれにとっては世界一の可愛すぎるえろ系先生で、恋人で、お嫁さんな目の前の愛しい人を他の誰かに見せるのなんて死んでも無理だろうし、別に全然いっか♡♡
――まぁなんにせよ、だ。
「でもやっぱ、ほんとはゴム越しじゃなくてあったかほかほかなせんせぇおまんこに直接射精したいよぉ♡♡ 真紀せんせーのことマジで妊娠させちゃうぐらい、おまんこのナカをおれの精液でいっぱいにしたいなぁ…♡♡♡」
「っ!! ……じゃ、じゃあそうだなぁ♡ それなら今週末にある英語の小テストで今回のよりもさらに良い点数を取ることができれば、日曜日に僕のアパートで空也にご褒美た~っぷりあげちゃう…かも♡♡」
「!!?? そっ、それってなななっ中出しもオーケーってコトっ真紀せんせぇ!!!」
「ふふ、今回よりも高い点数が取れたらだよ♡」
「よっしゃあぁっおれマジ死ぬ気で頑張りますっ♡♡♡♡」
「あははっ、もう現金だなぁ空也は♡♡ ――…うん、だから死ぬ気でいっぱい頑張ってさ、」
「今度こそ…孕ませセックスで僕にたっぷり旦那さま精子で種付けしてね、空也♡♡♡」
「っっ~~~~~~もうほんと無理ぃぃっ真紀せんせー大好きっおれのお嫁さん世界で一番愛してるぅぅぅぅっ♡♡♡♡」
「うわぁっ、まっ待ってくうやもう昼休み終わっちゃうからこれ以上はむ――…んあぁっ♡♡♡♡」
ってコトだから、これから先もおれはずっとずっと真紀せんせーからの最高の『ごほうび』をバッチリしっかりもらえるように、真紀せんせーとの楽しい幸せラブイチャ学園生活を送り続けられるように、おバカなりに頑張っていこーと思いまっす♡♡♡
あ、ちなみに。
ついつい嬉しさからノリノリでやんちゃしすぎて、結局そのあと担当授業がたまたまなかった真紀せんせーはともかくとして、ふっつーに午後一番の現国の授業によゆーで遅刻してしまったおれが、担当教員のあの『なぎむぎコンビ』の一人でもある凪乃先生に、
「こ~ら保高くんダメですよぉ、連絡もなしにボクの授業に遅れちゃうだなんて。悪い生徒くんにはボクからのお仕置きです、えいっ♡」
と、いつものゆる~くおだやかな敬語口調で注意されるのと一緒に先生お得意の『愛のデコピン攻撃♡』をおみまいされて、
「ぐぅぅぅ保高めぇぇっ!! なぎ先生からの愛のデコピンをいただけたからって調子に乗るんじゃないぞぉっ、なぎ先生のことをこの世で一番深く深くお慕いしているのはこの僕なんだからなぁっ!!!」
「―――…はぁ、そうっすかぁ…そりゃあすんませんでしたぁ」
『なぎむぎコンビの狂信者コンビ』の片割れである『見上かなと(みかみかなと)』こと見上にめっちゃしつこく色々言われることになるんだけど――うん、コレはマジでどーでもいいな。
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