12 / 16
12 君は僕だけの、
しおりを挟む「……はぅぅ♡ あっああっ♡♡ ソコぉ、すぐるのちんぽ奥にずこずこっずこずこダメなのぉ…♡♡♡」
「はっ、はぁ♡ ダメ、じゃないでしょ…♡ 真哉くんは後ろからおちんぽずこずこされるのも好きだって知ってるよ♡♡ ほらっ、こんな風にっ♡♡♡」
「ひあああっ、ぁうっ、あんっ♡♡ あ、あ…も、だめ、」
「わっと、大丈夫っ真哉くん…? ここ、シンクに手乗せれる? それとも、体勢変えて僕が抱っこする?」
「んぁ……はふ、だいじょぶ……このまま、んっ♡ 後ろからめいっぱいちんぽガンガンしていいぞすぐる、なっ…♡」
「っ、真哉くん…♡ うんありがとう、でも辛くなったらいつでも言ってね…?」
「ふは…りょーかい♡♡ ん…ほら、すぐる早くぱんぱんずこずこで、オレのまんこでちんぽせーえきみるくどっぴゅんしようぜ♡♡♡」
「ううっもう、それだけでイっちゃいそうなんだけどっ…♡♡♡」
白いマットをぐちゃぐちゃにしつつ、一度激しい交わりを終えたのも束の間。
すぐに今度は二人立ち上がり、台所のシンクにつかまる形で後ろからの性交を開始したオレとすぐる。
朝飯を作るために身に着けていた、すぐるの体形に合わせた少し大きめのエプロンはもうほぼほぼ足元までずりさがっており、既に本来のその役目をまったく果たしてはいなかった。
「ああんっ♡♡ あっ、乳首くりくりイイっ…すぐるの指気持ちいいからぁ…♡♡」
「真哉くんの敏感乳首ぷっくりコリコリで、んっ可愛いっ…すっごくえっちでずっと触ってたいよ♡♡」
「んぁ♡ 触ってぇ、ずっとずっと触ってすぐるぅ♡♡」
「はぁい♡♡ ふ、はっおまんこも一緒に、ねっ♡♡」
「ひあああっ♡♡♡」
ぱぁんっ♡♡ と、一際大きな音が部屋中に木霊するみたいに耳に届く。
そのままばちゅばちゅと結合した部分から漏れだす大量の卑猥な汁を足につたわせながら、
シンクを握る指先を赤くさせるオレは、
崩れそうになるオレを後ろからしっかり…だけどそっと優しく支えるすぐるのその気遣いと、
けれども止まらない腰の打ち付けのその雄の本能剥き出しの姿に、
シンクに擦りつけるように震えている自分のちんぽから、嬉しさの蜜をとろとろと溢れ出させた。
『――それにしてもさ。僕けっこうわかりやすい態度してたと自分でも思ってたんだけど……でも、まさか真哉くんが本当に一ミリも僕の気持ちに気づいてなかったとは……ふふ、何だかビックリを通りこして、その真哉くんの鈍感なとこさえ愛しくなってきちゃったよ、僕…♡♡』
あの日、すぐるの好きな相手は『まやりん☆』なんだろっ……と騒ぎ立て、
あれよあれよと気づけばそんなすぐると『恋人』として結ばれたのち。
すぐるのいつも使っているベッドの上。
逞しい二の腕でオレに腕枕をしながらも、すぐるは何だか妙に嬉しそうに微笑みつつもそう口にし、
もう一度、オレに今度は優しいキスをしてきた時のことをふと思い出す。
……ほんと、よくよく考えてみれば、
オレと一緒にいる時のアイツの行動や言葉には――オレを想う気持ちが、それはもう充分すぎるほどに溢れていて。
そんな好きな相手からのラブコールに、まやりん☆に気を取られ過ぎて逆にまったく気づけなかった自分のバカさアホさ加減に、飽きれを通り越して今でも涙が出てくるほどである。
まぁ、すぐるに愛しいって言ってもらえたから……結果オーライってことにしておこ、
「――ふあああっ♡♡」
「こぉら♡ よそ見してちゃダメだよ真哉くん、今は僕のことだけめいっぱい感じててほしいなっ…♡♡」
「うぁ♡ ご、ごめんしゅぐりゅ…♡ んあっ、あっ激しっ…オレっ、オレはいつもすぐるのことしか考えてないからぁっ♡♡♡」
「っ、…うん♡ 僕も真哉くんでいっぱいで、どうにかなりそうだよ♡♡ …ん、はっ…ごめ、今のかなりキちゃった…♡ ラストスパートかけてもいいかな?」
「いいっ、きてっ……オレの中、すぐるでいっぱいにして♡♡ オレの全部っすぐるのモノだからっ♡♡♡」
「!! っ、するよ…君はっ、真哉くんは僕のっ……僕だけの真哉くんだっ♡♡♡」
「っ――…♡♡♡」
一気に意識を戻されるほどの激しい挿入を後ろにされ我に返ったオレに、
そう独占欲の塊のような嫉妬の言葉を耳元で投げかけるすぐる。
……ああ、ほんとにもう、どうにかなってしまいそうだ。
そうして、愛しい愛しい恋人からの『僕のモノだ』という最大級の愛の言葉をかぶせられながらも、
オレは自らの身体でもって、そのすぐるからの愛の全てを、たっぷり余すことなく受け取るのだった。
0
あなたにおすすめの小説
ブラコンすぎて面倒な男を演じていた平凡兄、やめたら押し倒されました
あと
BL
「お兄ちゃん!人肌脱ぎます!」
完璧公爵跡取り息子許嫁攻め×ブラコン兄鈍感受け
可愛い弟と攻めの幸せのために、平凡なのに面倒な男を演じることにした受け。毎日の告白、束縛発言などを繰り広げ、上手くいきそうになったため、やめたら、なんと…?
攻め:ヴィクター・ローレンツ
受け:リアム・グレイソン
弟:リチャード・グレイソン
pixivにも投稿しています。
ひよったら消します。
誤字脱字はサイレント修正します。
また、内容もサイレント修正する時もあります。
定期的にタグも整理します。
批判・中傷コメントはお控えください。
見つけ次第削除いたします。
【完結】愛されたかった僕の人生
Kanade
BL
✯オメガバース
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
お見合いから一年半の交際を経て、結婚(番婚)をして3年。
今日も《夫》は帰らない。
《夫》には僕以外の『番』がいる。
ねぇ、どうしてなの?
一目惚れだって言ったじゃない。
愛してるって言ってくれたじゃないか。
ねぇ、僕はもう要らないの…?
独りで過ごす『発情期』は辛いよ…。
アプリで都合のいい男になろうとした結果、彼氏がバグりました
あと
BL
「目指せ!都合のいい男!」
穏やか完璧モテ男(理性で執着を押さえつけてる)×親しみやすい人たらし可愛い系イケメン
攻めの両親からの別れろと圧力をかけられた受け。関係は秘密なので、友達に相談もできない。悩んでいる中、どうしても別れたくないため、愛人として、「都合のいい男」になることを決意。人生相談アプリを手に入れ、努力することにする。しかし、攻めに約束を破ったと言われ……?
攻め:深海霧矢
受け:清水奏
前にアンケート取ったら、すれ違い・勘違いものが1位だったのでそれ系です。
ハピエンです。
ひよったら消します。
誤字脱字はサイレント修正します。
また、内容もサイレント修正する時もあります。
定期的にタグも整理します。
批判・中傷コメントはお控えください。
見つけ次第削除いたします。
自己判断で消しますので、悪しからず。
臣下が王の乳首を吸って服従の意を示す儀式の話
八億児
BL
架空の国と儀式の、真面目騎士×どスケベビッチ王。
古代アイルランドには臣下が王の乳首を吸って服従の意を示す儀式があったそうで、それはよいものだと思いましたので古代アイルランドとは特に関係なく王の乳首を吸ってもらいました。
希少なΩだと隠して生きてきた薬師は、視察に来た冷徹なα騎士団長に一瞬で見抜かれ「お前は俺の番だ」と帝都に連れ去られてしまう
水凪しおん
BL
「君は、今日から俺のものだ」
辺境の村で薬師として静かに暮らす青年カイリ。彼には誰にも言えない秘密があった。それは希少なΩ(オメガ)でありながら、その性を偽りβ(ベータ)として生きていること。
ある日、村を訪れたのは『帝国の氷盾』と畏れられる冷徹な騎士団総長、リアム。彼は最上級のα(アルファ)であり、カイリが必死に隠してきたΩの資質をいとも簡単に見抜いてしまう。
「お前のその特異な力を、帝国のために使え」
強引に帝都へ連れ去られ、リアムの屋敷で“偽りの主従関係”を結ぶことになったカイリ。冷たい命令とは裏腹に、リアムが時折見せる不器用な優しさと孤独を秘めた瞳に、カイリの心は次第に揺らいでいく。
しかし、カイリの持つ特別なフェロモンは帝国の覇権を揺るがす甘美な毒。やがて二人は、宮廷を渦巻く巨大な陰謀に巻き込まれていく――。
運命の番(つがい)に抗う不遇のΩと、愛を知らない最強α騎士。
偽りの関係から始まる、甘く切ない身分差ファンタジー・ラブ!
鎖に繋がれた騎士は、敵国で皇帝の愛に囚われる
結衣可
BL
戦場で捕らえられた若き騎士エリアスは、牢に繋がれながらも誇りを折らず、帝国の皇帝オルフェンの瞳を惹きつける。
冷酷と畏怖で人を遠ざけてきた皇帝は、彼を望み、夜ごと逢瀬を重ねていく。
憎しみと抗いのはずが、いつしか芽生える心の揺らぎ。
誇り高き騎士が囚われたのは、冷徹な皇帝の愛。
鎖に繋がれた誇りと、独占欲に満ちた溺愛の行方は――。
(無自覚)妖精に転生した僕は、騎士の溺愛に気づかない。
キノア9g
BL
※主人公が傷つけられるシーンがありますので、苦手な方はご注意ください。
気がつくと、僕は見知らぬ不思議な森にいた。
木や草花どれもやけに大きく見えるし、自分の体も妙に華奢だった。
色々疑問に思いながらも、1人は寂しくて人間に会うために森をさまよい歩く。
ようやく出会えた初めての人間に思わず話しかけたものの、言葉は通じず、なぜか捕らえられてしまい、無残な目に遭うことに。
捨てられ、意識が薄れる中、僕を助けてくれたのは、優しい騎士だった。
彼の献身的な看病に心が癒される僕だけれど、彼がどんな思いで僕を守っているのかは、まだ気づかないまま。
少しずつ深まっていくこの絆が、僕にどんな運命をもたらすのか──?
騎士×妖精
お兄ちゃんができた!!
くものらくえん
BL
ある日お兄ちゃんができた悠は、そのかっこよさに胸を撃ち抜かれた。
お兄ちゃんは律といい、悠を過剰にかわいがる。
「悠くんはえらい子だね。」
「よしよ〜し。悠くん、いい子いい子♡」
「ふふ、かわいいね。」
律のお兄ちゃんな甘さに逃げたり、逃げられなかったりするあまあま義兄弟ラブコメ♡
「お兄ちゃん以外、見ないでね…♡」
ヤンデレ一途兄 律×人見知り純粋弟 悠の純愛ヤンデレラブ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる